薄いピンク→無色

士大夫の志を立つるや、俊傑たらんと志し、寸陰を惜しんで努力するものだ(吉田松陰書簡)

Civil War aginst Civil Law

2006-01-23 17:56:21 | Weblog
 昨日、バイトの関係で巣鴨に行って来た。巣鴨といえば何を思い浮かべるだろうか。爺さん、婆さん、プリンス氷川、地蔵。色々あるだろう。余が第一に思い浮かべるのが元気な翁と婆である。その次に思い浮かべるのがいわゆるスガモプリズン。巣鴨拘置所だ。

 巣鴨拘置所と聞いて何か思い浮かべる人はなかなかのものだ。ここはA級戦犯が処刑された場所だ。米軍が左右に並ぶ階段を13段上ると、首吊り輪があり、輪に首をかけると床が開き絞首される。

 さて、ここで巷でうわさのセンター試験や受験勉強だけでは補えない日本史の問題だ。センター試験の日本史は簡単すぎる。昨日の新聞に載っていたので説いてみたが100点だった。知識はあまり落ちていなかった。去年より図が増えたような気がする。また、近代史は少ない。


 問題「A級戦犯7人をすべて挙げよ(姓名とも漢字で)」




 ここで7人すべてを挙げ、7人すべての功罪について論じ始める学者思考の書生が居れば余と議論をせんではないか。余の持論を言ってしまえば、某大学の某堅物右翼名誉教授がご老体ながら叫び始めるのでやめとする。ここで電車の中でつり革公告をよく読んでいる人は分かるかも知れない。また余と同じ大学であれば尚更わかるかもしれない。

 さて、答えだ。東条英機、土肥原賢二、板垣征四郎、木村兵太郎、松井石根、武藤章、広田弘毅の7人である。ちなみに、彼らの顔が知りたければドキュメンタリイ活動写真『東京裁判』を観るといいだろう。ここで一人一人説明するつもりはないが、広田は同郷であり、近隣高校出身であり、生誕記念史跡が近辺にあるので愛着があり、広田がA級にされる必要はないと存ずる。話が長くなりそうなので次回にいじらしく延ばすとする。

 とまれ。

 バイト終了後に巣鴨甘味処で「田舎しるこ」を食してきた。甘過ぎなくよかった。しるこは甘すぎると胃がもたれ、口の中に不快感が残る。しるこはずずっといきたいものだ。また餅もまた美味い。絶妙な焦げ具合であった。口の中に入れて乱雑にかんでいるといつの間にか焦げの風味が口の中に広がってくる。そして漬け物とあついお茶で〆る。

 また帰りに名物の豆大福を買った。これが亦たよい。大福のあんこが塩甘いのである。これは何個でも食べられる作用であろう。余は計3つ食べた。また豆大福といえども豆が主張しすぎないのがよい。

 余は満足であった。