ＪＴＣＣチェイサー①

昨日のネタを前振りに、本日は完成品の紹介です。
1997年シーズン前のテスト車両を再現してみたモデルなのです。


4.2ｍ以上の４ドアモデル。車重約1000ｋｇに300ｐｓ程度の車で競ったＪＴＣＣは、極端な車高とインチアップが改造車の雰囲気満点なのです。
トヨタ、ニッサン、ホンダ、マツダ、ＢＭＷ、オペルのワークスが終結。プライベーターまで入れると更に多くの車種が楽しめたのも大きな魅力でした。
それらが時にはぶつけ合いながら短距離レースをしていたのです。楽しいですよね～。一度観戦もしたのですが、かなりの迫力だったのを覚えています。



キットはありませんので、Ａ社のＤ１クニーズを使っております。ボディ形状は素晴しい。この時代のＡ社は今ほど足回りをデフォルメしていないので大好きです。足回りや室内も細かく再現されているので、ストリート仕様には最適な１台なのです。

と言っても作ったのはレース仕様。前後のフェンダーは何かのボディをベースに作成し、Ｆスポイラーは自作。ドアミラーとウイングは爆シードスープラから拝借して、ちょっとデフォルメがキツくなってしまいました・・。
内装は市販車状態でしたので、それらしくデッチ上げ。ちゃんとシートは後方に下げ、メーター周りは自作しました。マフラーはちょっとオーバーですが、模型なので良しなのです。

ホイールはミニ四駆。そのままだとカッコ悪かったので深リムにしました。実車はリム深さは無いのですが、ここは私の好みなのです。車高もこんな低いわけないんですが、ここもやっぱり・・。

カラーリングはデカールも含めて資料より再現。何でテスト仕様？デカールを作れないから、なんて決して言いませんよ(コラ)。
ウインドのハチマキを失敗しているんですが大目に見て下さい・・。



このチェイサーをこの仕様で作る人はいないでしょ。というのが密かな自慢の１台ですが、そもそも欲する人もいないだろうから微妙ですね～。
気合だけは充分に入った物になりました。