風に吹かれて(Breath of Nature)

山歩きにBike、忘れかけたflyfishing、季節の匂いや風を追って遊びたいお気楽男の雑記帳

石砂山再訪

2013-04-28 18:27:49 | 山歩き

「春の女神に会いに行こう」そう思い立ったのは、父の七七日法要後の14日。
この数年、闘病で何処にも行けなかった父にギフチョウを見せたくて。

昨年高崎さんと一緒に登ってから丁度一年、そして2回目の月命日にあたる
4月28日に父の写真を携えて山頂を目指すことにした。

多くの人が連休で出掛けているため、近場の道路は以外に空いているのです。
伏馬田の登山口に9時到着、10分で身支度を済ませ久しぶりの山道に取り付いた。 



道の脇でには可憐な花が迎えてくれます。



春ですねえ~、強風が吹こうと気温が冬と初夏を行ったり来たりしても花は必ず
美しい姿を見せてくれるのですね。

 

タラの芽は摘まれているものもありましたが、手の届きにくいところのものは頭が完全に
伸び放題でしたね。



山も里も春満開といった景色です。
この時期特有の春色、大好きです。





何故か今日は身体が重く感じられ、足も上がらずちょっと苦労して登りました。
昨日、遊んだ疲れが残っているから?
最近二日連続遊ぶのがきつくなってきた気がするんです、これって歳のせい?!

 

途中、いたるところでヤマツツジが咲きほこっていました。
盛りは過ぎた感がありましたが、木々の若葉と青空に映えてきれいでした。



頂上間近の階段、これがまた結構足に、心肺にくるんですよ。
ステップの刻みが以外に合わず、一歩で行くか二歩で行くか困るんですねこれが。
悩んでも結局どちらも今一つで疲れるんです。

 

歩き始めてから50分で着いた一年振りの山頂は、今回も晴れ渡り、最高の気分でした。

 

今年は3月が異常に暖かかったせいで女神の出現が例年より早かったと聞いています。
今年は昨年のようには姿が見えません。
東海自然歩道寄りの茂み辺りと、山頂のテーブル付近で1、2匹の舞姿が見えただけで
カメラに撮ることもできませんでした。

さてそうとなれば、あとは山飯です。
まずは肉系を食べる前に野菜を食べて血糖値が上がるのを抑えねば。
アイコトマトとレタスで乾杯~。



飲みながら、ガソリンコンロの火力をとろ火にしてスモークブラッツをオイル無しで焼きます。
10時半を過ぎ、陽射しもギラギラ照りつけてくるのでシャツを脱ぎ、半袖一枚になって飲み
続けます。

 

いやぁ、皮もはち切れ焦げ目がつき、いい感じに焼けてきました。
ケチャップとマスタードが欲しいところですが今日はこのまま丸かじりです。



ビールのほか酎ハイと白ワインも背負ってきましたハイ!
でもまだ11時前、朝食も食べてきたのであまり腹が空いていずなかなか進みません。



餅網と餅、卵も持ってきたので、フカヒレ雑煮なんっつうのを作ろうと思っていたのに、
こんなもんでお腹がいっぱいになり、もういけません状態に。



てな訳で、早めのコーヒータイムにすることにしました。



前回、ホエブスが燃料漏れをおこしたので今日はコールマンのPEAK1を背負って
きました。
しばしのポンピングで簡単に着火、最後まで絶好調で燃えてくれました。



今回コーヒーは挽かずに、UCC職人の珈琲 深いコクのスペシャルブレンド
(緑色のパッケージ)です。
これ、結構美味しいんですよ。

 

今日会えた女神は数少なかったですが、なんと大好きな富士山を望むことができました。
白い頭が神々しく見えていました。
美しかぁ、ほんとに良かったなぁ。



今日、出会ったのは3人家族が3組、中年女性の2人組、カップル1組と藤野近辺の山々をかなり歩き尽くしている男性一人の14人。
昨年より、女神は少なく登山者は多かった。
結局山頂に2時間留まり、予定より早く昼12時に伏馬田に向けて下りだしました。

 

帰り道でも数々の花が見送ってくれ、山藤の姿もあちらこちらに見かけました。



切り倒された木に生えていた、白くふわっとしたはんぺんのようなキノコ。
今まで山で見たことないなぁ。ちょっと不気味な奴でしたよ。



かなり降りてきた所に続く石畳風の道。
これが結構、足と膝にくるんです、最後の最後でチョット辛いな。



道志川、いいですね。山と渓そして空に雲、癒されますねぇ。
今度釣りで訪れるのもいいかな。