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FDMCスノーケリング部屋

FDマリンクラブは、のんびり真面目に活動するスクーバ&スノーケリングのクラブです。囲碁将棋、マラソンもやってます。

故・真樹日佐夫を偲ぶ会

2012-02-05 20:32:27 | 最近の話題
 昨日「故・真樹日佐夫を偲ぶ会」に行ってきた。空手家で作家。「タイガーマスク」「あしたのジョー」の原作者・梶原一騎氏(故人)の実弟。
 ○真樹日佐夫氏を偲ぶ会に空手・格闘技関係者が多数参列

 かなり遅れての参列だったが、献花の列はまだ続いていた。司会・徳光和夫さんの声が静かに響いている。真樹先生と親交の深い初代タイガー(佐山サトル氏)は神妙な顔つきで座っていた。

 厳かな雰囲気だが、ゴツイ体でケータイ片手に恐る恐る祭壇の写真を撮る参列者は多かった。正道会館の師範もそうだった。元弟子としてはそんな真似はできないが、そういうことを気にしない雰囲気が、会場にも真樹先生の写真にもあった。
「おい、いい男に撮ってくれよ。もう最後なんだからよぉ」
と、あのダミ声で笑っているようで微笑ましかった。

 供花者一覧は五十音順なので、芦原会館・芦原英典氏、東京都・猪瀬直樹副知事の近くに「エスパー伊東」とあった。平服で参加してくださいとのことだったが、裸で献花にも来たのだろうか。

 30数年前に書いてもらった色紙を改めて眺めた。「空拳有情・真樹日佐夫」。そういえば、北斗の拳で憧れたトキは「北斗有情拳」だった。子どものようなことを思い出した。

 今年は特に寒い日が続いていたが、偲ぶ会は風もなく良いお天気だった。三途の川から粋な計らいだと思った。

福島県「18歳以下、医療費問題」に思うこと

2012-01-28 17:05:06 | 最近の話題
 福島県は以前から「18歳以下の医療費無料化」を政府に要望していたが、結局却下され、県が独自で無料化を進めることになった。

○18歳以下の福島県民医療費無料化見送り 復興相が正式表明(産経ニュース)
○東電賠償金を活用 県、24年度開始へ調整 18歳以下の医療費無料化(福島民報)

★ ★ ★ ★ ★

 野田総理は1月8日の福島県訪問の際にも「政府内でしっかり検討したい」と表明していたが、安住財務相は11日には早々に「慎重に対応したい」と発言。政治用語では「やらない」とほぼ同義。

 医療費を無料化する場合90億円の財源が必要だが、既に市町村で独自に無料化している部分もあるため、実際に必要な金額は「年間40億円程度」。毎年4,000億円の原発関連予算の1%と思えば微々たるものだが、政府にその気はない。「原発事故と因果関係のない医療費の無料化は、公平性の観点から問題」とのこと。

 今の福島を、どの地域の誰と比べて何の「公平性」を求めるのかわからないが、「原発は冷温停止状態になったし、これから除染の進む福島県は大丈夫!」「だから、子どもらの医療費を無料化する必要はない」という論理だとしたら、馬鹿げている。 

★ ★ ★ ★ ★

 一方で、「福島への帰還促進」「福島からの流出阻止」という政策に、子どもや孫の「健康」が利用されているようで疑問も残る。原発のせいで田舎を捨てたい人などいないが、医療費がタダになれば健康に暮らせるわけでもない。

 金持ち市長が孫を県外に避難させるのは当然だろう、可愛い孫が危ないのだから。ただ、誰彼おいそれと避難できるわけではない。「定住」でも「移住」でも、きちんとした政策としての選択権とそれなりの補償が必要だろう。

 一時期「引っ越し」「疎開」を口に出すと周囲から裏切り者のように見られる空気があったという。人が減るとコミュニティが成り立たないという「上からの論理」に悩む若い先生や若い親御さんがいた。もう学校でも地域でも、そんな馬鹿な真似をしていないことを願う。

 今後、地域や市町村、ひょっとしたら広域の「原発限界集落」が次々と出てくるかも知れない。それでも、若い人に強制的に「残って暮らせ」とは言えないだろう。

帰還は誰のため?何のため?

2012-01-25 03:03:35 | 最近の話題
23:54 RT from ついっぷる/twipple 川内村:31日帰還宣言へ…避難区域で初 「早すぎる」も bit.ly/x5WWDG毎日jpニュース速報さんのツイート23:54 RT from ついっぷる/twipple 震災議事録:緊急本部も未作成か 原子力本部に続き bit.ly/xnTnI0毎日jpニュース速報さんのツイート23:55 RT from ついっぷる/twipple 【放射性物質放出量やや増える】東電福島第一原発から放出されている放射性物質の状況について質問を頂いておりましたが、1時間当たりの放出量が先月の6000万ベクレルから今月は7000万ベクレルとやや増えたことがわかりました。 詳しくはこちら⇒ www3.nhk.or.jp/news/html/2012…堀 潤 Jun Horiさんのツイートby fdmc1994 on Twitter

この国の政策にまた不安

2012-01-22 02:59:27 | 最近の話題
23:45 RT from ついっぷる/twipple 公益通報制度:5年間で「改善指示」ゼロ 実効性に問題 bit.ly/A0Mntn毎日jpニュース速報さんのツイート23:52 from ついっぷる/twipple 会場は経済団体の推薦者のみ。まともな質問もでなかったとか。 RT @mainichijpnews: 一体改革:全国行脚スタート 安住財務相ら消費増税訴え bit.ly/ySmxJ423:55 from ついっぷる/twipple 国際的には「サイバー戦争」として様々な対策が講じられる。 RT @mainichijpnews: サイバー攻撃:政府訓練で感染1割 情報管理に疑問符 bit.ly/xxdepS23:58 from ついっぷる/twipple いやはや何とも..。 RT @mainichijpnews: 岡田副総理:「身切る覚悟」トーンダウン 与野党の批判で bit.ly/ylFSVC23:58 RT from ついっぷる/twipple 東電:家庭用電気料金の値上げ「3年間」限定に bit.ly/waLP52毎日jpニュース速報さんのツイートby fdmc1994 on Twitter

今年の漢字2011は「絆」:矢内Tシャツの効果?

2011-12-13 00:10:59 | 最近の話題
 一時期、世間を騒がせた「漢字検定協会」が毎年決める「今年の漢字」。2011年は大方の予想通り「絆」に決まった。
 絆Tシャツもよく見かけた。カラフルなもの、背中に大きくプリントされたものなど実に様々。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 将棋関係では、谷川浩司九段講演会のスタッフのTシャツが、シンプルながら「白地に黒の筆文字で絆」だった。



 実はこれ、特別に矢内理絵子女流四段が書いてくれたもので、落款も名前も印刷されている貴重品。厚手で実用的な素材なので着心地もいい。
 矢内さんは、基本に忠実な文字に、芯の強い部分を重ねたような綺麗な字を書く。某棋士から「復興を祈念して売ったらどうか?」という話もでていた。同感。矢内Tシャツを欲しがる人は多いと思う。

災害ボランティア

2011-04-24 21:15:50 | 最近の話題
 ボランティアの最中に、FDMCテポ氏から電話をもらった。「どーも、ご苦労様です。5月の連休は自分も行こうと思ってるんですよ」と。FDMCで「他人様のため」が一番似合わないと思われる男からの申し出だった。

 昨夜は車の中で寝た。早朝まで猛烈な雨も降っていたが、出発前にはうっすらと虹がかかっていた。希望の虹になるといいと思った。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 2週続けて個人の週末ボランティアとして宮城県を訪れた。先週は県南で片付け仕事。今週は南三陸町で写真洗い。撮った人、大切にしまった人、何度も見直して喜ぶ人の顔が目に浮かぶ。力仕事を期待していったが、アマチュア写真家としては因果なものだと思った。

 前回は、荒涼とした津波のあとを見て希望まで流されたように感じたが、南三陸町では更に「自然界の暴力」を見せつけられた。これでもかというほどの衝撃が海沿いはもちろん内陸深くまで走り、人を襲い家を襲い根こそぎ海へ引きずり込んだ。生々しい光景が、右に左に手の届くところに残っている。

 個人的な印象だが、南三陸町のボランティアセンター(VC)では仕分けが中心である。あまり機能していないのは、被災地がその段階に達していないことが大きい。自衛隊、警察、消防の作業が終わっていないし、避難所もそれぞれ遠すぎる。被害が大きすぎてまだ家庭の泥掃除という状況にはない。今後あるのかもわからない。一輪車や道具は新品のまま出番を待っているが、水が豊富に使えなければ日々の作業に支障をきたすだろう。VCメンバーの雰囲気はピンキリ。私の周りは「いい人」が多かったが、もっと地元の大人と一緒に回す必要があると感じた。ともかく人手は足りない。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 運転中、道端の自衛官に頭を下げると雨の中でも必ず敬礼してくれた。緊急物資を運ぶ車両のために少しだけ寄って待つと急いでいるだろうにやはり運転席から敬礼してくれた。災害時の自衛隊はホントに頼もしい。某政治家の言う「暴力装置」ではないと思う。

 ケータイ写真は撮ってきたが、テレビ、新聞、雑誌、Webでも流れている。素人写真を載せても意味がない。道端は瓦礫でも少し顔を上げると綺麗な桜があっちこっちに咲いていた。


自主避難を促す…か

2011-03-26 18:14:50 | 最近の話題
 東電や保安院の想定を超えた事態は収束が見えない。大気、水道水、海水と放射性物質が検出される中、たとえ基準値や暫定値以下としても、先も見えずに毎回毎回「直ちに健康への影響はない」と言われると、そろそろ腹のひとつも立ってくる。

 そんな中、福島第一原発20~30km圏の「屋内退避」に対して、枝野さんが「物流の停滞で社会生活の維持が困難になっている」「自主避難を促す」と公式に発言し、現地の波紋を呼んでいる。

 避難勧告や避難指示でもなく「促す」という真意は不明。地元の市長も疑問を呈するわけだから、唐突感は否めない。そもそも「自主避難」を他人から促されるのも変な話だ。むしろ支援物資のようにもっと注力するのが先に思える。順序が逆だろう。

 枝野さんもこう言うべきではないか。「物資不足の解消に全力をあげる。ただし、原発事故の処理が長引くと『直ちに』の限度を超える可能性がないとは言えない。時間は十分あるので、できれば順次避難も考えてほしい。そのためには国も支援する」と。

すずお君の仙台報告(3/22)

2011-03-22 02:14:43 | 最近の話題
 FDMCのみなさま、ご無沙汰しております。すずお@仙台です。震災後、久しぶりにメールをみています。みなさま、ご無事のようで何よりでした。東京もなかなか不自由な生活のようですね。

 仙台では、震災の数日後に電気が戻り、一昨日から水道が戻っています。しかしガスはプラントごと被災したため、当分無理のようです。いち早くライフラインが復活したのは、プロパンの家とエコキュートの家でした。都市ガスは地震に弱いようですね。

 便利な生活に慣れた身にはなかなかしんどい毎日ですが、命あってこそ感じる不自由さですので、がまんがまんですね。

** すずお@仙台

祈りよ届け、想いはひとつ

2011-03-20 18:55:24 | 最近の話題
 沖縄糸満の「なんぶトリムマラソン2011」に参加。子どもがいっぱいの大会。去年までの沖縄視覚障害者マラソンを含む形で開催され、車椅子の人も多い。

 20kmレースとファミリー3.6kmにダブルエントリー。午前2時過ぎまで地震のニュースを見ていたので8時スタートの20kmは少し辛かったが、フルマラソンでも前夜の寝不足は大して影響しないと言われる。

 東日本大震災の募金ももちろんあった。ほとんどのランナーが募金したと思う。ステッカーを胸に背中に腕にベビーカーにと付けて走った。



 どちらもタイガーマスクで出場した。そのために来たのだから。ファミリーコースは様々な大会の中で一番多くの子どもたちに囲まれた。走るレースではない。全部歩いて、できる限りハイタッチしたり、バイバイしたり。こんなに楽しい時間はめったにない。

 一方で、たくさんの笑顔を見ていたら、汗だか何だかわからないが目にしみた。平穏の有り難さを噛みしめながら、被災地の無事を祈る気持ちは、遠く離れた地でもみな変わらない。



沖縄からも支援物資

2011-03-19 22:57:31 | 最近の話題
 沖縄からも被災地に向けて支援物資が次々と飛んでいる。何かしたい、何が一番いいのかという空気はどこも一緒。長年、米軍基地や若者の失業などの問題を抱えている沖縄は、遠くの地にあっても、常に日本の一部である。

 那覇市内をあっちこっち見て回ると、米はある、パンもある、納豆、牛乳、カップめんもトイレットペーパーもある。東京のスーパーに比べるとうらやましい。東京をはじめ内地の知人に送る人が増えているらしいが十分ある。ただし、乾電池と懐中電灯は品薄のようだ。

 連休、春休み、映画祭の関係か、観光客が多い。気候もちょうどいい。この地でも一部のイベントは地震の影響で中止になっている。吉本興業が中心になって開催する「第3回沖縄国際映画祭」は、チャリティなども行いむしろ義援金に回す方向で開催することになった。見に来たわけではないが賛成。西日本や九州、沖縄のイベントは、できる限り普通に実施してほしい。

雑感:地震から一週間

2011-03-18 11:52:44 | 最近の話題
 余震が続いている。長野北部、静岡東部、千葉沖など少し離れたところも揺れた。人智ではどうにもならない。収まることを願う。

 被災地は冬の寒さ。支援物資が早くいろいろなところに届いてほしい。実家は直接の被災地ではないが、やはり牛乳、パン、納豆、米は手に入らない。ガソリンも同じ。スーパーまでは20~30km。70歳や80歳の年寄りが運転する。まだ大丈夫そうだが、これがあと1週間続くと心細くなる。

 都心のコンビニはもうコンビニではない。普段のお弁当や飲み物を会社近くのコンビニに頼る若い人はかわいそう。

 スーパーでの無用な買い物が問題視されている。確かにそうだと思うが、子どもや家族の食事を考えれば、こんな状況で「買いだめお母さん」を強く非難することはできないだろう。(どさくさに紛れて自分のお菓子を買ってぶくぶく太るオバチャンは非難に値する。どうせ、テレビ番組にだまされてまた無駄なダイエット食品に走る)

 都心の飲み屋は節電して結構開けているが、普段の客が計画停電や鉄道運休の関係で早く家に帰るため、今週はかなり深刻な状況。サラリーマンも飲み代がないわけではないが、早めの帰宅命令でそのへんをウロチョロするわけにはいかない。(私はまたウロチョロしようと思う)

 福島原発。予断を許さないのは事実だろうが、大新聞がスポーツ紙のような見出しを止め、菅さんが東電に行くのを止めると少しは対策も進む。官邸でつまらん質問しかできない記者は一番後ろに回せ。閉め出せとは言わないが。

 昔から「そんなに安全なら国会か皇居の横に原発を作ればいいだろ」という反対論は常にある。誰しも天皇陛下の近くにそんな危ないものは置けないとわかっているが、当局は技術的安全論に終始し、真摯に取り上げることはなかったと思う。事態が落ち着いたら、「原発を引き受ける」あるいは「引き受けざるを得ない」県や地域のことを全体で考える機会してほしいと思う。(その次は、米軍基地を引き受けざるをえない、むしろ押しつけられている地域のことも)

 被災地での無事や健康回復を願う。できる範囲で義援金を送る。停電だとか迂回だとか文句を言わない。気にとめながらも普通の生活を送る。東京でできるのはそういったことだろうか。

保安院職員、50km退避

2011-03-16 03:48:25 | 最近の話題
 TBS News iによると、政府は原子力安全・保安院(NISA)の職員を、福島第一原発から50km離れた郡山市に退避させた。

「保安院職員らも福島原発から退避」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4674605.html

 第一感は「え?どういうこと?」。住民は20kmが避難指示、30kmまでは室内退避なのに、現場で指揮を執る役人が「50km離れます」では、住民も東京電力の社員も誰を信用すればいいのか。

 NISAの行動規範の第一に「強い使命感」がある。20~30km離れた住民が現状極めて危険とは思わないが、少なくとも30km、40kmを超えて遠くまで退避する理由は何なのか説明するべきだし、仮に危険がせまっているのなら、避難場所を確保し、早めに移動手段を提供するべきではないのか。どうも理解に苦しむ。

巨人那覇キャンプ2011

2011-02-21 23:59:52 | 最近の話題
 沖縄は昨日と打って変わって汗ばむ晴天。マラソン後の脚を少し引きずりながら、帰京前に、沖縄セルラースタジアム那覇でジャイアンツのキャンプを見学。プロのスピード感はさすがに違う。ボールの音もいい。コーチはノックが上手い。時間があったら一日中見ていたい。
  

 練習の合間を利用して「今日は先着400名のファンに特別サービスを実施します!」というので内野席の高いところから猛ダッシュして球場外のステージに並んだ。整理番号124番。大したファンではないのだがランナーの性か。これだけ走れるのなら、昨日もう少し頑張れたかも知れない。

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 夕方、羽田空港に降り立つとさすがに寒い。10℃違うと上着2枚分くらい違う感じ。
 帰宅後、マラソン翌日の調整ランに出かける。心地よい筋肉痛はあるが、何か腰高で脚もスムーズに伸びる。来週の東京マラソンに出られそうなくらい。

 ロング走と野球の遠投はバランスがよくなる点はよく似ている。それにしても内地は寒い。プロ野球がこの時期沖縄でキャンプしたがるのがよくわかる。

大相撲「八百長場所」中止

2011-02-07 00:30:20 | 最近の話題
 大相撲「八百長メール」の波紋が広がり、春場所中止、福祉相撲中止、巡業中止などファンにも力士にも勧進元にも大打撃を与えている。野球賭博に関する捜査から携帯電話の解析でわかるなど、いかにも「IT時代の副産物」である。

 相撲協会は公式には「八百長はない」と言い張ってきた。認めるわけにはいかないのはわかるが、私が子どもの頃からそういう話はあったし、無気力相撲もちょくちょくあった。また「注射」を受けない横綱相手に、テーピンググルグル巻きのパンチを食らわす「中盆」は、誰が見ても張り手などとは思わなかった。別の人気力士が帳簿に付けていたのもあながち嘘とは思えなかった。

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 ここ数年、「八百長告白裁判」「虐め死亡稽古」「大麻事件」「野球賭博」「一連の朝青龍騒動」など大小様々な事件が角界では起きた。その度に、専門家の端くれだった私は「あんなの公益法人(財団法人)でいいの?」「まさか新公益法人制度で『公益財団法人』になる気なの?」と周りから聞かれた。

 事実関係は知らないので公式には回答はできないが、現在の相撲協会は世の中を甘く見過ぎている。文部科学省も四の五の言わず、とりあえず現在の公益法人を取り消したほういい。「相撲は国技である」などという法律はないし、「年寄り株」「億単位の黒字」「不祥事」など、一般の目から見れば相撲を特別扱いする必要はない。何を遠慮しているのか理解できない。

 食うに困って田舎から出てきて力士になった時代とは違う。相撲協会はトカゲのしっぽ切りではなく公に事実を認めてはどうか。
「八百長や片八百長は昔からあった」
「一部で行われているのは角界では周知の事実」
「ただし、決してそれが相撲取りの全てではない」
「公益法人は取り下げる」
「親方衆がほとんどを仕切る協会運営は見直す」
など。

 本当に違うなら否定すればいい。ただし、真実なら隠したところで数年毎に同じことが起きる。そしてまた、呆れられる。

「善意」がマスクに隠されなければならないワケ

2011-01-14 09:53:06 | 最近の話題
 日経ビジネスオンライン小田嶋隆氏の『「善意」がマスクに隠されなければならないワケ』
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110113/217919/
【引用】
 では、モロなタイガーマスク世代であるオダジマは、この度のタイガーマスク現象をどのように評価するのだろうか。
 正面から問われると困る。うまく答えることができない。
 何も感じないのではない。
 むしろ思うところが多すぎて整理できないのだ。様々な感慨が一斉に押し寄せてきて、一言では言い表せないのである。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 痒いところを掻いてもらった文章に共感。でもまだちょっと痒いというのが「タイガーマスク現象」への感想。そんなんでいいと思う。