ジャズとボサノヴァの日々

Days of Jazz and Bossa Nova

1973年、Esperantoが出演したスイス/ドイツのTV音楽番組『Hits A Go Go』より "On Down The Road"

2024-03-10 22:00:00 | Jazz Funk
On Down The Road performed by Esperanto 1973

このグループが結成された1971年当時、音楽雑誌がエスペラントを紹介した記事の殆どは「ヴァイオリンを用いた多国籍メンバーによるロック」という切り口で、クラシックやジプシー音楽を売りにしてプログレッシブ・ロックファンを取りに来た印象が強く、当時は僅かなお小遣いでは追いつけないほどプログレのアルバムが次々に発売されていて、エスペラントのアルバムを購入するには至らなかった。50年の時を経た今聴くと、女性コーラスをフィーチュアした ファンキーなアレンジが面白く、本日の映像"On Down The Road"でエスペラントを再評価できた。長年様々なジャンルの音楽を聴いてきたせいか、青年の頃の嗜好とは大きく変わったことがYouTubeのお蔭で分かって来た。

さて、以下にエスペラントについてYouTubeの概要に記載されていたので抜粋して和訳した。

エスペラントは、ヴァイオリニストのレイモンド・ヴィンセントとピアニストのブルーノ・リベールによって1971年に結成されたベルギー系イギリス人とオーストラリア人のバンド。彼らは、グレン・ショーロック、元クリフ・リチャードのバック・シンガー、ジョイ・イェーツ、ジャニス・スレーター、ブリジット・デュドワを加え、セカンド・ヴァイオリン奏者ゴッドフリー・サーモン、ヴィオラ奏者トニー・ハリス、チェロ奏者ティモシー・クレーマーからなる弦楽器セクションを迎えた。ファースト・アルバム『エスペラント・ロック・オーケストラ』は1973年にリリースされた。1974年、キング・クリムゾンのピート・シンフィールドがプロデュースした2ndアルバム『Danse Macabre』では、グレン・ショーロックが脱退し、キース・クリスマスが後任を務めた。ロビン・ジェフリー・ケーブルがプロデュースし、1975年にリリースされた3rd LP『Last Tango』では、ラインナップが大幅に変更された。1973年から1974年にかけての石油危機によるレコード業界の後退により、A&Mは契約を更新せず、エスペラントは解散した。



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