にんじん酵母種で焼く2回目のパンは、プレーンなパン・ド・ミ。
第1回目には干しぶどうを入れて、若干の「不思議な匂い」をごまかそうと画策したのですが、
思ったより普通の匂いのパンが出来たので、いよいよ普通に焼いてみよう、というわけです。
レシピは、chipaさんの「梨酵母のぱん・ど・みを半量にさせていただきました。
このところ(といっても酵母との付き合いはそれほど長くもないのですけど)
高橋雅子さんのレシピを参考にすることがほとんどで、
元種も高橋さんの本に載っている配合で作っていました。
でも私には本に載っている写真のように元気のいい種はできなくて…。
焼いてみると私が作ったなりには膨らんでくれるのでそれほど問題はないと思うのですが、
やっぱり写真と違うということは上手にできていないわけで…。どうしてだろ…。
一番最初に干しぶどうで酵母を起こしたときは、ネットをあちこちみて1:1配合で種を作りました。
何といっても成功し易いらしい干しぶどう酵母だったし、
パンのレシピや気温やいろいろな条件もあったとは思うのですが、
この種はとても元気がよくて、また出会いたいものでした。
それで、次に酵母種を作るときには1:1配合に戻ってみよう、と思っていました。
そこで完成したのがにんじん酵母エキスで、時を同じくしてchipaさんのブログに出会ったのです。
chipaさんが焼いていらっしゃるパン・ド・ミが素晴らしくふんわりと釜伸びしているので、
こちらのレシピを使わせていただいた、という次第です。
HB+1時間も経たずに第1次発酵終了。
とても元気で扱い易い生地でした。
↓またもアクシデントにより外出が長引いた為、第2次発酵は私の予想よりも長めの2時間45分ほどでこの状態に。
そしてこんなに立派に育ってくれました。
そびえ立つようです。
キメがこまかいふわふわパン♪
chipaさん、ありがとうございました!!
個人的な反省としては、もう少し焼成時間が長い方がよかったようです。
chipaさんのはガスオーブンらしいので、そのせいもあるかしら。
さて、1:1配合の実験は成功しましたが、
もう一つの実験、不思議な匂いの結果は…?
前回は「焼いてみたら全然大丈夫!」なんて書きましたが、
HBの発酵中、焼成中には若干の匂いはやっぱりありました。
発酵中の匂いの方は、桃酵母種を思い出して、ちょっと不安になりました。
それとトースト中に一瞬だけなんですがまた別の不思議な匂いがしたんです。
味は問題ないんですけどね。
そして今回。
発酵中の匂いは前回よりももっと薄くなった気がしました。
焼き上がりは、…。
どうも私は必要以上に匂いを探しているのでしょうか?
日頃匂いには敏感なオットは「全然平気。おいしい♪」と言っていましたけど。
やはりトースト中にほんの一瞬不思議な匂いはしましたが、
きめが細かくて、サクッという音も嬉しい本当においしいトーストでした。