別荘地の上下水道

　市街地に住んだことしかないojisanは水道は敷地に接した道路の地下に水道管があってそれに接続すれば簡単に水道工事ができると思っていました。しかし軽井沢町では駅周辺・旧軽銀座・中軽井沢の住宅が集まる地区以外には町営水道が届いてないようです。また水道が近くまできていても水道本管まで距離が遠いと接続に何百万もかかるとかじゃー上水道はどうするの？個人で井戸を掘ったり沢の水を引いたりして確保するようです。確かにテレビで山奥の田舎暮らしの家などの番組などで沢からひいた水道みたいなものを見た気がします。
整備された別荘地では開発会社が井戸を掘るなどし消毒・水質検査を行い水道を供給してくれるようです。水道がなくては生活できませんからね～　　しかし水道の開発・維持管理を別荘地内の供給する戸数から水道料でまかなわなくてわいけないので水道料は結構高いようです。別荘地によって異なりますが基本料・メーター使用料で年間２万円、使用料１立方メートル毎394円とか、一年間４万円とか、管理費の中に水道基本料が含まれていたり、設置時に水道加入金40万円程度払わなくてはいけなかったり色々です。いずれにしても私設水道ですから管理がしっかりしていないと怖いですよね。

　次に下水道ですが、さすがにポッチャントイレ（死語かな）はないですが、本下水はほとんど無いようです。個別に合併浄化槽を設置することになるようです。なかには別荘地内に下水処理場（たぶん合併浄化槽の大きい施設）を設置し一括処理する別荘地もあるようです。合併浄化槽

　　　　　　　　　　　　　　　　　

合併処理浄化槽はトイレの汚水だけでなく、台所、お風呂の生活雑排水も一緒に処理する浄化槽のことです。ＢＯＤ除去率90%以上、放流水のBOD濃度20mg/L以下になります。初期のころは浄化槽の容量が大きく、設置には大きな敷地が必要で、設置する場所が限られていましたが、現在は小型化しています。反面、その装置は複雑化しています。（ＢＯＤとは，生物化学的酸素要求量ですが，総汚染指数として利用されているようです）まー金魚水槽についている上部フィルターみたいなものでフィルターとバクテリアで汚物や生活排水（洗濯機排水・お風呂排水）など分解しキレイにする装置です。
綺麗になった排水を浸透処理するようですが水はけの悪い場所だといろいろ問題が生じるようですが・・・　　また浄化槽の維持管理を行わなくてはいけなくて業者や管理事務所に委託（年間１～２万円）しなくてはなりません。

不動産屋のＨＰやネットでいろいろ調べて別荘地にたいする基礎知識が、かなり増えてきました次回は　別荘地購入のチェックポイントとしてまとめてみたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Fortgesetzt zu werden