薄いピンク→無色

士大夫の志を立つるや、俊傑たらんと志し、寸陰を惜しんで努力するものだ(吉田松陰書簡)

HATE IT OR LOVE IT

2005-10-31 20:44:30 | Weblog
 ブログを更新するのが日課となっている今日この頃。冬なのか秋なのかわからない気温に不満を感じている。寒くなるなら寒くなれ!俺にはこの季節向けの服が少ないんだ!

 とまあ不満を述べるのは今日運がいいのか運が悪いのかよくわからなかった日だから。

 午前11時。2パックのシャツを着てニット帽を被り渋谷に向かう。朝の渋谷はすいていてかなり行きやすい。人が込んでくる頃に帰れるのがまたいい。一人だったら。

 家を出て自動販売機でオロナミンCを買う。ここまでは順調だったが缶コーヒーの容量でオロナミを振ってしまった。それに気づかずフタを空けたら中身が飛び出る。今は夏ではないのにラムネを持った気分だった。手がベタつく・・・・・・

 渋谷でレコードを掘りまくる。今日はERIC B.&RAKIMの『FOLLOW THE LEADER 』 とMIDNIGHT STAR『CURIOUS』その他を収穫した。前者(画像参照)はアカペラで聞いてもカッコいい。これこそリアルなのだ。しかもジャケットがかっこよすぎる。後者はKURIOUSの『I'M KURIOUS』のサビネタになっている。

 とまれ(司馬遼太郎的)

 音のデカいマンハッタンレコードで派遣会社から電話がかかってくるだろうなと予想してたらマジで掛かってきた。この変は運がいいのか。

 天気予報をバッチリチェックして昼から雨なので折りたたみ傘を持っていったが全然必要なかった。おかげて肩が疲れたヨ。

 用事を済ませたと思ったら・・・・プリンタのインクを買うのを忘れた。

 なんだかんだで家に帰っていく途中、居酒屋の外においてある旗に引っかかって視界がなくなり、旗を突破したらその居酒屋の外においてある看板にあたった。ルーテーズプレスをしてしまった。あんまり人がいなかったからよかったが。

 夜。プレートディナーのスパゲテーナポリタンを作ってたら、水を切るときにパスタが排水口へダイブ。その前に指の毛を迂闊にも火であぶってしまった。毛が燃えるとかなり臭い。畜生。まだくさい。

 とにかく今日はツイてないな。まだまだ連休は続く。何をしようかな。暇だ。

天使と悪魔、山本五十六と黒島亀人

2005-10-30 19:04:18 | Weblog
 晴菜よりリクエストがあったため(晴菜のブログ参照)そのリクエストにお答えして書こうと思う。こういうことマジメに書いてる自分をそろそろ見つけるのを想像するとなんかおかしくなる。

 リクエストとは「タイプの女性はどんな人か」である。

 これといってタイプというものはないが常識のある人がいい。電車の中で座ったり、人にぶつかっても謝らなかったりという人は拒否する。とにかく人並みの常識のある人がいい。言葉づかいが悪かったりはあまり気にしない。その変な言葉づかいもなんかウけるからである。

 年齢は3つ下くらいから上は10歳上くらいの範囲。そういえば今日電車の中で30歳半ばくらいのとても美人な人を見た。結婚指輪をしていなかったのが気になったが・・・それはどうでもいい。

 顔は特に気にしないけれどガングロや目にニセモノのダイヤみたいなのが色々ついている顔は嫌だ。なんか不潔な感じがしてしまう。それ以外だったら特に欲求はない。「美人かかわいいのとどっちがいい」と聞かれたらかなり迷って後者を選ぶと思う。前者だと恥ずかしくて敬語を使ってしまいそう。

 身長は自分よりはるかに高かったら気にするけれど相手が気にしないならば高くても低くても構わない。俺は背が低いからできれば同じくらいか低いくらいがいいけれど。ちなみに明治前期ぐらいまでの日本人男性の平均身長は150センチくらいらしい。だから180センチを超える坂本竜馬はかなりデカイ。

 まあそれはいいとして。

 性格。これが最近、子悪魔を求めるようになってきた。嫉妬を抱いたり、振り回してくれる感じの子がいいなあと。でも二股をかけたりする人ではなく、優しいけれどちょっといたずらっ気がある子悪魔がいい。

 かなりマジメに書いたなあ。まあ理想は追求しない。理想は持つが現実を直視。まるで国木田独歩の「牛肉と馬鈴薯」のように。

校庭解放戦線

2005-10-29 14:10:06 | Weblog
 今、13時55分天気予報では今から雨が降るらしい。雨に濡れたアスファルトと土のにおいが好きだ。シトシト降ったあとのあの独特におい。雨が降るとゴミ置き場は臭くなるが。

 だがアスファルトがあっても東京では土を見ない。小学校の運動場も緑色の変なコンクリートみたいな運動場になっている。土があるのは植木の部分くらいだ。しかもかなり少ない。

 小学生はコントローラーやキーボードや塾のテキストを触るより土を触らなければいけない。自然と触れ合わなければいけない。

 俺の小学生時代といえば外で遊びまくっていた。日曜の朝は早く起きて戦隊ヒーローを見て、朝ゴハンを食べて、ちょっと宿題をする。そして昼ごはんをたべたら友達がうちに呼びにくる。

 小学校の校庭解放にサッカーボールを持って行く。数人の友達とサッカーをしてコケまくって砂だらけになる。足首をひねりながらもサッカーを続ける。サッカーが飽きたら網のないバスケットゴールにサッカーボールでシュート。

 3時になったら一時的に帰宅。そこでファッションドーナツを食べ牛乳を飲んで体力補給。そしてまた出動。牛乳がコップの底に微妙に残っている。上から下へ少しずつへばりついた牛乳が底へ落ちる。

 夕方になるまで校庭の片隅に秘密基地を造ったりした。あそこで何も考えずにただただ遊ぶ。木に登ったり、無駄に土を掘ったり。虫を触ったり。好奇心で葉っぱを食べたたり。

 これかいてたら校庭に行きたくなった。しかし周りの小学校の校庭には土がない。土が触りたい。里山に久しぶりに行きたい。

どーでもいいですよー♪(だいたひか○)

2005-10-28 22:35:55 | Weblog
 ブログを昨日開設した人がいるのだがコメントが11個。俺は10個以上コメントもらったことがない。確かにこのブログはコメントしにくいのは否めない。だが、オレはオレ。コメントしてね

 つい最近舌の横腹あたりに変な口内炎的なデキモノができている。これが歯にあたってしゃべりにくい。しかし、俺からしゃべりを奪おうとしても甘い。この天然健康居士からしゃべりは奪えない。

 しゃべりといえば「真剣10代しゃべり場」あれはナンセンスだと思う。「これってどうよ?やるべきじゃない?」とかいう風にくだらないことばかり議論している。「それを議論して何になるんだ?やりたい奴にやらせて、やりたくない奴にはやらせなきゃいいじゃん。」ってかなり冷めながら見ている。

 「しゃべり場」といえばNHK。NHKといえば海老沢。海老沢は軍人の梅津美次郎(うめづよしじろう)にクリソツだ。

 海老沢といえエビジョンイル。エビジョンイルといえばキム・ジョンイル。あいつは純粋にブサイクだと思う。テレビで見る感じ工業服みたいな服着ている。でも見方を変えれば工業服=労働者。つまり「俺も労働者なんだ」っていいたいのか。わからん。とにかくあいつはファッションセンスが悪い。

 労働者といえばプロレタリア。プロレタリアといえばマルクス。マルクスってすごく夏が暑そう。あのヒゲ。なんか汚らしい。ヒゲはあっても前髪があまりないという矛盾。なんだかんだ叫んだってマルクスもお金持ち。暇人だからプロレタリアの代わりに考えてくれる。

 「~といえば~」のような新しい書き方に挑戦してみた。高杉晋作のようにおもしろくないものをおもしろくしてみた。

合理的かつ非合理的

2005-10-27 17:13:25 | Weblog
 初めて学校のパソコン室でブログ更新をしている。横の人の目線が気になってしょうがない。焦って早く書くと間違える。これは毛利家の小早川隆景(こばやかわたかかげ)が指摘していたことだ。

 飯田橋に電車内被害者相談所があるみたいだ。俺はここに行きたい。

 俺は電車内でよく被害に遭う。痴漢ではなくオジサンとか迷惑な人々からだ。俺は埼京線(最凶線)をほぼ毎日通学に使っている。この線の込み具合は半端じゃない。込みすぎだ、。特に新木場・大崎行きは地獄だ。

 埼京線には痴漢を含め上記のような迷惑な人も多い。

 よくオジサンで目にするのだが、横揺れに対処しようとして進行方向を向いてたっている人がいる。みんな窓の方を向いて立っているためそのような人がいたらスペースがあっても変に込み合ってしまう。迷惑だ。

 結局そのオジサンは前後揺れ(停止信号ストップ)に対処できず、ヨロヨロしている。まったく意味がない。政治学的には人間は合理的な生き物で合理的な行動しかしないようだが、文化人類学的には人間は合理的な生物ではあるが非合理的な行動もするらしい。このオジサンは後者に当てはまる。

 冬によく見かけるのだがジャケットのフードにファーがついている人が自分の前にいたら、そのファーが鼻にあたってムズムズしてくる。それを避けようと顔をちょっと後ろにしたら、遠い所から無理やりつり革をつかんでいる人の腕にあたる。

 ほかにも多々迷惑がある。それはまた後日としよう。

 今日は(も)後ろに新聞を読んでいる人がいて、うなじあたりに新聞が微妙にサクサクさたっていた。

 昨日はつり革に手首まで突っ込んでしまいなかなか抜けずに困った。自虐的な行為だった。俺も上記のオジサンと同じ部類なのか。畜生。

 例の相談所に行きたいというのは嘘。

FAT SHIGEO ON THE STREETS

2005-10-27 00:22:26 | Weblog
 唐突だが俺は渋谷に出没する。いじめられているように埼京線のホームはハチ公口からとてつもなく遠いところにある。

 渋谷は周知のごとくごちゃごちゃしている。スクランブル交差点はコケたらおしまいだ。おそらく人に踏まれまくるだろう。逆に交差点で遅い人が前にいると膝でお尻を蹴りたくなってくる。軽く。そして逃げる・・・。

 センター街入口にはギャル男がナンパ・客引きをしている。女性はかなりウザがっている。イケメンのギャル男ならともかくあんまりカッコよくないイケメン気取り、イケメンワナビーは笑止だ。

 人ごみを避けながら宇田川町へ向かう。そう、宇田川はレコード街なのだ。

 センター街を抜けて宇田川へ直接行くと客引きの黒人に絡まれる。別に恐くないから適当に答えてあしらえばいいのだが面倒くさい。そこでブックファーストなどがある方の道を行くと彼らに会わない。これは通い詰めて得た情報だ。

 宇田川に着いたらまず、シスコレコードで新譜をチェック。その後、中古レコード屋100円の名前を知らないやつのレコードを買う。そしてマンハッタンレコードでオールドスクール(古い曲)を買い、ホームベースレコードで手に入らなかったものを買う。

 シスコ→中古→マンハッタン→ホームベースが一連の流れ。

 レコードは紙幣を食らう怪物だ。次々と紙幣が食われていく。自制しながらレコードを買わなければならない。どこにでもあるレコードは何件かねばって買うのを待つと一番やすく手に入ったりする。特にギネスレコードがやすい。

 渋谷は色々な日本人の中の人種がいるところだ。ギャル、B、バービー、イケメン、お姉、着ぐるみ、変質者。おっかない街渋谷、Bな街渋谷、楽しい町渋谷。

 「渋谷はすきか」と聞かれたら即答で「好き」とは言わない。

某紙

2005-10-26 00:21:38 | Weblog
 最近福沢先生や明天などと堅苦しいことだったので今日はやわらかめに行こう。

 「帽子いくつあんの?」とよく質問される。いつも「まあ10個くらい」と適当に答えていたがだんだん気になってきた。スタンスミスの微妙な汚れみたいに気になってきた。そこで昨日布団の上に広げて数えた。

 答えは12個。

 こんなに持っていたのかと自分でもちょっと驚いた。帽子が好きというか、帽子がないと淋しい髪をしているから被っている。淋しい=ハゲではない。まあハゲはハゲだが坊主という意味でハゲだ。ハゲてないのにハゲと言われる坊主という髪型。深い。

 基本的に帽子と服の色を合わせている。白と緑、白と赤、黒と白、紺、水色と白などという風に。まず服を買ってからそれにあう様な帽子を選ぶ。

 俺は服を選ぶときは直感で買うから長くても2分くらい。しかも何個も店を回らないで買うからかなり早い。それで逆に色々と店をつれて回られるが全然苦じゃない。むしろ社会見学になるのでもっと回ってくれという感じだ。

 帽子を選ぶときは洗ったときに縮んでもいいように大きめを選ぶ。8か7と8分の3とか。帽子には色々と種類があっておもしろい。

 俺のベスボールキャップ姿しかみたことない人に告ぐ。冬はニット帽を被る。

 このニット帽をこの前出してみたら湿気でやられていてあまり洗っていない犬みたいなにおいがして悔しかった。もちろんアタックで洗って天日干し。そしてムシューダで保存。

な、な、な、なにをするんや・・・・(「炎上」より)

2005-10-24 22:54:35 | Weblog
 昨日の福沢先生に対する意見があるみたいだけど、俺は良い面も悪い面も知ってるよ。ちなみに明治期の頭につけるワックスは小麦粉と水を混ぜたものらしい。

 今日は全く書くことが思いつかなかった。棚橋弘至ばりのひらめきが今日無かった。

 今日電車の中で今風のイケメンを見た。学校でもイケメンを見た。テレビの中でもイケメンを見た。しかし、上記のような一般的にいうイケメンは俺の中ではイケメンではない。これは嫉妬ではなく俺の中のイケメンは下の4人に限られる。

 明治天皇、黒田清隆、加藤高明、そして市川雷蔵。

 明治天皇がイケメンというと「コイツは右翼か」と思うが俺はどっちでもない。明治天皇はかっこいいけれど奥さんはしゃくれててあまり良い顔をしていない。もし、大正天皇が母ではなく父に似ていれば今の天皇もカッコよかったかも。なんか皇族ってやる気のない顔をしていて嫌だ。っていうか、天皇という存在自体嫌だ。おっと、あまり書きすぎるとどっかから批判くるから次回にするか。

 黒田と加藤は日本史の資料集を見てくれればわかる。凛々しい、賢明そうな顔だ。

 市川雷蔵は今まで見た俳優の中でかっこよくかつ演技がうまい。1962年「婦系図」を見るときに市川雷蔵の顔半分を隠し、目だけを見ても喜怒哀楽がわかる。キリっとしている顔、ニコっと笑う可愛げな顔、ちょっと悪巧みしていそうな顔。色々な表情がある。
市川雷蔵は37歳でガンで死んだ。永遠の貴公子とでも呼ぼうか。

 ちなみに「婦系図」で助演している万里昌代は美人だ。ちょっと青ざめた白い肌、きりっとした目鼻立ち。あんな美人はかつて見たことない。

理科の実験でやった

2005-10-23 21:47:58 | Weblog
 いつもコメントしてくれてありがとう。このブログはコメントがないと更新する気がなくなる人間が行っているブログだから、よろしくー。

 今日蔵モノのブランド品販売補助のバイト(派遣)をやってきた。担当は備品・・・。ざっと言えば雑用。ショッピングバッグをたたんだり運んだり、あいさつしたり、運搬を手伝ったり・・・。

 開店と共にRIAHNAのPon De Replayが流れ始める。いきなりかかってびっくりした。その次にはカニエ・ウェストのGOLD DIGGERが流れ、新譜の洋楽ばかりがかかっていた。まあ結局15曲くらいがループされてただけだったけど、その辺がよかった。

 目につくものは、マダム、マドモアゼール、ムッシゥ、くそガキ、シャネル、ルイ・ヴィトン、グッチ・・・そして福翁(福沢諭吉先生)

 俺は先生の「学問のすすめ」を読んで勉強に火がついた。消えかけの試験管内のマッチに酸素が加わったかのように。

 著書を読んだことない人は「学問のすすめ」といえばすぐに「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり」を思い出すだろう。しかし、そこはあまり重要じゃない。
重要なのはその後の以下の一文だ。

 -されば賢人と愚人との区別は、学ぶと学ばざるとに由って出来るものなり-

 つまり、人は生まれながらにして平等で、賢人か愚人かを決めるのは学問をするか否かということだ。

 俺は愚人になりたくなかったから勉強した。

 「学問のすすめ」は岩波文庫から出版されており、なかなか読みやすい。

Positivity / GANGSTARR (88)

2005-10-23 00:26:49 | Weblog
 「なんだこの分厚いカメラは!」と驚愕する人がいるかもしれない。確かにゴツい。なにせこれはオリンパスのフィルムカメラなのだ。「なんだ、フィルムカメラか。時代遅れだなー」と見下ろす人がいると思うがフィルムカメラには深さがある。

 カメラというものは「動いている時間を切り取る」のである。これはなかなか哲学的でおもしろい。デジタルカメラだとプリントアウトできてもネガというものがない(と思う)このネガというものを手に取る。時間を手にとっているようでとてもおもしろい。

 そして「焼く」これがまたおもしろい。深い。時間を手に取って眺める。こんな普通の行動もちょっと考えれば深い。しかもできたてホヤホヤのあの手触りがなんともいえない。
  
 ポテトチップスを食べている人に写真を持たせると油っぽくなる。

 このようにフィルムカメラの哲学を語っていたが、最近デジタルカメラを見せられたり、デジタルカメラのCMを見るとこの哲学が揺らいでくる。そして被写者から「デジタルで送って」と言われるとまた揺らぐ。

 こんな風に軽く揺らいでしまう自分に軽く自己嫌悪になるが、自分を自己嫌悪するほど否定的に見れる自分がすごいなあともっと自尊心が高くなる。