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Far Rattan

タイトルの後に邦題があるものはJP版です。

The Eagle

2011-08-23 | Film on DVD


一気に見ました。
賛否両論の映画です。だってね。背景がモロ見えないから。
コスプレ好きで、よく見るタイプのB級+の映画なんですが、レギオンの意味もそのイーグルの意味も、きっと西洋人が考えているシンボルと日本の旗印とはちょっと違うかもしれません。

でも、大根の評判高いチャニング・・体躯は良いけど・・
それにイマイチ有名どころになりきっていないジェイミーベルとほんと脇役に徹してるドナルドサザーランド。
画面で輝く力があるのはその二人に+マークストロング。
脇役俳優はたっぷり実力派男優をそろえていますが、なにせ、女性が話しに絡んでこない(笑
珍しい映画です。その分、力量が問われるんですが・・・
ちょっと主役に力がないけど・・どうしてもそこにたどり着く(爆
猛突になりきれないし、表情が豊かと言うほどじゃないし、惜しかったなぁ。
もうちょっとアクのある俳優でも良かったかもしれない。
おやじコンプレックス炸裂の二人。敵味方の立場を超えた信頼と友情。
突っ込みどころは満載ですが、大好きなコスプレでしっかり楽しみました。
チャニングとジェイミー、二人で並ぶとほんとジェイミー小さいです。
可愛いです。もう、よこしまに想像すると堪らない組み合わせかもしれません(想像して喜べって!?)


中盤以降にしか出てこないマークストロング。ハンサムですよねぇ。
長い髪がせくしーでございましたよ。
それこそマークを主役に持ってきても良かったのにと・・・おもた。
どちらかと言うとTVドラマにした方が、細かく語れるので、良いかもしれないと思うストーリーです。
マークストロングが登場するところからお話の波が変ります。


いろいろ言う人は居るかもしれないけど、私には及第点。楽しかったです。
ジェイミーベルが可愛さも残しながら、だんだん頑固な英国俳優に育ってくれてほんと嬉しい。
それに、スコットランドにロケを構えて、とても素敵な背景楽しめます。


JP公開はないかもね。暫らくしてDVDってタイプの映画かもしれません。
コリンファースのThe Last Legionも同じ第9軍団さがしですが、こちらの方が面白い。

粗筋は↓こちらにキャプ50枚と共にUP




Tooth Faily 妖精ファイター

2011-06-22 | Film on DVD
まず、誰が、ロックに羽を付けたかったのか?
誰がそれを思いついたのか・・とっても知りたい。

でも、その不可解さが堪らない魅力かもしれません。
ころころと表情の変るロックが楽しめて、また新しい彼の魅力の発見になったような気がします。
ガールフレンド役の女優さん!実に美人で好みです。

とってもファンタジックでよろし。
下手にドラゴンが出て、お姫様と剣とナイフよりも楽しめるファミリー向けの作品でした。
夏休みに、ご家庭でいかがでしょ?って楽しい作品です。
ジャケットで怖がらずに、一度ご覧下さい。真面目な作品です。

マイナーリーグのホッケー選手デレクトンプソン(ロック)は美人のGFとも巧く行っています。
ただ、余りに夢の無い・・IFの世界を理解できないカチコチ頭。
そのカチコチ頭で現実直視の考え方ゆえに、妖精の国で有罪になり、罰として2週間のTooth Failyの仕事を仰せつかります。
妖精として抜けた乳歯を集めるうちに、デレクは、夢見る価値を悟って、メジャーリーグへの復帰を果たします。

歯の妖精さんって本当にいるの?
そんな素朴な疑問、大切なんですよね。子供の心の栄養だと思います。

お話は↓こちらへUPしてます。ジャケット画像をクリックしてくださいね。



Disturbing Behavior

2011-06-10 | Film on DVD

ジェームズマーズデンがお飾りのように出ているホラーです。
主人公は多分、シンシティで変な化け物やったお兄さんNick Stahl。正直マーズデンの良さは出ていません。

兄の自殺で心の傷をもつ親子が引っ越してきます。残された息子の為でしょうが、転校してきた学校にはマッドサイエンティストが居ました。
マインドコントロールというかロボトミーというか、生徒を使って人体実験をしているのです。
その事実を知った主人公が遭遇する恐怖・・・なんでしょうけど・・マーズデンのデンとした印象が強くてどうも、怖がってません。
う~ん。
主人公のNick Stahlの不気味さは十分伝わってきますけど。
私的に、一番目立っていたのがウィリアムサドラーおじさん。巧いです。
マーズデンの好青年イメージが強いので、もっとコンプレックス感のある華奢な俳優を使ったほうが良かったと思うんですよね。
それに博士のマッド度合いが足らない。

ま、レンタル可レベルのB+・・+はマーズデンだから(笑
昼のロードショーでやってたら見るの口かな・・・それなのに、2枚も買ってる私はマーズデンに盲目なのかもしれません。
粗筋は↓このジャケットにリンクしてます。Please Click & Check!



JP版はこちら、邦題は洗脳



Arsene Lupin ルパン

2011-06-08 | Film on DVD
お久しぶりです。

今回からすこしUPを変更します。
何故って?せっかくUPしたジャケットがファイルが増えて何処にあるのか、判らなくなっちゃうから・・・
とにかく昔買ったDVDの記事をUPするのに、ジャケットを探して過去画像に戻るのは面倒。
でも、さらにUPするのも面倒・・・
面倒くさがりの2重奏になってるんです。
で、諦めました(笑

詳しくはHPに書くことに・・・ビルダー起動するのも面倒だけど、ファイル管理はやっぱりブログよりもHPの方が楽なの。
それに願かけが終わって、やっと映画を見ることが出来るようになったので、少しずつこなして行くつもりです。
前記事を削除するかどうかはまだ不明。
もしかすると削除してしまうかもしれませんし、放置になるかもしれません。あしからず

粗筋は、HPに載せることにしました。
文末のジャケット画像にリンクしておきますので、下のジャケットクリックしてくださいね。
これで、ネタバレいやって方は飛ばなければ、粗筋見なくて済みますし。同ウィンドウで開きますので、お帰りの際はプラウザの戻るボタンでお願いします。


さて、アルセーヌルパンを見ました。
お気楽なJP版で、どれ3の1000円です。

気になっていたルパンは奇岩城やらカリオストロが一緒になった集大成の面白いところどりでした。
楽しく見ることが出来ましたが・・・身長がもうちょっと欲しいな・・・
怪盗紳士と言われる人だから・・もう少し紳士で・・あって欲しかったな。ジャケットは実にかっこよく映っているんだけど、倅役の俳優さんの方がハンサムでした。



The Lost Future

2011-04-12 | Film on DVD
森で槍を持って身を潜め獲物を探す男サヴァン。
友が皆と離れるのは危険だと忠告しますが、言う事を聞きません。
そしてチーフ・ウリに見つかり。「二度と単独行動に出るな」と注意を受けます。



右がサヴァン。左が友のヨマック。

チーフは言うことを聞かないサヴァンに「お前が猟のリーダーとしてやってみるが良い」と。
サヴァンが狩りのリーダーに。意気揚々と出て行きます。獲物を捕らなくちゃ皆が飢えてしまう。
仲間のケイレブが茂みに隠れていました。
「不味い男が男を狩るところだったな」とレミ。
そしてそのまま、前進。何かが通った後のようです。
「それ以上は危険なラインだから、戻ろう」と言うウリ。
そこに大きな獣。
狩りが始まりますが・・なんどす?こいつ?
巨大な三つ指ナマケモノみたい・・・です。



手を銛で突いて、獣の強力なパンチを防ぎ、下から顎を一番槍。サヴァンが突き上げます。後ろから飛びつき後頭部を仕留める友。崩折れる獣。

サヴァンの一番の友、ヨマックがサヴァンに助けを求めます。
腕に怪我を。殺してくれと・・様相が変ってきます。



躊躇するサヴァン。
リーダーがやりを投げて殺します。
「何で殺した!」
殺さなくてはならなかったようです。ウィルスか何かでしょうか、ミュータント化していました。

ケイレブの妹ミルが出迎えます。可愛い。ケイレブには既に身内といえるのは妹のミルだけになってしまっています。
父のジョシュアは遠く禁断の地に出向いて特効薬の勉強に出て久しいのです。こちらケイレブ。




村の様子を伺う男。豆ちゃん@アマル。



望遠鏡で・・・Why??・・・見ています。

サヴァンはさっき死なせてしまった親友のヨマックの事を悔いています。
「俺のミスで殺してしまった。ビーストに引っかかれて・・」とGFのドレルに話します。

村では長老会。
「村を離れなくては、ここにまでビーストが来てしまった」とウリ
「狩場からさらに出たのは何故だ?」と長老
「このあたりには獲物がいなかった」とウリ
「ここから移住しなくては」と男
「何処に行っても安住は無い。人間で生き延びているのは我々だけだ・・」と長老。

サヴァンは、「戦えば食料も手に入る」と力説しますが。
「神は我々を試している。凶暴なビーストをもって裁いているのだ」と迷信吹く長老。
「でも父は他にも生活可能で人の住むところもあると・・」と口を挟むケイレブ。
「お前の父は居ない。お前は神を信じていないな」と長老。

父の教えを信じたいケイレブですが、村人からは否定されています。
妹が狩場で何があったのか知りたがっていますが、説明しないケイレブ。
「パパはもう3年も返らないのよ。いい加減に・・・」
「彼は戻る絶対に。信じるんだ」

夜明けと共にを離れるケイレブ。
水を汲みに川に下りると、獣の声。
隠れてやり過ごすと、直ぐ脇をミュータント(オークの様な人もどき)が集団で走って行きます。



見張りが見つけて村人に警告。凄い数が村を襲います。
身体能力も半端ない。
「洞窟に避難しろ!」と叫ぶ長老。女、子供を守ります。

ドレルが洞窟に入りそびれて襲わます。ケイレブはミルと一緒に洞窟に入る手前でしたが、ドレルを助けに行きます。
でも、力不足、そこにサヴァンが飛びつき、ミュータントを倒します。
嬉しいドレル・・ケイレブの目の前でサヴァンに抱きつきます・・・orzなケイレブ。

ぎりぎりまで待って、長老は洞窟の入り口を塞ぐように言います。



ミュータントのせいで、洞窟に避難しそびれた、サヴァンにケイレブ、ドレルの3人
「20ぐらいは居る・・どうにか洞窟にたどり着かないと」とサヴァン。



「助けを求めたら」とケイレブ。
「何処に?・・お前の行方不明の父にか?」とサヴァン。
「生き残る手立ては他にはない。どこかに誰か居る。山を越えて行く」とケイレブ。
「山には獣が居る!」反対するサヴァンですが、ドレルに唆いられて、3人で山に逃げ込みます。
ケイナンが持っていた本を見つけるドレル。
「これ何?」
「大分前に見つけたんだ。本だよ。父が読んでいたんだ」とケイレブ。
本はトムソーヤの冒険です。

洞窟の入り口の蓋になっている丸太を割るミュータントたち。

山を逃げ回る3人・・見つかってしまいます。
一匹のミュータントがサヴァンに襲い掛かります。サヴァンは目を見張ります。
「パパ?」元パパだったようです。

「お前のおやじは死んだよ。やっちまえ!」とケイレブが叫びます。
サヴァンが躊躇する間に。斧が飛んできます。
豆ちゃん正式に登場。パチパチ~



「そうだよ、もう君の父じゃないんだ。ケイレブの言うとおりに」アマル。
「どうして僕の名前を知ってるの?」ケイレブ
「いつも君を見守ってきた。長いこと。君の父を知っている」
「僕の父を?」
「さ、ついて来るんだ。まず私の家に向かおう」
「何処にある?」サヴァン。
「心配するな。川の向こうさ、獣は川を渡ったりしない」



山を行く4人。
寂れた教会が森の中にあります。



「ここあなたが立てたの?」とドレル。
「いや、前の世代の連中さ。ニナ!客だジャレットの息子さ」とアマル。
「長くは置けないわ」と小声でニナ。



「頼むよニナ。ミューターントに襲われたんだ」とアマル。
「そんな危険な人を私たちの家に招くなんて!」ニナはお冠。
そこに少年。
「息子だアスクだ」愛想の良い夫アマルに対して、ニナは不信感たっぷりで、息子に客を近づけません。

洞窟に隠れる連中は、外が静まったので、出ようかと話し合いますが、ミュータントの雄たけびを聞いて、暫らく留まることに。「コレではケイレブたちも生残って居まい」と長老。
「いいえ、ケイレブは生きてるわ!」と妹ミル。

ニナと話すアマル。
「私は怖いだけよ」「もしケイレブが捜すことができたら・・判るだろう?彼らが何故隠れて生き延びているか。イエローパウダーは必要さ。これが、最後のチャンスかもしれない」

食事中の会話。
「マシーンが誤ってこんな世界になってしまった。同位体の影響だかなにかで、ミュータント化が始まったんだ」アマル
「何故それを知ってるの?」ドレル
「ケイレブの父に会ったからさ。大学の知識さ。私はそれを捜しているんだ」
「どうしてパウダーを父が?」とケイレブ。
「彼は死んでしまった。粉と一緒に何処へだか・・長いことケイレブを見守ってきた。粉が無ければ、人類は全滅する。他のオプションは無い」とアマル。

洞窟の前に陣取るミュータントたち。洞窟には水はあっても、食料が無い。
絶望的な状況でも、「でも、ケイレブが絶対助けてくれる」とミル。

夜、ドレルとサヴァンのラブシーンを見てしまうケイレブ。
魅かれていた可愛い子は、マッスルが好みだったみたいですね。
翌日髪を川で洗うドレルの元に、真意を告げたくてやってくるケイレブですが・・・やっぱり無理だったみたい。

3人とアマルは川を筏で下ります。ドレルに水をかけて遊ぶケイレブに、サヴァンが露骨に不快感。



洞窟の奥の水たまりの奥から日が差しているのが見えます。洞窟では、奥の水溜りから脱出を試みるミル。
私が行くわと水に飛び込んだ妹ミルが洞窟から道を見つけます。縦抗の井戸のようで、地上からの光そして空が・・でも、その井戸からミュータントたちが降りてきて、慌てて洞窟に戻る二人。

川を下るアマル達の筏に向かって、ミュータントたちが石を投げます。
「川の中央に出るんだ!」とアマル。どうにか、逃げおおせました。



岸に着いて、塔の上で仲間に到着ののろしを上げるアマルですが、ミュータントに見つかり、追いかけられます。
ミュータントから攻撃を受け岩の割れ目に落ち込んでしまいます。

「彼を助けなくちゃ」というケイレブですが、サヴェンは「逃げよう、パウダーを捕ってこなくちゃ」と・・・逃げちゃいます。




のろしを見て、アマルの仲間が捜しにやってきます。

「マアルは見つかったか?」「いや・・・」
岩の割れ目に挟まったアマルが仲間に助け出されます。




鼻血をだすダレル。だるそうで、咳き込んでいます。
さっき洞窟で死んだ青年も同じでした。
洞窟では皆が疲れきり。咳き込んでいます。このままにしておけば、ミュータントになってしまいます。



いかだで逃げ出した3人一晩川を下りました。そこには街。ジャングル化した廃墟は鉄骨が見えて異様。



人が沢山居ます。上陸してイエローパウダーを捜し始めます。

男が荷をチョロまかして鞭で打たれ逃げ出します。それを見た3人はその男にイエローパウダーの在り処を尋ねます。
「黄色い粉を探している。どこにあるんだ」とサヴァン。
惚ける男。
「ゲイガンにきいた・・」と探りを入れるケイレブ。
男に逃げられました。サヴァンが男を追いかけます。

一方仲間に助けられたアマル。



「ケイラムを見つけた。村に居た。助けてやってくれ彼は読める。もう、我々にはイエローパウダーは無い」

サヴァンが男を追いかけるうちに残る二人はゲイガンの部下に捕まってしまいます。
咳き込む二人。
引っ立てられます。そっと後を付けるサヴァン。二人は建物へ




サーと呼ばれる男ゲイガン。このあたりの元締めのようです。



「僕たちはイエローパウダーを捜しに・・」ケイレブ
「ああ、判っている」とゲイガン。
ゲイがンの娘、ジゼルが咳き込むドレルに飲み物を渡します。
「どうせ長くは居ないんだ、それに助けようもない」と父のゲイガン
「僕の父はジャレットだ。父が言っていた・・父の遺志を継ぎたい」とケイレブ
「私はお前を信じていない・・パウダーは私の子孫のための物だ」
置いてある本を拾い上げ読むケイレブ。
「父のノートがあれば僕はイエローパウダーを作れる。僕を殺したらそれも叶わない」
ゲイガンはケイレブを図書室に監禁しました。かつて父が仕事をした場所です。



娘のジゼルが「もし、彼の言うとおり作れたとしたら?」
「父が私の為に残してくれたパウダーだ、十分とは言えない・・お前は私を独裁者のように思っているのだろうが、お前もいつか子供を持てばわかるだろう」とパパなゲイガン。
立ち去ります。

そこにサヴァンがジゼルを拿捕。



「君が俺たちを助けられるのは知ってる。助けてくれ。判ったか?」
「でも父が・・」
「パウダーを盗んで欲しい」
「出来ないわ」
「我々は殺されてしまう」咳き込み苦しそうなサヴァン。
ジゼルは覚悟します。

図書館に連れ込まれたケイラム。
既に窓も無い本が散らかっただけのものです。

家の中の金庫に連れて行くジゼル。「鍵は父の首に下がっているの」
「何時粉をみた?」とサヴァン。
「昨日」
「ここはもう大分あけられていない。どこか手近なところに小分けしてあるはずだ」

洞窟では皆が咳き込み血を流しています。

ケイラムは父の仕事場を見つけました。
仕事には数日かかりそうだと。呟くケイレブ。
「そうかい、急ぐんだな。時間はもうないよ」と見張りの男。

「パウダーをくれ」とケイレブ。
そこにやってきたゲイガンがダメだと言います。
「何を恐れているんだ?」とケイレブ。

図書室に走りこむジゼル「誰かがパウダーを捜してるわ!」
慌てて部屋に行くゲイガン・・そして柱の中に隠したパウダーの容器を確認。
「あった・・」



もちろん謀ったんです・・・上からサヴァンが飛び掛ります。パパを殺そうとするサヴァンをジゼルが止めます。
そしてパウダーを手に取り、「深く吸うのよ」とサヴァンに使い方を教えます。



閉じ込められているミルにも、同じに。図書館で死にかけたケイレブにも吸わせて逃げ出します。



サヴァンが囮になり。先に筏まで逃げる二人。パウダーを村に持ちために走る3人。

洞窟の前ではミュータントたちが洞窟の扉の突破を計っています。

アマルが乗り捨てられたいかだを見つけます。
「まだ生きてる。パウダーを手に入れたようだ」

逃げた3人は渓谷に、つり橋を渡っていると、ケイレブの足に矢が・・・ゲイガンがボーガンで撃ちました。



足に刺さった矢。気力を振り絞って進みます。
渡りきると、サヴァンは先に行けと二人をやり、つり橋を切り落とそうと斧を振ります。



・・・ゲイガンの矢が胸に・・・橋が落ちると一安心。気を失ったサヴァンも渓谷に落下してしまいます。

・・・先を急ぐケイナンとドレル。
森の中で、アマルたちが二人に追いつきました。
「アマル!」
「パウダーをとったのか?」
「ああ」
「君の仲間のところへ連れて行こう!」
馬にのせ、仲間と共に洞窟へ。

洞窟は悲惨。洞窟の中ではミルが弱っています。既に出血していて、自分の意識があるうちに殺して欲しいと仲間に言っています。
「ミューターントになるぐらいなら殺して」と叫ぶミルですが、パウダーを持って洞窟に入ったドレルが助けます。
そして他の人々も、死地から甦ります。

外でミュータントたちを一掃していたアマルたちに、「大丈夫ミルも生きてるわ!」とドレル。
ほっとするケイレブ。

「おい、俺のパウダーをよこせ」と追いついたゲイガン。
「それはお前のじゃない・・これからもずっと」とアマル



ゲイガンは無防備なケイレブに向けてボーガンを放ちます。



目をぐっと閉じるケイレブ。そこに飛び込むアマル。代わりに矢を受けました。
ケイレブは落ちていたアマルの斧を、矢を番えているゲイガンに投げつけます。
おれが・?・・って顔して倒れるゲイガン
「帰ったのね」とミルが兄に飛びつきます。

アマルたちの住む山に残った村人たちが移り住みます。
川を越えた向こうはミュータントたちが来ないので。
ケイナンは父の仕事場に戻り父の研究を継ぐ事にしました。イエローパウダーは必要です。

ミルは子供たちに文字を教えています。




★ 英語の字幕も無い・・一応覚悟はしてるんですUKに発注する時は・・最近は大分字幕増えてきたんですが・・無かったです。
皆さん発音は良いんですが・・・知識が足らん私なので、完全読解は無理ですf(へっへ;

マシーンがミスって放射線元素ばら撒いた後の世界。近代的な産業、工業は全て衰退して、クスリ(イエローパウダー)のある者は都会に暮らすけど、そうでない者たちは、森の奥深くで、放射線から離れた限られた地域で暮らすしかない時代。
すっかり石器時代に戻っています。
もちろんクスリがあって、都会近くに残れた者たちですら、文明の利器を利用できないし、文字も読めない状態に文化技術的な衰退を余儀なくされています。

後半に出てくるのはニューヨークの図書館が舞台だそうで、巧くCGを使っています。
というか、CGだらけですけど・・・ロケ地はケープタウンだそうです。

イエローパウダーを安定ヨウ素系のお薬としてなら理解できる。全くの別物のクスリを創造しても(放射線の)でも良いけど・・
一番初めにミュータント化して死んでしまうヨマック。



この左の人ですが・・メイクをすると、こんなになってしまいます・・・怖い~~





Sean Bean ...Amal
Corey Sevier ...Savan
Sam Claflin ...Kaleb
Annabelle Wallis ...Dorel
Eleanor Tomlinson...Miru
Hannah Tointon ...Giselle
Jonathan Pienaar ...Gagen
Danny Keogh ...Yisir
Jessica Haines ...Neenah
Tertius Meintjes ...Uri
Garth Breytenbach...Remi
Bjorn Steinbach ...Yomack
Andre Jacobs ...Elder #1
Steven Jubber ...Evan
Pope Jerrod ...Buren





127hours

2011-03-29 | Film on DVD
127 Hours

「アロンは今居ません・・伝言をどうぞ・・」

当人支度しながら、留守電を聞いています。
支度を終えた彼は街中を抜けて田舎道に。



カメラに向かって、「2003年4月25日。金曜日の夜だよ。キャニオンランドに着いた」
車を止め、仮眠。

土曜日。

朝。自転車に乗って砂漠の間を抜けカメラを回します。
「ブルージョンキャニオン。ガイド本によると、Big-drop Rappelまでは4時間半」



またマウンテンバイクで走りだします。自転車でこけてみたり・・巨大な岩場につきます。



自転車を木にロックしてそこから徒歩。岩の下に二人の女性を見つけます。
アロンは気さくに声を掛けます
「ねぇBlue Johnでやるの?」
「いいえ、迷子になったみたいだけど」
「まってて」と岩から降りてきて、彼女たちが持つ地図を手に取ります。



「君たちはここ。ドームはここ僕はアロン」
「私はクリスティ、こちらは友達のミーガン」
「じゃ、君たちは迷子で僕は良いガイドさ・・走行距離計は17マイルをさしているよ」
「良くここに来るの?」とクリスティ
「ああ、別荘さ」
そして探検を始める3人。でも女性たちは既に息が上がってます。凄い岩場で人がやっと挟まっている感じ。
「ちょっときついわ・・ここから戻りましょう・・それにあなた本職のガイドじゃないって言ったわよね」
「そう、エンジニアさ」
「もう辞めたいわ」とミーガン
「大丈夫だよ信じて、良いかい・・そういって、両手足を離すアランは、双璧の間に落下していきます。



「おーまいごっど!」女性二人が叫びます。下では水音。
「アロンは何処?なに?どうなってるの?大丈夫アロン?」叫ぶ女性たち。
水面に上がると、大声で歌うアロン。
「大丈夫みたいね Batshit(戯言)ね」
「こっちに来いよ、僕を信じて」と下でアロン。



「え?信じろと?殺してやるわAron Ralston!」そういって落ちて行くクリスティ。
「メガン、あなたの番よ」と下で呼ぶ友。どうにか飛び込むミーガン。
「良いジャンプだったよ」とアロン。
「信じられない~~」ミーガン
「どうすればもう一度できるの?」とクリスティ
「え?もう一度?」何度もダイブを繰り返す3人。カメラも回っています。楽しそうです。
「ブルージョンってのはブッチキャシディとサンダンスキッドのHole-in-the-wall Gangの彼らの隠れ家の谷さ罠を使って野馬を捕まえたんだ。ね、記念に写真をとっても良いかい?・・またあえるかな?」アロン



「それはパーティ次第ね」とクリスティ
「え?パーティ?」
「明日の夜、パーティがあるの、もしこれたら、会えるわ」ミーガン。
「どこに行けば良い?」
「ここから20マイルぐらいGreen Riverの脇よ。古いモーテルに居るのスクービードゥみたいな変なの付けてるから、絶対迷わないわよ」
「本当?判った。会えてよかったよ。じゃまた」
女性二人と別れて、別のハングを求めています。岩フェチ????

岩間に下りる為に手をかけた岩が崩れてしまいます。ちゃんと足で蹴って確認したのに・・・



落ちるアロン。叫び声、ヘッドホンが落ちて・・現状を把握するまでの呆然とした表情。



岩に手が挟まっています。驚愕。



ここでお題。127Hours




上を見上げると、岩間に青空。
目の前には岩に挟まった自分の右手。
抜こうにも、まるで動かない岩と手。上から覗いてみます。岩の下に左手を入れて、動かそう、抜こうとしますが、まるでダメです。雄たけびが岩間に響くだけ。
岩に体当たりしても、動かない。

「Fuck!」
「Please・・」

まだ近くに居るかもと、さっき別れたクリスティとメガンを呼びますが・・・岩のそこからの声は届きません。
カメラが引いていきますが、空から見たその岩間は、余りに細く深く・・・外からはまるで見えない・・

「考えるんだ。どうすれば良いか」独り言。
持ち物を目の前の岩に並べます。そして道具を見ながら、考える。



ナイフで柔らかな砂岩の塊を突付いてみる・・でもやっぱり岩。
直ぐ、左手が馬鹿になる。ナイフは下に落ちてしまいます。やっと小枝を足の指で掴んで引っ掛けナイフを拾います。でも、すぐ、ナイフは切れなくなってしまいます。
少しずつナイフで削りますが思うようには掘れません。

日曜日

水は貴重品。少しずつ。
入り口の岩に胴綱を付けることが出来ました。
岩にもたれかかって眠ります。
日の出。岩の中にも日が差します。

車で眠る僕。さあ行くよとアロンの父。岩場で旭が登るのを眺める親子二人。




アロンはカメラを回します。
3:05 2003年4月27日日曜日。

24時間たった。ブルージョンの谷に刺さって
私の名前はAron Ralston。父はラリー母はドナ。コロラドのEnglewoodに住んでいる。もしコレを見つけた

ら、カメラを両親の元へ送って欲しい。僕はブルージョンに昨日降下して、落ちた岩に腕が挟まった」
そう言ってカメラで腕を写す。
「挟まった指は既に血の気が引いていて、24時間いろいろ試したけど・・食べ物もないし水も300ぐらいしかない。」
いきなり小石が降ってきます。人がいるかと、助けを求めて叫ぶアロン。ヘルプの声がこだまします。
録画されてしまった自分の叫び声を再生して、「自分を見失うな・・」と呟く。
夕暮れ。時間は過ぎ、できる限りの事をしますが・・・夜は寒いし疲労しています。
少ない食べ物。パーティを思い浮かべながら・・現実に戻ります。もう、底が見える水筒。

金曜日の電話の録音。
「ママよアロン、あなたと話したいの。そこに居るの?良いわ、緊急ではないし。パパはNYでとても静かな週末になりそうなの。電話を頂戴ね。愛してるわ」

そんな録音を聞きならが息子は支度をしていたのです。地図を開きます。
コピーをとるアロン。
「どこか行くのかい?」と仲間のブライアン。
「まだ決めてない、多分ユタ。他かも・・」



「楽しんでおいで・・」とブライアン。
「ああ」

月曜日。

さ、行くぞ
岩にロープをかけています。自分の体重を使って岩を引き上げようとしますが・・・ダメでした。



涙ぐむアロン。
世界中の飲み物を想像でも、自分の水筒には少ししかない。

カメラを回して、
「月曜日。ロープを使って岩を引き上げようと朝からトライしてみたけど、ダメだった。
掘削ドリルとかあったらなぁ・・水は150ミリ、明日の夜ぐらいまでは生きていられるだろう。運がよければ。自分の尿をとおもった。クサイわ。毎朝Raven(渡りからす)がやってくる。朝9時半になると15分間だけ日が当たる。暖かい」




いつも一人で決めてきた。今度も、誰にもここに来ると言ってない・・なんてこった。

アロンは覚悟したようです。ゴムで上腕を縛り上げ、切れない小刀で自分の腕を・・・使えないナイフ。
カメラに向かって、教訓・・
「Don't buy the cheap, made-in-china multi-tool」
安いからと中国製のマルチツールを買ってはならない。
翠州陸軍の軍用ナイフを探したけど、見つからなかった。(棚の中にありましたけど・・・触っただけで簡単に諦めた)

疲れからうたたねをするアロン。水はあと少し。
それを不注意からこぼしてしまいます。
昔のエピソード。カメラでピアノを弾く妹を録っています。



馬鹿をした思い出やら、恋人との思い出。
突然の雷に雨。水は岩を走り、溜まっていきます。
水が岩場の谷に押し寄せて、洪水状態。



水の勢いを借りて、岩が動きました。流されて地上へ。どうにか車までやってきます。
運転して、民家にドアを叩いて助けを求めます。
「アロン?」恋人の家でした、恋人はクビをふります。
夢でした・・・凹

火曜日

TVキャスターのように、「おはようみなさんUSAのキャニオンランドから7時です」とアロン



「今日はスペシャルゲストをお呼びしています。Aron Ralstonです」
「パパママ元気?はい、ママこの前電話に出なくてごめん」
「他には何かいう言は?」
「仕事仲間のブライアンに・・」

一人でカメラの前でキャスターとヒーローのアーロンを繰り返し演技しています。
「ミッシングとして警察に届けるのは24時間、音信普通になってからかな・・・」
「なにか他に良いたいことは・・」
「レスキューサービスを呼んで欲しいな・・・」

ママパパに遺言めいた一言。「二度と電話は無視しないよ」
仕事仲間に、ありがとうと。
そして電源を切ります。そして最後の水を飲み干し。

早い鼓動・・そして自分の右腕にナイフを突き立てます。ナイフを抜き自分の血を舐めるアーロン。
既に水は無いので、自分の尿を集めて飲むしかありません。

Wednesday

カメラを再生して女性たちとのダイブを見ています。

出来ない・・

夜、こつこつと岩を削っていると、後ろで声がしたような気になる。
何度も振り返る。見えない筈のものが見える。
蝿が寄ってくる。
空にあり得ない飛行機雲を見たり、思い出が彼女とのわかれ。無言でラナを行かせてしまった後悔。
かくれんぼをする子供達。
妹のウェディングにいけなかったこと。ごめんよ。
自分で選んだことなのに、この岩はずっと自分を待っていた。私の人生の全てを。この岩が憎い!

目覚めるアロン。
子供の声。ママの歌う声。家族のソファーに子供が座っています。
あろんは子供を肩車しています。天使の様な可愛い子です。その子が視界から消え・・・






アロンは体をひねって自分の腕の骨を折ります。



そして、体をひねって、もう一本の腕の骨を折り小さなナイフで、腕の皮膚と肉を切っていきます。



神経を切る痛み。今度ははっきりと男の子が見えます。多分アロンの息子(予定)でしょう。全てにこれに係っているんです。
諦めるわけには行きません。



叫び。玉の様な汗、ふっと体が岩から離れます。



呆然とする間・・



応急手当をして、その場を去ります。一度振り返り、最後の腕の撮影。

ありがとう。

これだけの体力が残っているのが不思議なくらいだけど・・
裂け間を行くアロン。外へ。まぶしい。

岩に刺さった留めを利用して下に下りるアーロン。水溜りの水を・・飲む。



えっと・・かなりな不衛生ですけど・・・そして歩き出すアーロン。

既にふらふらで倒れますが、カラスが上を舞って居るのを知って、再び歩き出します。
そして、人の影・・今度は、幻ではなかったようです。助けてくれと叫ぶと反応がありました。
子連れの3人組。母と子が走り他の助けを捜しに行きます。



見つけたその男が電話を持っていたのでしょう、暫らくすると、へりが・・・アロンを収容します。


一人じゃない。微笑むアロン。



夢とおり、彼は結婚して、奥様のジェシカが3年後に息子のレオを2010年2月に産みました。

家族のソファーに家族と友達皆が居ます。一人じゃない。



それでもアロンはクライマーを続けているんですよね。最後のこれはご自身でしょうね。




日本でも公開が決まったようです。こちら
一足先に見てしまいました。6月には世情も落ち着くことを祈ります。
不屈の精神というよりも、引き換えに生きることを選んだアロン。私には無理かもなぁ・・愚痴って泣いてそれぐらいしか出来ないだろうなぁ・・・

血の苦手な方には奨めませんが、ジェームスフランコの百面相を楽しめます。

James Franco...Aron Ralston
Kate Mara...Kristi
Amber Tamblyn...Megan
Sean Bott...Aron's Friend (as Sean A. Bott)
Koleman Stinger...Aron Age 5
Treat Williams...Aron's Dad
John Lawrence...Brian
Kate Burton...Aron's Mom
Bailee Michelle Johnson...Sonja Age 10
Rebecca C. Olson...Monique Meijer (as Rebecca Olson)
Parker Hadley...Aron Age 15
Clémence Poésy...Rana
Fenton Quinn...Blue John (as Fenton G. Quinn)
Lizzy Caplan...Sonja Ralston
Peter Joshua Hull...Boy on Sofa (as P.J. Hull)



Outlander

2011-03-01 | Film on DVD
地球大気圏に突入する宇宙船・・

709年。ノルウェー。
湖に落ちて助かった2体のエイリアンは地表に・・



ってジムカヴィーゼルやん。
もう一人は事故死のようです。
船は湖に沈み破損が酷いようですが、宇宙船の非常用ポットが無事浮かんでいます。
中のデータは無事でした。PCに向かって問いかけるエイリアン。
「ここは?」
「地球、鉄器、かつての植民候補惑星」PCが答えます。
そして強制的な言語の習得・・・テクノロジーが違いすぎますな。
エイリアンは友を葬り。
武器をもって出立・・にしても、軽装過ぎますけど。

森の中の焼け落ちた集落を見つけます。巨大な鯨。牧畜。人々は海と湖と大地から恵みを得ているようです。
建物のドアに大きな爪あと。

森の中、エイリアンは敵に襲われ自前の偉大な火器はあっけなく川の中に・・
馬に乗ったバイキングがエイリアンを襲います。
木に飛ばされて気を失ったエイリアンは捕まってしまいます。



フレイヤと父ロスガー。





剣の練習?!です。
娘は父の奨める結婚が嫌みたいです。
「ウルフリックは良い王になる」
「父親と同じ暴君だわ、絶対にいや!」
「ならばあいつが王になる前に男を捜せ!」
「じゃ、それまであいつを王にしないでよ!」
ハードな親子です。

そこにウルフリック。
「俺はじゃじゃ馬は嫌いだ!・・俺と結婚したいか?」無言で出て行くフレイヤ。
現王ロスガーにパトロールの報告をする先王の息子ウルフリック。
「ガナーの村が荒らされた。死体も無い」
「誰が?村人を奴隷としてつれ・・」
「いや、血の海だった。ガナーはルーシ族と交易中だすぐ戻るだろう」
「それじゃ戻ったら我々が疑われる」とロスガー



「森で男を捕まえた。何者か判らないが、じき判るだろう」とウルフリック。

ウルフリックが尋問します。



「俺の名はケイナン」
もちろん大人しくはしていません・・・「なぜ森にって、ドラゴンを狩っていたのさと・・」
抵抗して大男あいてに大暴れ。でも多勢に無勢。
打ちのめされて怪我をしたケイナンは縛られています。
フレイヤに彼の看病を頼むウルフリック。

フレイヤの父は王の印のメダルを持っています。王であった兄が死んで平和に村を治めていました。
「もっと賢くならなければ、武力だけのウルフリックには王位は渡せない」

夜。宇宙人ケイナンの看病をするフレイヤ。
彼が火かき棒を使って縄を切っているのを知って見張りを呼ぶフレイヤですが、ケイナンは逃げ切ってしまいます。
衛兵が何者かに殺され、闇夜で人々を襲います。太刀打ちなど出来ません。
ケイナンにはそれが何かわかっているようです。
「モアウェン!」その獣は振り向きました。

8名の多大な犠牲者です。殺されたり連れ去られたり。

フレイヤの父にケイナンは事実を話します。
モアウェンをつかまえて船で護送中にここへ難破してしまったこと。奴を捕まえなくては、皆が殺されること。
良く判らないながらも、それなりのレベルで危ない獣が人々を襲っている事は理解しているようです。
ドラゴン・モアウェンを捜しに有志が森へ向かいます。
二人組みで森の捜索に出ますが・・・森のあちこちに食い荒らした肉塊。
「コレは熊じゃない・・」とボロミア。
水の中に潜むモアウェン・・また数人がやられます。
森の奥に居た大柄な熊。運悪く出くわして、王自ら退治。危ないところを助けたケイナンは王の信頼を得ます。



人々は森の奥にすむ熊が犯人と勘違い・・それを倒した宴です。


でも、ケイナンは知っています。それが真実ではないと。

村人達もケイナンを受け入れました。勇敢に戦ったので。

酒好きのボロミアは可愛い女性を口説いてます。俺も手柄を立てたと。

掴まって繋がれていた時にパンを分けてくれたエリックが宴会場へやってきます。
フランク族の襲撃で両親を殺された少年ですが、ケイナンは彼に死んでしまった息子の姿を見ています。
盾を取り出し宴の余興。戦士が盾を担ぎ、それにのぼり落ちないように・・・ウルフリックとケイナンの追いかけっこですな・・みな喝采。



フレイヤもケイナンを見直したようです。

「父を救ってくれてありがとう」とフレイヤ。
「皆は熊が犯人だと思っているが、奴は戻ってくる」と告げるケイナン。

祭りで盛り上がる「盾の館」
夜陰に紛れて、自分の村が荒らされているのを知ったガナーが攻めてきました。突撃です。
良い戦闘シーンです。おお!やっと出てきました!ヘルボーイ!
でも多勢に無勢。追い返されてしまいます。
「俺の女房と息子は何処へやった!1000年かかろうがお前の心臓をその胸から取り出すまで、付けねらってやる!」



宣戦布告して一時撤退。
「和平は無理だね」とウルフリック。



戦いを目の当たりにしたエリックは泣きじゃくっています。



「ウルフリックの父先王がフランク族を攻撃をしたとき、ガナー一族は逃げ、ウルフリックの父は攻め込まれて戦に負け死んでしまった。まだ若いウルフリックの代わりに弟であったロスガーが王位についた。行く行くはウルフリックが王位に着くことになるけど、今回その仕返しでウルフリックがガナーの村を襲われたと思っている」とフレイヤ。

撤退しながら、森の中で、2次攻撃の計画を練るガナー。
しかしそこにモアウェン。
レベルの違う相手に、ガナー達はウルフリック達の館へ逃げ込みます。
館の囲いに上ってウルフリックたちは迎え撃つべく準備をしていました。そこに、慌てふためいて、逃げてくるガナーたち。
矢が放たれます。

森の奥で赤く光るモアウェンを見たケイナン。
「まて!打つな」
門が開けられ、中に駆け込むガナーたち。
外では青白く光るモアウェンがガナーの部下を高く持ち上げています。叫び声。

「アレは熊じゃない・・」とボロミア。
「石よりも硬い皮膚だった」とガナー
「バイキングらしく狩ってやる!」とウルフリック。
でも、そこにケイナンが「それは無理だと・・罠にかけなくては」
ケイナンが罠を仕掛けると提案すると王はケイナンの提案を採択します。
かなり大掛かりな罠です。

王はケイナンに出来れば狩りが終わったあとも村に残って欲しいと告げます。

一方、洞窟に潜むモアウェンは狩ってきた人を餌に繁殖していました。
う~ん。プレデターかと思ったけど、エイリアンに近いキャラですね。

フレイヤに真実を告げようとするケイナン。でも、理解は無理でしょう。



「侵略者たちはモアウェンを狩ってその土地を奪う事にした。彼らは不必要な獣だと思っていた。



何艘もの船で責め撲滅させた。辞めるべきだったのに。・・容赦なく全て殺したから安心してと、家族を住まわせ、その地に残して次ぎの新しい土地に向かった・・全てを奪うために」とケイナン。


「でも、狩り逃した最後の1頭が住民に牙を剥き。殖民した村人を襲い全滅してしまった。自分のせいで家族が殺されてしまった」と。

涙を浮かべるフレイア。
「でも、それはあなたの王の命だったのでしょう?」
後悔して泣くケイナン。フレイヤは決めたようです。
父から預かったよき男に渡すようにと言われていた剣をケイナンは託します。
フレイヤはケイナンを選びました。新しい王として。

ドラゴン・モアウェンとの戦いが始まります。
囮は二人の勇士。ウルフリックとケイナン。
もっと弓の用意をと言われた兵が、井戸の脇を通ると、不思議な水音。そして微かな声に気づくボロミアですが外の様子が気になって詳しく調べませんでした。井戸の周りに矢が落ちています。

怒りに燃えるモアウェンの前にキリスト教の司祭が・・・



?エクソシストですか?あっけなく殺されました。
モアウェンに槍を投げて罠に誘いこむ二人。



追いかけるモアウェン・・
深く掘られた池には鯨のあぶら・・そこに落ちたモアウェンに火矢が放たれます。
やった!と思った瞬間。「盾の館」に避難していた女子供たちの悲鳴が・・
井戸から這い出してきた子モアウェンが忍び寄っていました。物音と異臭に気がつくエーリック。
子モアウェンの進入にフレイヤが果敢に向かいます。
そして盾の館から逃げ出す女たち・・パパが娘の救出に飛び込みます。突撃するもあっけなく・・

火の池から飛び出すママモアウェンは大暴れ。



そしてヘルボーイもあっけなく・・首チョン・・寂しい。

母子で逃げるモアウェン。翌朝。人々は村を捨て疎開することに。
フレイヤから託された王の剣が折れて落ちています。それを拾うケイナン。
呆然とするウルフリックに、「へロット族の未来はお前にかかっている」
と王のメダルを渡すケイナン。

数名の勇士を募って、井戸の水が血に染まっています。連れ去られた傷ついた人々の血です。
「井戸から来たのは間違いない」とケイナン。

湖の底に沈む宇宙船に戻るケイナン。



不思議そうなウルフリック「何故お前の船が泉水の底に?」
「ああ、詳しくは聞くな!」とケイナン。
湖底の船に入るとケイナンは子モアウェンに遭遇。慌てて水上に戻るとあいつが船を襲ったのを知ります。フレイアが見当たりません。

引き上げてきた船の部品で剣を作るようにボロミアに指示・・チタン合金ですかね。



新しい王の剣が出来ました。

有志達と井戸底に潜るケイナン。



洞窟にでます。
さらに奥の洞窟では傷つき倒れるママモアウィン。
洞窟を行くウルフリックとボロミアにケイナンたち。
子モアウェンは餌をあさりに捕まえた人の死体のある場所にやってきて腹ごしらえ。



そこには連れてこられたフレイヤが居ました・・生きています。

入り込んだ男たちを子モアウェンが襲います。
一人殺され。ボロミアも殺され。友の死にノーと叫ぶケイナン。
その声を聞いてフレイアがここよと叫びますが、目の前に子モアウェン。
ボロミアたちにつけられた傷から出血しています。
駆けつけたケイナンから剣を受け、振り下ろすフレイア・・子モアウェンのクビ落ちました。

傷ついた子供の悲鳴に目覚めるママ。
そして、ママがやってきます。子が既に生きて居ないことを知ると雄たけびと怒り爆発。
逃げまわるフレイアにケイナンそしてウルフリック。

洞窟を走り回り、出た先が滝の中ほど。下は滝つぼ・・・足を滑らすフレイヤ。



手を掴むケイナン。モアウェンを牽制するウルフリック。
ウルフリックがモアウェンの頭に剣を何度か振ります。



やっとフレイアが這い登ります。
傷ついたモアウェンは一時退却。しかしウルフリックも死の淵です。
「長いことコレに憧れていた。一日でも手にして嬉しかった。もし友なら・・」
「友だ!」
「コレはお前が次に持つんだ」とウルリックの最後の一言。

洞窟に向かい仁王立ちになるケイナン。滝の向こうにはママ。
ケイナンとの死闘の末。滝つぼに落ちるママ。
そこには、絶滅の憂き目を見た獣の悲哀。追い詰めてしまった征服者の苦悔。

ウルフリック王から次ぎの王にと王ののメダルを受け取るケイナンですが、やることがあるからとメダルをフレイヤに渡し別れを告げます。



はじめに落ちた湖に潜り妻の棺をじっと見つめるケイナン



岸に上がると、はじめに設定しておいた発信機は相変わらずSOSを発して居ます。
夜空から・・救助船がやってきます。
それを降下する救助船の目の前で叩き割るケイナン。
ソナーが消えたので救助船は引き上げていきます。

後をつけてきたフレイアは全てを知りました。

そして戦死者の葬送。
亡骸は盾を枕に、剣をだき。ヴァイキングの船に乗せて海に出帆。火矢がかけられます。




4人の王の時代に、ロスガーとウルフリックが命を落とした。
よそ者のだったケイナンが王となった。妻を娶り、少年を養子とした。
私だけが知る。ケイナンは神の使い、神の元に戻らず、ここに居ることを選んだ。

★★★

B級にしては心地よいほどに掘り下げたお話で、もしかして北欧の神話の一つペオウルフとグレンデル・・いやこれは巨人だったけど・・とか・・もしかして恐竜が絶滅したのも、この宇宙人たちのせいかも・・とか、違和感ないエイリアン=以前の植民地候補だった=子孫とか、最後滝つぼに落ちるモアウェンの悲しそうな表情といい、とても奥の思想を探りたくなるような作り方でした。
私はこんなお話も素敵だと思いましたが・・・・劇場公開は無く、制作から2年後のDVD発売という形になってしまったのはおしかったなぁって思います。
ケイナンは死なせてしまった家族と同じ地に眠ることを選んだんですね。良いお話でした。


James Caviezel ... Kainan
Sophia Myles ... Freya
Jack Huston ... Wulfric
John Hurt ... Hrothgar
Cliff Saunders ... Boromir
Patrick Stevenson ...Unferth
Aidan Devine ... Einar
Ron Perlman ... Gunnar
Bailey Maughan ... Erick
John Nelles ... Donal (as John E. Nelles)
James Preston Rogers ...Bjorn (as James Rogers)
Scott Owen ... Aethril
Petra Prazak ... Mara
Owen Pattison ... Galen, son of Kainen
Matt Cooke ... Captain



Robin Hood Prince of Thieves / ロビンフッド

2011-01-07 | Film on DVD
Sinさんのお勧めのあったロビンフッドです。
これTVで見てましたわ。
20年前のケビンコスナー・・明るい・・大物そろい踏みの映画です。

★★

800年前獅子心王リチャードは3次十字軍を率いて異教徒からの聖地奪還を試みていた頃、王に従った騎士たちは次々と生死がわからなくなってしまっています。。

1194エルサレム。刑罰を受ける男たち。
ロビンロクスリーも掴まっていました。
盗みの咎で腕を切り落とされる男。次ぎの男もパンを盗んだ咎です。



ロビンが俺が代わりに・・上手く気転を利かせて逃げ出すロビン。

一緒に逃げた幼馴染のピーターは弓に倒れ、妹にリングを渡してくれとロビンに頼んで、見つかった兵に向かっていきます。彼に加勢しようとするロビンに「無駄死にはイケない、彼の遺志を尊重するべきだ」一緒に逃げてきたムーア人の男の案内で逃げます。
二人は行動を共にすることに、「私はアジームバシルアルバクリだ。恩を受けたものは必ずその恩に報いなくてはいけない」とロビンについて行く事になりました。

イギリス。ロクスリー城
「我が息子ロビンと聖地で共に戦われたとか、この国では王の不在を良い事に、悪いやからが蔓延っています。息子の消息をご存知でしょうか?」と帰還した騎士に手紙を書くロードロクスリー

手紙をしたためる父。
召使のダンカンが制止するのも聞かない男が血だらけで飛び込んできます。



「娘のグェンが攫われました」
「だれに?」
「マスクをした男たちにです。息子は殺されました」と必死の形相の男。
それを聞いたロクスリーは支度して馬を馳せますが、正面門を出た所にマスクの集団。



飛び込んできた男は「脅迫されたのです。許してください。申し訳ありません」
仮面の男。



ノッチンガム公は加勢するようにと言いますが、ロードロクスリー拒否し殺されてしまいます。

4ヵ月後

ロビンがイギリスに帰国します。
「何故後ろを歩く?」アジームに問うロビン。
「異教徒の私は後ろを歩いて奴隷だと思わせたほうが安全だ」とアジーム。

がけの下で犬を仕掛けて少年を狩っています。少年はオークの木に登り犬を避けます。



それを見たロビン。「大の男が6人で追いかけるほどのことか?」
ノッティンガムの代官の従兄弟ガイが追っていました。
少年を助けるロビン。聞けば食べるものが無くて鹿を盗んだそうな。

ノッチンガム城に戻るガイ。



従兄弟であるノッチンガム公にご注進。ロビンロクスリーが戻ったと。
モーティアナと呼ばれる魔女。ノッティンガムの為に占いなどをしている老婆です。



「死人の息子が戻った。王の帰還がちかい。わぁ~。私とお前の死が見える。夢で見た、刺青の男だ。顔に異国の模様がある。早く二人を殺すのだ!」王に占いを告げます。

焼け落ちた城に帰ってくるロビン。
父は折に入れられてつるされていました。
ダンカンが生きていましたが、目をつぶされています。
父ロードロクスリーは黒魔術を信仰したかどで殺されたのです。領地は代官に取り上げられていました。

父の葬儀をし、出立します。



エルサレムで犠牲になって死んだピーターの屋敷にやってきます。妹にリングを渡すためです。



「マリアンにロビンが来たと言ってくれ」
マリアンは元気にしていました。ちょっと手荒い歓迎でしたけど。
兄の死を悼んでいます。



結構聞かん気のマリアン。いたづらっこのロビンと相性良いです。
そこにやってくるガイ。マリアンの馬を盗んで逃げるロビン。
シャーウッドの森に逃げ込みます。やっとお出ましのウィル@クリスチャンスレーター
そしてリトルジョン。



「川を通るなら通行税!」と息巻くシャーウッドの森の住人に迫られ仕方なく腕試し。大喧嘩の末に打ち解けました。



シャーウッドに群れる男たちはお尋ね者。
それでもみなでキャンプを張って暮らしています。初めからリッチマンとロビンを呼び、反抗的なウィル。

魔女は今日も祈っています。ノッティンガム公は魔女に育てられたそうです。
ノッチンガムの教会で祈りを捧げるマリアンのにやってくるロビン。

「首に100枚金貨の懸賞がかかっているのよ。隠れて」とマリアン。「1000枚になるまで苦しめてやる!」ロビンは面白がっているようです。
ノッチンガムの司祭は私腹を肥やした破戒僧嘘もつきます。そのために父は悪魔崇拝と貶められて殺されてしまったわけです。事情を聞きたくてやってきたロビンに、
司祭が「心を清めなくては神野前には出られないと、父君はおっしゃった」
「嘘だ!」

焼き討ちにあった人たちが森に逃げ込んできます。そしてロビンを責めます。
でもロビンは皆に団結して戦うことを提案します。
皆で森の中で武器を作り弓の練習。
そして家を作り生活の基盤を整えていきます。すっかり農夫たちの弓も上手くなりました。特にリトルジョンの息子ウルフは上手い。

あちこちで横暴な振る舞いをする代官に逆らうロビンフッドの仲間たち。
懸賞金は、金貨1000枚に。
ロビンフッドはすっかり英雄です。次々と代官の集めた金銀財宝を横取りして行きます。
懸賞金が、25000枚に

ガイが護衛する馬車を強奪するロビンたち。



タックの登場。仲間に入ります。

ノッチンガム公は武器の製造に余念がない。また従兄弟に負けを報告に行くガイ。
今度は許してもらえませんでした。腹に一撃。

マリアンがシャーウッドにやってきます。
その晩リトルジョンの奥方が産気づきますが、逆子で難産。
でもムーア人のアジームが上手く取り上げ息子が生まれます。異教徒は少し見直されます。

マリアンが船で館に帰ります。「二つお願いがある。ダンカンを連れて行って欲しい」とロビン。大分弱っているダンカンには森での暮らしは厳しいようです。
「二つ目は、あなたは王の従兄妹だ王にこの危機を伝えてくれ。王の為にも」
「いいえあなたの為に伝えるわ」と言うってマリアンがロビンにキス。
「彼はあなたを愛してる。こんな目でも見えるんですよ」とダンカン

10日後に協力してくれそうな諸侯がノッチンガムに集まる。でも、金はロビンに奪われ、加勢してくれるかわからないと弱音を吐くノッチンガム公。
魔女モーティアナは占います。「けだもの(ケルト)を使うように」と言います。そして、「世継ぎを王座に付ける為に、王族の姫を娶るように」とも・・それは願ったりのノッチンガム公。

リチャード王に親書を携えるマリアン。
侍女のサラをつけますが、司祭の手下は、裏切り者でした。
サラをのめしマリアンの親書をノッチンガム公に差し出します。

諸侯たちに共闘を申し出ますが、みなロビン一人にて手ずるくせにと。
ケルトを傭兵として雇ったとノッチンがムはつげ、諸侯は王族との結婚はどうする?
「もう婚約したも同じだ」と高笑いのノッチンガム公。
マリアンがさらわれます。
ダンカンは館から上手く脱出してシャーウッドへ知らせようとします。馬に乗ってそっと館を出ます。
馬は道を覚えていました。疲れきったダンカンですが、どうにか馬にしがみついてロビンの元へやってきます。
「大変です。連れ去られました。マリアン様が攫われました」とダンカン。

ダンカンを追ってやってきた敵兵。ケルトの傭兵がいます。
無頼のケルト。恐れたりはしません。



ケルトが火矢を使います。
木上から反撃するロビンたちは厳しい。人々は逃げ惑います。



囚われて教会で祈るマリアン。
「私は囚人なの?」とやってきたノッチンガム公に問います。
「いえ、お守りするためです。首領格は縛り首ですが、下っ端はあなたの結婚祝いにしよう」とノッチンガム。囚人の中にはマリアンの侍女サラも居ます。
「私がだれと結婚を?」
「判っているでしょう」
焼け焦げたロビンのメダルを見せるノッチンガム公はマリアンに結婚を迫ります。
「私に選択肢は無いのね?」泣き叫ぶ姫。

難を逃れたロビンの仲間たちは、夜陰に紛れて集まります。
城では拷問が続きます。
そこにやってくるノッチンガム公。
「ロビンフッドは生きているという噂だが・・・」
「俺が殺す」と掴まっているウィル。
「ほぉ・・鞭打て!」

森では戦死者のとむらいが続いています。ダンカンも亡くなりました。

「私のせいだ・・」ロビン
「いや君は生きる意味を与えた名誉ある死だ」とアジーム。

そこへウィル。
リトルジョンは「ノッチンガムの牢獄から逃げられるはずは無い、お前は裏切り者だ!金をもらって寝返ったな!」と叫び殴りつけます。
「ま・・待ってくれ。代官からのメッセージだ。明日正午に皆処刑される。ウルフを含む10名だ。処刑は代官の結婚祝賀の一部だとさ」とウィル



「マリアンは・・彼女は王家の血筋だ!」タック
「王の不在を良い事に、王座を掠め取るきだ」リトルジョン。
「俺を殺しに戻ったのか?ウィル?」とロビン。
「それはお前次第だよ。ロクスリーお前を信用してなどいない。この先どうする?」とウィル。



「なぜ、お前は最初から俺を憎んでいるんだ?」とロビン。
「おやじは俺よりお前を可愛がっていたからね」
「俺たちのおやじ?」
「そうさ、俺たちは兄弟だよ。俺はおやじがお前の母親が死んでから、手元に置いた女の息子さ。お前のせいで俺たち母子は捨てられた。人生が狂った。だから俺はお前を嫌った。心では信頼したかったけど」ウィル



「俺に弟が?」そう言ってウィルを抱きしめます。

方や、魔女が母と知り混乱するノッティンガム公。
かつて魔女は城に居た本物のノッティンガム公の跡取りを殺し、自分の息子を据え置いたと・・・

計画を立てるロビン。
火薬の調合をするアジーム。
城奇襲の配置につく面々。

そして、偽ノッチンガム公とマリアンの結婚の祝いが始まります



ロビンたちは、城に入り込み、それぞれに配置につきます。
処刑の見世物が始まります。



ウルフが一番につるされました。少年がつるされた紐をロビンが弓で切ります
リトルジョンが柱ごと押し倒して仲間を救います。



アジームが「暴君に反抗する為に立ち上がれ!」と叫ぶと民衆が立ち上がります。



マリアンを連れて逃げる偽ノッチンガム公。
礼拝堂に逃げ込み司祭を呼びつけ結婚式を挙げようとします。

ロビンはドアを破れず、屋上から窓から入り込みマリアンを助けます。
乱闘。

裏切り者の司祭は慌てて金目の物を掴み逃げようとしますが、タックに塔から突き落とされて、天誅。
往生際が悪いのは偽ノッチンガム公。
偽ノッチンガム公が護身用にマリアンにプレゼントした短剣。マリアンの形見のようにロビンが持っていたのですが、それでロビンに刺されて敗れます。



最後はアジームが魔女を倒しておしまい。



秋シャーウッドの森で結婚式。
「異議がなければ二人を夫婦と・・・」とタック。
そこに「意義あり!」と男。獅子心王リチャードです。



「私に親代わりをさせてくれないか?従兄妹よ」





★★★
どの出演者もどっかで見た顔ですね(笑
ウルフ役の子なんてGay Film出てますよ。エンドゲームね。アランリックマンの飄々としたコミカルな演技もとても素敵でした。はい。ケビンコスナー忘れてても、アランは見た途端!!おお!と思い出した次第です。あははは。リトルジョン役の人もロックユーに出てましたね。オールドスクールのナイト役で。奥様のファニー役のかたはシャープに出てるし!!いいなぁイギリス俳優たっぷりの映画って。ショーンコネリーも素敵ですわ。

Kevin Costner ...Robin Hood
Morgan Freeman ...Azeem
Mary Elizabeth Mastrantonio...Marian Dubois
Christian Slater...Will Scarlett
Alan Rickman ...Sheriff George of Nottingham
Geraldine McEwan...Mortianna
Michael McShane ...Friar Tuck (as Micheal McShane)
Brian Blessed ...Lord Locksley
Michael Wincott ...Guy of Gisborne
Nick Brimble ...Little John
Soo Drouet ...Fanny
Daniel Newman ...Wulf
Daniel Peacock ...Bull
Walter Sparrow ...Duncan
Harold Innocent ...Bishop of Hereford

Shiloh / シャイロ

2011-01-07 | Film on DVD
豊かな農村地帯。
綺麗な風景です。
夜、ハンターが獲物を狙っています。



ビーグル犬は賢く、ハンターの言うことが聞けません。馬鹿犬!ハンターは銃の台座でビーグルを殴ります。
脱走するビーグル犬

翌朝。
少年がエアガンでリスを狙っています。
「撃たないよ~」少年を見つけた昨夜のビーグルが後をつけます。
でも銃が怖いのかあまり近寄りません。
馬鹿犬と銃の台座で飼い主にたたかれた傷が痛々しいです。



銃を持つと近寄りません。

ウォーレスの店にやってきたマーティ。
バイトの先を探してますが、今は人手が足りてるとDrウォーレスに断わられます。
空き瓶を持っていけば金に替えてあげるよ・・あまり割りの良いバイトじゃありません。
ウォーレスの孫娘サムと二人でビン集めをしますが・・・あまり集まりません。



「田舎じゃ仕事は無いよ」とマーティは諦め気味。
マーティは自転車が欲しいのですが、パパに自分で買えって言われたようです。
「マカリスターさんの庭仕事をしたら?」とサム。
気落ちしているマーティ。

うちに帰ると言ってサムと別れます。
シャイロ橋で待っていたビーグル。
マーティを見て追ってきます。



「ごめんよ飼って上げられないんだ」とマーティ。

家に入るとびしょ濡れのマーティの服を脱がすマママーティはワンコとじゃれてて足を取られて服を汚してしまいました。
そしてパパが帰ってきて「誰の犬だ?」



「僕についてきたんだ」
「どこから?」
「シャイロの橋から」
「川沿いの?それじゃジャドの猟犬だな」
「なんで彼は犬を虐めたの?目の上に切り傷があるし、とてもおびえてる」

わんこがとても可愛くて仕方ないマーティ。
「食後にジャドの所へ返しに行こう。さ、行くぞ」とパパ
「明日の朝まで預かっちゃダメ?」
「ほら、車に乗るんだ」
「ジャドはお釣りごまかすような悪い人だよパパ」
「それはパパも知ってるよ」とパパ
「僕に助けを求めてついてきたんだよパパ、どうにかしなくちゃ」
「忘れろ」
ジャドの家に着きます。
「へいレイ!久しぶりだな。おふくろさんの病状はどうだね?」
「イマイチだよ。むすこがビーグルを拾ってね」
「ああ、うちの犬が一匹迷子だ、ああ、そうあの子だよ」とマーティが抱くワンコを見て自分の犬だと言います。



アーロンが引き渡すと、馬鹿犬と言ってワンコを蹴飛ばします。



「こいつすばしっこくて、良く脱走するんだ」とジャド
「目の上の傷は?」
「知らんよ。良い猟犬に育てるためには俺は手段は選ばない。もし、また見つけたら連れてきてくれ」とジャド

僕は遣る瀬無い。ワンコを乱暴なジャドの元に置いてきたくはないのです。
ジャドは鶏じゃあるまいし、餌を地面に撒いてます(涙

翌朝、
「僕考えたんだけど・・」と切り出すマーティ。
「ダメだよ。その話はダメ」と取り合ってくれないパパ。
「自転車を買うためのバイトは決まった?」とママ
「自転車を買うならあのシャイロを買うよ」
「名前まで付けたのか?」とパパ
「そう、出会った橋の名前だよ。あの子が殺される前に買い取るんだ!」
「餌は?それにおばあちゃんの病気の治療に家を抵当に入れてあるんだ、借金が返せるまでは犬は飼えない」とパパ
パパはお仕事(郵便配達)に出ます。
パパは犬を飼うのに反対。ママもパパの反対もあり、気乗りしない風

足の不自由なマカリスターさんは階段に手すりが欲しいと・・マーティに頼みます。
上手く出来たようです。バイト代が渡されます。

方やシャイロは罰でケージに入ってます。
ジャドも虐待されて育ったそうで、犬にも人にも哀れみはいらないと明言します。

漁に出ても、他の犬たちはジャドの言う事を聞くのにシャイロは聞きません。既に不信感しかないようです。ジャドにけられて逃げ出しマーティの家にやってきます。
それを見つけたマーティ。家の裏の丘に連れて行きます。そこにある廃屋で、内緒でシャイロを飼う事にしました。

シャイロは言われたとおり家の裏手にある丘の小屋で待っています。
シャイロに餌を届けたいのに、上手く食料を調達できないマーティ。翌日になってしまいました。
サムが森でシャイロと遊ぶマーティを見つけます。
ここで飼うんだと二人で小屋を直したりして。

どうしてもシャイロを飼いたいマーティ。
ジャドがウォーレスの店にやってきて「犬がいなくなったビーグルだけど知らないか?」
サムは慌ててマーティに知らせに行きます。



マーティは50ドル溜めると頑張っています。
「お金ためてどうするの?ジャドに話して、ワンコを買ったらどう?」とママ
パパは反対。
それに、女の子のサムと遊ぶのも反対するパパ。

犬を探しているとジャドがマーティの家にやってきます。
見つけたら捜してつれてこいとマーティに凄みます。

夜、小屋に居るはずのシャイロはマーティの家にやってきてマーティの居所を探り当ててしまいます。仕方なく家から連れ出すマーティ。
「いつか堂々とお前を飼える日が来るよ」そういって小屋に置いてきます。
くんくん鳴くシャイロ。まだ子犬ですから寂しいのでしょう。

お兄ちゃんにまとわり付く妹たち。蛇さがしに行くんだよと振り切って、シャイロに自分の朝食の半分を上げて、サムのお店で古いチーズを買います。もちろんシャイロのためです。



マーティのパパが困っていると噂のようです。皆がおばあちゃんの入院費用がかさんでいる事を知っています。お陰で何かと家に届けられたりしています。
だって、マーティまで一生懸命アルバイトしてるんですもの。

マーティは20ドル溜めました。
ママが新しくマニュキュアの販売はじめました。
マーティは一生懸命シャイロにご飯を持っていきます。

食べなかったり、食べ残しを欲しがったりするマーティ。ママは心配してある日丘に。
そこでシャイロと楽しそうに遊ぶマーティを見つけてしまいます。
「何時からかくしているの?ジャドに嘘を付いたのね」
「どうにかして買いたい方法は?」
「パパに話さなくちゃダメよ」
真剣なマーティに、ママは「問題から逃げてはダメ。犬と家出する気ね」
「逃げたりはしないでも、考えたいんだ。一日黙ってて」
「パパに黙っていてあげる」とママ。

夜、小屋に野良犬が忍び込み、逃げ出すシャイロですが、噛まれてしまいます。
声に気がついて外に飛び出すマーティとパパ。
傷ついて倒れているシャイロ。



パパが車でDrウォーレスの元まで連れて行ってくれます。



ウォーレス先生!
先生に手当てをしてもらってどうにか助かったものの、パパは息子に治療費を出させると。
一生懸命なマーティだから、ジャドをどうにか説得できないかしらとウォーレス夫人。

「他に嘘は?」と帰りの車でパパ。
「ないよ」
「犬の事で嘘を言った。信用を失ったんだ」
「だって、ジャドに渡してシャイロが虐められるのが良いの?」
「正しいことをするんだ」
「正しいって?」
「金を払ったものがその犬の法的な所有者だ。法は無視できない」
「助けないとシャイロはきっと殺されていた!」
「動物を虐待する人は多い。鎖につながれていた犬を今まで何度も見てるはずだ」
「シャイロではじめて気がついたんだ!」
「我儘はもう止めろ!あしたジャドに返すんだ」
「溜めたお金でシャイロを売ってもらう」
「嘘を付いてまでか?ダメだ!」
必死の説得のマーティ。
「シャイロの具合が良くなるまで面倒をみたい。先生の治療費も出すから」と。。条件付で怪我が良くなるまでだとパパはOKします。
でも、帰るとママとケンカ。判ってて嘘を付いたねと

皆がご機嫌斜め、マーティはDrの元へ行き稼いだ20ドルを渡します。
「それじゃ20ドル分のドッグフードを上げよう」良い先生です。
マーティは先生に相談します。



「自分で買う方法を考えるんだ。サムの両親がなくなった時、福祉課の連中の酷い言い草が忘れられない”子供を育てるには高齢すぎる。収入も不安定だ”はじめ冗談だとおもったよ。医者を40年もやってるのに、でも私たちは孫を勝ち取ったんだ。一緒に暮らすためには、どんな犠牲でも払おうと決めたのさ。あのワンコには深い愛情が必要だよ。連れておいき。マーティ」

家に連れ帰り、毛布に寝かせます。
「僕心配だからカウチで寝る」
「レイ。撫でてあげれば?」とママ。
「どうせジャドに返す犬だよ」とパパ触ろうともしませんが、皆が寝静まると居間に下りて来てシャイロを可愛がるパパです。



ジャドがやってきます。



「俺の犬がいると聞いた。人の犬を家に入れて黙っていたのか?」
「元気になるまで見届けたかったんだ」とパパ
マーティは事の次第を話します。
「よくも俺の犬に怪我を・・・ちゃんと返してくれたら怪我などしなかったのに!」
パパはマーティを庇い「怪我が治るまでは息子が責任を持って世話をするから」
ママが譲って欲しいと言いますが、ジャドは「高い金だして買ったんだ。それに良い猟犬になる!売る気はない。治療費もあんたたちが払えよ、傷が良くなるまで預けても良い。でも日曜日には返せよ」
「ああ判った」とパパ。

ジャドの元へ。交渉に行くマーティ。狐を狙っていたジャドですが、マーティの声に逃げる狐。
「禁猟期だよ。罠を仕掛けたでしょ!シャイロは返さない。禁猟期違反で掴まりたくなければ取引しよう」とマーティ
「あの犬は35ドルで買った。40ドルで売ろう」とジャド。
ジャドの元でバイトをすることに。一日4時間5日間です。



「明日からだぞ」「それじゃ書類にして」
どうやら読み書きが出来ないジャド。
40時間の労働と違反の口止めを約束させてシャイロを譲ることをメもがきにして下にジャドのサインを入れさせます。

パパに訳を話したマーティ。パパもOKしました。「これでお前は新しい家族だ」とパパ

翌日から早速お仕事をするマーティ。
荒地の整地ととうもろこしを作り。僕には無理でしょ。どうにかゴミをどかします。
一生懸命シャイロのために頑張っています。
疲れ切っている僕は疲れから熱を出してしまいます。両親は止めますが、それでも頑張る僕。かなり厳しい労働条件です。
ジャドは「覚書を書いたからと言っても、証人のサインの無い契約書は無効だ」といいます。家に帰ってからマーティはパパに確認しますが、同じように言われます。
証人が居ないけど、僕はやるしかないと約束どおり20時間の労働をします。
最後の日、シャイロは譲らないとジャド。
「シャイロは渡さない!」と叫んで帰るマーティ。

マーティの家まで犬を取り返しに来るジャド。
約束どおり働いたのにと拒否するマーティ。取っ組み合いを止めるパパ。
「あの犬は俺のだ。連れて帰る」
約束を守らないと怒るマーティ
パパも「俺を敵に回すのか?」とジャドを睨みます。
シャイロを車に積んで返ろうとするジャドに、マーティが、「自分の言った言葉に何の価値も無いの?」
マーティの家からシャイロを連れ帰ろうとするジャドですが、



途中で車を止めて、シャイロを放してやります。



必死で走るシャイロ。マーティの胸に飛び込みます。



★★

本当の良い映画って年代を選ばずに見られる。しかも後で必ず考えさせる何かが残るものです。
本当に正しいことって何でしょう・・・
3部作の一番目の作品です。残り2つ。近々見たいと思います。
そう、ここのサム役の子5年ほど前に無くなっているそうです。心臓麻痺で21歳で・・?なぜ?
同じく出演のTori Wrightは彼女の実の妹さんだそうです。


Scott Wilson ...Judd Travers
Blake Heron ...Marty Preston
Bonnie Bartlett ...Mrs. Wallace
Rod Steiger ...Doc Wallace
J. Madison Wright...Sam Wallace
Ann Dowd ...Louise Preston
Michael Moriarty ...Ray Preston
Shira Roth ...Dara Lynn Preston
Tori Wright ...Becky Preston
Montrose Hagins ...Mrs. McCallister
Rachel Winfree ...Sue
Amzie Strickland ...Mrs. Young

アーン 鋼の騎士団

2010-12-27 | Film on DVD
Arn は10月にUK版を見ました。
もちろん、JPで出るなんて思ってなかったので・・・スエーデン語とアラブ語では英語の字幕があったのですが、英語の会話には字幕がなく・・・う?でしたが・・・いくつか聞き違いがありましたので、前の分の訂正をして置きました。

こちら

さて日本版、やっぱり気になって見ました3時間超えの大作です。しかも、完全版でした。
あらぁ・・知らなかったわ、UKカットしてたのね。

と言うことで、カットされていたのは何故アーンが僧院に預けられる事になったのか・・
てっきり第二子で、食べるのに大変だから・・・かと思ってました。でも領主の倅で食べるのに困って・・ではなかったですわ。

西ゴティアはいくつかの部族に分かれ地方領主が王を務めています。
前王だったエーリクは倅クヌートに跡を継がせるつもりで居ました。こちらクヌート



アーンとは幼馴染です。
同じ頃のアーンはこちら。



クヌートのペットの鳥を抱きたくて貸してもらいますが、アーンの手から鳥は逃げてしまいます。
クヌートは「大丈夫おなかが空けばちゃんと帰ってくるから、心配しないで」と慰めますが、自分のミスで逃がしてしまった鳥が、見張り塔の端に止まっているのを見つけよじ登っていきます。
兄エスキルが危ないからやめなよと何度も注意しますが聞きません。
そして端に寄りすぎて地面に落下。意識がありません。
アーンの母は、助けてくれたら神に仕える者とします。と誓いを立て、父もしぶしぶ誓いをたてます。

翌日アーンが目覚めました。
母は、絶対教会に預け神に仕える者とするといって聞きません。
父はせっかくの利発な息子を教会にやるのはもったいないといわんやです。
アーンも行きたくないのですが、信心深い母の事、教会へ連れて行ってしまいます。

そしてアーンは神父に武術を仕込まれるわけですね。
二人の神父はいろいろと話し合いながら、アーンをこのまま社会から隔てて神父にするのは好ましくないと実家に帰すわけです。

ウルバネとの確執は昔からだったようです。
デンマークの後ろ盾のある王が傀儡として立っていますSverker一族の王で、クヌートの父エーリクを殺して王になった男です。
その威を借る狐のウルバネ。
アーンに片腕を落とされ、クヌートに殺害されます。

アーンの伯父のブロサは風格のある宰相というところでしょうか、Sverker一族が占める王廷では存在場所がありません。
でも、表立って逆らうのはスエーデンの為にならないと・・控えめにしています。

なのに!クヌートがSverker一族の王を打つべくアーンを誘ってクーデターを起こしてしまいます。



「もし、私が敵討ちできて王位に着いたら、君とセシリアの仲を上手く計らってあげよう」って・・・一途なアーンには渡りに船に見えたのでしょう。
Sverkerの王を討ち果たしたクヌートは王になることに。ブロサはクヌートを補佐します。
しかし、間の悪い事にアーンとセシリアの恋がばれ、懐妊してしまったセシリアは、信頼していた妹の告げ口から、教区のビショップにしれ、しかも破門、20年の奉仕、世間との隔絶を公然と言い渡してしまいます。
アーンは十字軍に従軍することに。セシリアは嫌味なマザーのいる女子修道院へ入れられてしまうわけです。

クヌートの恋人であるセシリアブランカは王位を継ぐまでの間、セシリアと同じ修道院に避難していますが、嫌味なマザーは特別扱いはしませんでした。
同じ恋人を待つ境遇に二人は友愛を育てて行くのです。

クヌートが王位につき、セシリアブランカは修道院から王城に迎えられ、王子エーリクが生まれその後2人の王子が生まれます。
勢力としては弱いクヌート王。
王位には着いたものの、Sverker一族とその後ろ盾のデンマークが余りに脅威です。

セシリアが刑期20年を終え、ブランカの王城に迎えられます。
そして生まれて直ぐ取り上げられてしまった息子のマグナスと初めて会います。
実にパパアーンに似た僕でした。

そしてそこにやってくるEbbe。王位を取り返したいSverker一族の斥候としてやってくるのですが・・嫌なやつです。
次々とSverkerたちが上陸し、何時戦になってもおかしくない状況で、クヌート王は病に倒れるのです。
十字軍の玉砕をしったセシリアは止めるブランカの友情をありがたく思いながらも、修道院に帰ることに。
そしてそこでアーンが帰ってくるのです。

目の前にはSverker一族、簡単に王位を奪われてしまう程弱った王。息子エーリクはまだ王位に着くには幼い。



宰相のブロサはアーンに、一時王位を渡し、エーリクを後継者として置く案を、王を説得するようにとアーンに依頼します。
くれぐれもエーリクを守ってくれとクヌートはアーンに念を押し、頼み置き案をのみます。
王位を平和裏に譲ったクヌートは息子を案じながらもこの世をさります。

王位に着いたSvekerの息子は嫌味な奴で・・こいつ。



ブランカを城から追い出し、3人の息子を人質のように城に置き、潰しにかかります。
ブランカはセシリアを頼って、アーンたちの村にいました。

クヌート王との約束があるアーンは腹心の部下に城に向かい王子を守るように言い渡します。



新しくやってきたアーンの部下を疑う新王。自称の寝返りではなくスパイだろうと疑われます。
・・・新王は3人の王子の暗殺を言い渡します。夜、こぎ手二人を付けて沖合いで錘を付けて沈めるようにと命じます。
もちろん守護役ですから、二人の王の部下を殺して3人を助けるのですが、一番小さい王子、リトルクヌートが刃を受けて死んでしまいます。亡骸が村に運ばれ、ブランカ王妃は絶叫します。



そして最後の戦が・・始まるのです。

いくつか端折ったエピソードがあって、エルサレムで人伝で聞く父マグナスが死んでしまったこと、跡を兄が取っていることとか。
イスラエルでのジハードはほぼ割愛なしで、小さい時のエピソード、クヌートとのかかわり、王家との繋がりなどがカットされていました。
ああ、納得ってところもあって、完全版で見られて良かった♪と思います。

あの最後のシーンはほんと涙もんです。

2も出してください、竹書房さん。買います!!





Lorna Doone

2010-12-26 | Film on DVD
勧善懲悪のラブストーリーは30分4回のミニTVシリーズです。
PCドライブ認識しない!!!と思ってたらぶっ壊れの前兆だったのね。替えたらちゃんと映りました♪

馬に乗り草原を行く親子。



遠くで声。女の子の泣き声です。
馬に跨るカーヴァに抱きかかえられた身なりの良いお嬢ちゃまが泣いてます。
丁度、襲撃から帰ってきたカーヴァはデューンの一族。
無法状態のイギリスの田舎のお話です。
父はいざこざを避けたいので、馬から鞍を下ろして先に馬だけ家にやり、親子は伏せてやり過ごすつもりでした。「彼女を放せ」とジョン少年。
伏せていろと父親。
でも、気付いたカーヴァがその親子の元へ・・拳銃を抜き・・ズドン。



目の前で父を殺されるジョン少年。

20年後。
ジョンリッドは立派な大人になっています。



村人たちは次々とデューンの横暴に村を捨てていきます。
それを憂うジョン。
「あなたのお父さんの事を覚えておくのよ」と祖母



「ええ、奴らが父を殺したことは忘れません・・」

川で魚とりをするジョン。上手くは無いです。



簡単なやりを作って川の上に差し掛かった木上から刺しつこうとしますが、バランスを崩して河へ転落。ウォータースライダーさながらに、滝から落ちて下流に。
それを助けたのがローナ。
「ここは?もしかしてデューンの土地?」とジョン。
「ええ、私はローナデューンよ」



遠くでローナと呼ぶ声が・・・見つかっては不味いと滝の後ろの隠れ道を教えるローナ。
「二度とここへは来てはダメよ、ジョンリッド」
「どうして僕を知ってるの?」



「急いで」
カーヴァに呼ばれて帰るローナ。
河原に落ちていたジョンの帽子を見つけるカーヴァ・・これは怪しい。

家に帰ってもにまにまご機嫌のジョン。アンは何かあったのねと。
そこにおたづね者が逃げてきます。
Tom Faggusという男で、ジェームズII世に追われています。



祖母サラは孫息子のトムの訪問に驚きながらも喜んでいます。
トムに銃を習うジョン。良い腕です。
「恨み重なるカーヴァに見立ててるから良く当たる」とジョン。(笑
「じゃあ、俺はジェームスに見立ててやると案山子の頭を吹き飛ばすトム。
デューンの館の見える丘へ。遠くから見てもローナは美人。



何度でもローナに会いたいジョンは朝早く身支度を整えて出かけます。
「何処へ行くの?」と祖母
「教会へ」
「あさの5時に?」
「あの・・遠くの町の教会へ・・・」
おめかしして出かけるジョンはあの川でローナを待っている間に居眠り・・ここで寝るか?という岩場・・



そこへローナがやってきます。騒ぐ小鳥。
小鳥の巣が木から落ちたようで、ローナはそれを木に登って戻してやります。
「この前は助けてくれてありがとう」と声を掛けるジョン。
「ここは危険よ!こっちに来て」彼女の隠れ家だそうです。
「どう思う?」
「素敵だね」
助けてくれたお礼にとリングをローナにプレゼントします。
「カーヴァデューンがあなたの父を殺したんでしょ・・?」
一途に見つめるジョン。もうすっかり夢見ごちの二人。

第二話

馬を駆るジョン。
家に帰ると王の兵が、家捜し中。トムを捜してるのです。
事情聴取にジョンが捕まって馬車で検事の尋問を受けています。
連れて行かないでと叫ぶ祖母

「悪いのは誰だね?」
「デューンです」
「どうすればトムを引き渡すかね?」
「かれは従兄弟です。協力は出来ません」頑固な青年です。
馬車から突き落とされるジョン。
帰ると馬小屋の屋根の梁に隠れていたトムが声をかけます。
どうあっても、デューンが許せないと。そしてローナへの恋心も捨てられないと。
思い沈むジョン。
毎日ローナの隠れ場にしのんでいきますが、ある夜、ヂューンの館に。しかしカーヴァに見つかり捕まってしまいます。
「お前のおやじと同じように殺してやる」

朝目覚めたローナはそっとジョンに会いに行きます。



俺はローナと結婚するぞと一族に言い放つカーヴァ。悪たれです。
デューンの一族を束ねるロード、デューンお爺さまはジョンを牢から引き出し理由を問います。



「この私からローナを奪って行くものがいるとすると命知らずの大馬鹿だ」といいますが、それでも、ジョンはローナと結婚したいとはっきりと伝えます。



しかもカーヴァの目の前で宣言。



お爺さまは可愛いローナの意志を尊重しそうです。ずっと自分の物にすると思っていたローナを目の前で奪われてはたまらないと、小屋から出た二人はカーヴァーの手下に取り押さえられます。
既に一族を意のままに操るカーヴァです、手下がその間に、お爺さんを殺害されます。
殴られて気絶したジョンを馬の鞍にのせ、馬をはやしたて家に帰します。
それをトムが見つけます。

墓地。



デューンお爺様の葬儀、そっとローナの様子を見に行くジョン。
閉じこめられたローナに食事を持って行くカーヴァー。出てきません。ハンガーストライキ中です。

裏口からドアを壊して部屋に入り、ローナを攫うジョン。
それを見た息子が父カーヴァーに知らせます。



第三話

家にローナを連れ帰るジョン。
すでにぐったりとしているローナを看病するアンとサラ。



ローナの首には高価な母の形見のネックレス。

「この子は?」
「ローナ、パパを殺したデユーンの娘だ」顔を顰めるアンたち。

窓の補強を始めるジョンとトム。
銃の手入れをする祖母たち。



嫁とトムが仲良さそうなのを憂う祖母。
朝アニーに「もし王から許しが出たら、結婚してくれるかい?」とトム。
OKするアニー。

食事中、ローナのネックレスを見て訝しげなトム
「それ見せてくれない?」
ローナは形見のネックレスをみせます。



「デューンが盗んだもんかな?いわくがありそうだ・・このエンブレムは・・」
「いえ、これは私の母の形見です」とローナ。

そこに夜襲をかけてくるカーヴァ。
家族で応戦。
「リロードしてくれ!」とトム。
相手は挑発しながらも倒れていきます。
トムが撃たれます。
外に飛び出したトムとジョンはカーヴァに銃をつきつけ、
「二度と目の前に来るな。その時は殺す」
と啖呵をきります。
銃を突きつけられ、一時退散のカーヴァー。
トムはアニーの腕の中で息を引き取ります。



「あなたは何をすべきかわかっていますね。ローナ」とサラ。

王軍がやってきますが、ジョンの呼びかけにも答えてくれません。

一家で領主のもとへ



あのローナのネックレスにあった同じエンブレムがあります。
「何方?なんのごようかしら?」と女当主。
「ヴァジルフォレストのデューンから被害を受けている農夫です」とジョン



「これはデューンが盗んだものでしょう?お返ししたくて」とネックレスを差し出すローナ。
「私はローナといいます。私の両親の元から攫われました」
「まぁローナ!」年老いた当主には思いがけない喜びです。
「これをお返ししたくて」とローナが言いますが、微笑んで当主は受け取りません。
「これはあなたのものよ。ほら、こっちよ」当主の娘の肖像をみせられます。ローナそっくりです。



「ローナあなたは幼くして、攫われてしまったの。良く帰ってくれたわ」



こうなってしまったら、身分違いのジョンとローナです。

「ジョンリッド、私の孫娘を無事に連れて来てくれて感謝しています」
ローナは「私は彼を愛しています」
「また田舎に戻るの?」と不安そうな祖母。
「ええ」とローナ。
「君はデューンじゃないんだから、残ればよかったのに。これから彼らとは決着をつけなくてはならないのに」とジョン
家に帰り着くジョン一家。
家には家族を殺された村の男たちがデューンに立ち向かおうと待っていました。

第4話

朝、皆で武装して出立。デューンの館のある谷に乗り込みます。
谷を挟んで東西からなだれ込み、朝駆けです。
迎え撃つカーヴァーですが、形勢不利と見るや逃げ出すカーヴァ。



結局は打ち砕かれる一味。



カーヴァーの息子エンジーを保護するジョン。



実家に戻るローナ。これ以上迷惑はかけられないから・・と。

孫が帰って嬉しい祖母はロンドンでドレスを作らなくちゃとか身の回りのことは召使にやらせなさいとか嬉しそう、まだジョンを忘れれないローナは沈み気味。

ローナの祖母はジェームズ2世に孫娘が戻ったと手紙を書きます。
ジェームスIIが家に招かれて、無事ローナが戻ったお披露目パーティです。



祖母に招かれ王に会うことになったジョン。そして、サーの称号を与えられます。
あらま。ジェームズIIはヒューフレイザー!
シャープのウェリントンですわな。ポワロのヘイスティング君です。パトリオットゲームにも出てます。と言うことは、ショーンパートウィと同じで、ショーンビーンと3回共演ですね・・VHSのときは気がつかなかったなぁ・・・

そしてそっと館を抜け出す二人。



森の中で、ローナに結婚を申し込むジョン。ローナは軽く首を振ります。
再度、結婚してとジョン。
じゃ、先にキスしてとローナ。

村人たちに囲まれての結婚式





指輪のこうかんをして誓いのキス・・・銃声。
ローナが倒れこみます。



ローナを銃で撃ち、エンジーを攫うカーヴァー馬で逃げます。


それを追いかけるジョン
教会で手当てを受けるローナ。
川に阻まれたカーヴァー。ジョンが飛び掛り川に落ちくんずほぐれずの二人。



殴られて滝つぼに落ちるカーヴァーにとどめを刺そうと、ジョンがカーヴァが落とした銃を拾いカーヴァーに向けます。
でも、エンジーが「止めて」と。躊躇している間にカーヴァーは水底に・・・(金槌ですかい?)

ベッドで目覚めるジョン。枕元にはローナのネックレス。



それを握りしめて涙するジョンに、「何故泣いてるの?」とローナが話しかけます。
傷は浅かったようです。



そして、二人のキスでおしまい・・めでたしめでたし・・・若い豆ちゃんも悪たれの魅力全開・・軽いけど。
エイダンと比べるとかなり軽いですわ。
むすっとしたクライブはこれが魅力なのでしょうか?大振りの目鼻立ちは王子様向きかどうか・・私には判らないっす。
RADAの先輩後輩の二人ですが、表現と言う点では豆ちゃんの方が良いですな。

Michael MacKenzie...John Ridd's Father
Andrew Ferguson...Young John
Sean Bean..Carver Doone
Claire Madden...Young Lorna
Clive Owen...John Ridd
Paul Young...Neighbour
Jane Gurnett ...Annie Ridd
Billie Whitelaw...Sarah Ridd
Polly Walker... Lorna Doone
Miles Anderson...Tom Faggus
Kenneth Haigh...Judge Jeffreys
Euan Grant MacLachlan...Ensie Doone
Robert Stephens ...Sir Ensor Doone
Martin Heller...Priest
Rachel Kempson...Lady Dugal

Black Death

2010-11-21 | Film on DVD
1348年
王国は存亡の危機に。あいつらは何処から来たのか、僧は神の処罰であると言う。われわれに何の罪が?
我々はそれが神の仕業ではないと知る事になる。

「私にはまだその徴候がない。頼むからここから出して欲しい」と牢の中から叫ぶモンクのオズモンド。
祈りを捧げる若き修道士オズモンド。
彼には必死で祈り許しを得なければならないことがあります。


外では死体を運ぶ人達。多くの疑わしいだけの病人も露天に出されています。

祈りを捧げたオズモンドは、街中のある家に。
「Averill!良かった無事だったか?」「何処に居たの?」
「彼らは私も感染したと疑って閉じ込めていたんだ」「あなたが死でしまったと思っていたわ。私は毎日祈っていたのよ」
「大丈夫だ。さ、食料を持ってきた、君はDentwich の森に帰らなくてはそこで隠れていて、病の過ぎるのを待つんだ」「日曜日に神父が伝染病で神は私たちの罪を洗い流してくれると言ったわ。神が報復しているの?」
「いや・・でも君は行かなくちゃ」少女は発つ用意をします。「Averillここに居たら死ぬ」
「あなたは大丈夫なの?一緒に来て!」
「今、修道院を去ったら、神を裏切る事になる」「あなたは既に彼を裏切ったでしょ」少女は馬に荷物を積んで泣きながら出立の用意を終えます。

Dentwich森の殉教者の十字を知ってるでしょ?そこで一週間 毎朝あなたを待つわ。もう行くわ」と旅立つAverill。
見送るオズモンド。僧院に戻り祈りを捧げます。許しを請います。どうか教示を

修道院に、ボロミア!いえ・・ちゃいますね。ユーリクです。お供にスワイヤ一人を連れています。
僧が集められます。
「私はユーリク。ビショップの特使だ。なぜここから去らないのだ。ビショップの言葉は全ての村に届いているはずだ。ここを彼らは伝染病の安全地帯だと言っている」とユーリク。

「確かにまだ多くの村は伝染病が広がっていない」司祭
「村が安全か私はこの目で確認しなくてはならない」
「それで我々に何を?」
「私が捜す村は大きな沼地にあるらしい、ガイドが必要だ。神に使えその道を示してくれる者が」とユーリク。
「そのような男はここには居ない」と人を出すのを拒否する司祭。
「私が選んで良いだろう?」とユーリク。ビショップの使いでは司祭も断わりきれません。
オズマンドが進み出ます。
「私が」
「いえ、彼は不案内です。もっと手だれの者を」若いオズモンドを危険な場所へ送り出すわけには行きません。
「彼に話をさせろ」とユーリク
「お探しの村のことですが、私はDentwichの森で育ちました。ここでその地域を私より知る者は居ません」
「お前に頼もう。支度が出来次第出立するぞ」
「オズモンド。あの男は伝染病より危険だ」とユーリクが部屋から出ると司祭が言います。
「司祭。私は祈り、道案内をするだけです。神が答えてくれるでしょう」とオズモンド
出立。
司祭が祝福をします。
「もし、生き残ったとしても、これからのことであなたは変ってしまうでしょう」と司祭。
「多分、私はそれを望んでいます。Father」お互いの意味するところが違っているようです。

駐屯する仲間の元へ帰ってくるユーリク。
「なんだ、神はこんな僕をよこしたのか?」
「仕方ない。ビショップは”神よりまし”(ネクロマンサー)を捜してそいつを見せしめに焼こうとしてるのさ」とユーリク。
「ネクロマンサーって?」オズモンド
「異教の司祭さ。死んだ者を冷たい地面から引き抜いて新しい命を与えことが出来るそうだ」とWolfstan。
「さて用意が出来たぞ、新しい武器だ。それじゃ地獄への旅に行くぞ」動くアイアンメイデンの様な檻です。
「あなたは私に誤解させましたね」とユーリクにオズモンドが言います。
「修道院に帰るなら、それは神に背くことだ。我らと共に行くことが神の御業さ」
「さ、行くぞ~スワイヤ」

そのSwireがオズマンドに「お前が考えているほど悪くはないさ・・俺たちの方がなお悪い。でも俺たちは生きて返らなくてはならないんだ」
「あなたは生き残りそうですよ」とオズモンド。
「俺たち、ウルフスタンとグリーフは王の軍団に居た。信用できる」とスワイヤ。
「彼はどうしたの?」とオズモンド
「イヴォはフランスの囚人だった。彼はクソフレンチに舌を切られて話せない・・彼はモルド。一人が好きなんだ。そしてダリワグは拷問者だ。噂が本当なら、奴は人殺しさ。でもそれ以外は良い奴だよ・・俺には女房と子供が居る、金が欲しいんだ、ユーリクがここに居るのは神のお告げさ」とスワイヤ。気さくなハンサムさんです。

道の途中、村はずれで魔女狩りです。一人の女性が火刑にされそうです。
「燃やしてやる。魔女め!」と叫ぶリーダー格の男。

そこにオズモンドが駆け込みます。
「彼女の罪は?」「死を村に運んだ!」
「死は招待を必要としない」「誰もモンクは呼んでない!あっち行ってろ」
「私はなにもしてないわ!」と魔女と問われた女。

そこにユーリクが割って入ります。「彼女が何をした?」
「こいつが毒を盛ったんだ。村の半分が死んだ」
「私は皆が安全なように、私たちの水に恩恵を与えたのよ」と叫ぶ女。
「嘘つきめ」
「彼女が自白したのか?」ユーリク。
「皆が見た彼女が魔法をかけるのをね」と男。
「どけていろ!。二度と言わん」ユーリクは女性を杭から解いて助けると、その首を剣で掻きます。
「二度と勝手に動くな」とダズモンドに凄んで念をおすユーリク。
キャンプ
夜陰では話をするしかやる事が無い。直ぐに始まる昔話。

「北じゃね。一晩に128人の魔女が焼かれたんだ。16人ずつ8回ね。奴らは全ての村の女を殺した。だから、週末には豚とやるしかなかったわけさ。さ、そろそろ行かなくちゃならない腹ごしらえしておけよ」とウルフスタン。
「教会はこの伝染病がどこから来たと考えている?」オズモンドに問うユーリク。
「神の報復とは考えていない」オズモンド
「おれはフランスから来たと思うよ。悪いものはいつかは明らかになる」とスワイヤ。
「お前の言うことは真実から遠くないと思うよスワイヤ」ウルフスタン。
「過去3度の夏ノルマンディで戦った。クリシー。エドワードの軍は縮小していた。20人で100人のフランス兵、勝利を疑わなかったろうよ。でも、初戦、我らのアーチャーは大弓を使った。良く飛ぶ。彼らの弓は役に立たなかった。我らの元へ届かなかったのさ。でも我らのは黒いうなる雲のように。終日、戦場には奴らの死体が転がっていた。どれほどの戦いでもどのように惨かろうと戦での殺戮は特免となる」ダリワグ
「特免は慈悲を与えるもの。君が腕をさすより、心臓に直に刺したほうが痛みの無い即死になる」ウルフスタン
「でも今は騎士道は死んだ。エドワード王はフランス兵を生かして返さなかった。慈悲無く殺し・・腕、頭、足を切った。神の偉大な軍は、野蛮な集まりに落ちたのさ」とウルフスタン
「では何故伝染病が?」オズモンド
「我々が招いたのさ。死は我々と共にあるんだ」モルド。

ユーリクに向かってダズモンドが「あんたの殺した女性は魔女ではありませんでした」
「何故君は志願したのかね修道士」「神に仕える為に」
「魔女殺しは神が救うかね?あの女はほぼ死ぬ運命だった。私が彼女を自由にした。群集は彼女を燃やそうとしていたのだ。私が解き放ってもまたやる。苦しまずに死んだ。いつか君もそうするしかないときが来るかもしれない」とユーリク。

遠くで男の叫び声。見張りをしていたイヴォが眠っていた皆を起こします。
人々を従えた男が先頭を行きます。事情を尋ねるオズモンド。
「彼は帰ってくるそうです。男たちが野蛮にならないように率いているそうです」とオズモンド
「まだ何の誓約も破ってないのかい?ぼーや」モルド。
「やめておけよ」とウルフスタイン。

道の途中で咳き込むグリーフ。喀血。大丈夫かいと様子見に近づこうとするオズモンドをウルフスタンが止めます。

グリーフが「近寄るな」と手で制します。それを押し切ってウルフスタンが近づき「見せるんだ!」

↑こちらグリーフ。皆が呆然としています。シャツのエリを開くとリンパが腫れてます。
「なぜ言わなかった?」「彼の旅はここで終わりだ」とユーリク。
「伝染して広がっちまうよ」とスワイヤ。

「誰もお前に問うてない!だまってろ!」と叫ぶウルフスタン。
オズマンドが「告白を聞きましょう」と進み出ます。

そして、最後の別れをするウルフスタン。
「君でよかった・・」震える声のグリーフ。二人は戦友です。

ウルフスタンはグリーフが苦しまないように一突きにしました。

山を越えて、Dentwich森に。沼地はどこだ?」ユーリク

「ここから、半日ぐらいのところです」オズマンド
「夜警はお前だスワイヤ」ウルフスタン。

朝起きると一番に村に行き、彼女と約束の殉教者の十字架に向かうオズモンド。
Averillを捜しますが、馬だけ。そして寝床には血が。
見知らぬ男たちが囲んでいます。あわててキャンプに戻るダズモンド。
「何人だ?」
「判らない・・・」興奮気味のオズモンド

そして、襲い掛かる男たち。戦闘シーン結構派手で血みどろです。
戦闘が終わると、ダズモンドを庇ってイヴォが死んでいました。

「何故キャンプを抜けた」とユーリク。
「女性に会いに、森に・・」口ごもるオズモンド。
「お前の勝手な行動で仲間を一人失った。二度とするな」ユーリク。


そして沼地。その奥に求めるネクロマンサーがいるという村。
6人の武者に「何か御用でも?」とリーダー格のHob「しばし休憩を」とユーリク。
「それはようこそ、戦の帰りですか?」とHob。

「森で遭遇して」「森は危険だ。何をしにいらしたのかな?」
「苦しみに効くクスリを捜しに」「何の?」
「今世界に広がる伝染病の。ここには到達してないようですが・・私たちは歓迎はされてないでしょ?」「ええ、でもここに居たいのでしょ」Hob
女性が、やってきて傷を見せてといいます。

ダズモンドを連れて、彼女がクスリを調合する部屋に。
「ご主人は?」
「死んだわ、さて服を脱いで・・・」刺し傷にクスリを詰めると、痛みは直ぐになくなったようです。
廃屋の教会に・・ここは主を祭る村ではないようです。

衣服を持ってきた少女がネックレスをしていました。それはビショップの特使の証。奪い取ります。
「同じ物を身につけていた」とユーリク。今までここに到達した特使一行は既に殺されているようです。

夜、客人の歓迎のパーティ。
結構人が居ます。歓迎の乾杯のあと、ユーリクが謝辞とラテン語で主への祈りを捧げます。それには反応しない村人たち
「私は主の祈りではなく賛美が欲しかった」とLangiva。

オズモンドがランギヴァに手招きで呼ばれて集会場から出て行きます。見咎めるユーリクに、
「空気を吸いに・・」
ランギヴァが言います。「森で見つけたのよ」アブりルでした。台に寝かされ、布をかけられています。


オズモンドは居ても立っても居られず、教会に駆け込み神に祈ります。「何故彼女を奪ったのです?」
アブリルの幻影が「オズモンド何処に居るの?私を裏切ったの?」とオズモンドを責めます
ユーリクが心配してやってきます。「どうしたオズモンド?」
「愛するものを失った悲しみが判るというのですか?」「私にも悲しみは判る。妻も子も神の元だ」

ランギヴァを捜し、もう一度彼女に会いたいとオズモンドは告げます。
彼女に導かれてオズモンドは村の端に、「何をしてるんです?」「自分の目で御覧なさい」
他の一行は歓迎の晩餐にありついています。振舞い酒に大分酔っ払っているようですが、モルドとウルフスタンは警戒を解きません。
森の中では、何かの儀式。

土の中の遺体に触れるランギヴァ。そこにはアブリルが、そして、息を吹き返すアブリル。
驚きに走り去るオズモンド。

宴会場では倒れる仲間たちHobが剣を突きつけます。クスリを盛られたようです。
「キリスト教徒は、あなたは裏切りを高く評価するでしょう」にへらと笑うHob。
逃げ惑い森で貼り付けられている男たちを見つけるオズモンド。

翌日、水牢に漬けられる皆。寒さに打ち震えています。

ウルフスタンが皆を励ましています。
村人を集め振れるランギヴァ。

「森にこんな武器を隠して私たちの村に侵入した。大使として、良い人として。13世紀なのに威嚇で人を支配する。私たちは苦しむ姿を楽しんでいるわけじゃありません。自分たちの安全を守らなくてはならない。キリスト教による伝染病です。彼の神を信じる民に贈られたものです」
「お前とお前の群れは不敬な汚物(異教の神)を信じているのか?」ユーリク

「ビッチ!直ぐに殺せ!」ウルフスタン。
「私は生き延びるチャンスを与えます。あなたたちの執念深い神を放棄すれば・・彼を擁護するならあなたたちは死ぬでしょう」ランギヴァ。
「だれもお前にこびへつらうものか!私が始めに死のう」ユーリク
「誰か生きたいと思うものは?一人を選んで」ランギヴァはHobに一人選ぶように言います。
Hobが一人を選びます。ダイヤグです。
「俺は、地獄でお前の母親の尻にファックするのを楽しみにしてるよ!」皆が笑います。
「母はまだ生きている」とHob「それに母は兵士は嫌いだ」
水から上げると杭に縛り付けます。

「お前はこれから苦しみを学ぶのだ」とHob・・手足を杭で打ちつけられ、腹をナイフで割かれます・・叫び声。
「次を選んで・」とランギヴァ
「俺は放棄するぞ」とスワイヤ。水牢の冷たさと強靭なダイヤグの死に様に恐れをなしたようです。
「ダメだ!ここから出たら俺が殺してやる。」とモルド。モルドを引き離すウルフスタン。
「スワイヤ聞け!もし放棄したら地獄で焼かれるんだ」とユーリク
「奴らはお前を殺す」とウルフスタン。
「行くんじゃない」とモルド
「俺は神かけてもいい。奴らは絶対お前を殺す」ウルフスタン


Hobはスワイヤにクリスチャンの神を捨てると宣誓させます。

「君は解き放たれた。彼を村はずれまで送るんだ。彼は自由だ」二人の男がスワイヤを村はずれまで連れ出し・・・


「オズモンドあなたは放棄するわよね」とlランギヴァ。
「少年から離れろ!男を選べば良い!彼はまだ少年だ!」とユーリク。
「さ、あなたの愛する女性があの小屋にいるわ。あなたの為に私が生き返らせたの」とランギヴァ。
「神よ、私は死を迎えてます。私は地獄にいます」呟くオズモンド。
「違うわ、私たちと共に生きましょう。あそこにあなたの愛する人がいるのよ。だれも怒っては居ないわ。伝染病もないし、神もいない」ランギヴァ。
「何故私の為にしたのです?」「だって、あなたがすきなんですもの。放棄して一緒に暮らしましょう」とランギヴァ。
「オズモンド!誘惑に乗るな、あれは君のあの子じゃないんだ!」とユーリク。ゆっくりと小屋を覗くオズモンド
小屋には辛そうに立ち上がるアブリル。はき上げ具合が悪そうです。目の前のオズモンドすら判別できないようです。
「約束するよ、じきに君を楽にしてあげる。そして天国へ行く」そう言って、泣きながらアブリルの胸を刺すオズモンド
声を上げずに泣くおズモンド。そして祈りの言葉。死んだアブリルを抱いて小屋からランギヴァの前に。

アブリルは神と共に・・そして私もだ。

オズモンドはランギヴァの元まで彼女を抱きかかえて行き、断言します。
隙をみて、ランギヴァに切りつけるオズモンド。Hobたちにボコボコにされます。ナイフが水牢の近くに飛びます。
「彼は神を捨てていない!お前の力は及ばない!」とランギヴァに罵声を浴びせるユーリク
「Hob皆を責めなさい!」とランギヴァ
「あなたは神の”真実の人”を彼の信頼から無理に引き離すことはできない!」とユーリク。
ユーリクは馬引きの刑・・え~~豆ちゃんに何するだぁ!

「お前は私の土地に死をもたらした」ランギヴァ
「お前が初めて本当の事を言ったな、確かに死を運んだよ。彼女は神の怒りからお前たち村人を守ることは出来ない。既に手遅れさ」馬に鞭が入り、みしみしと音が・・
「信仰を捨てなさい」
「決して!No!No!」叫ぶ豆ちゃん・・涙
再三、鞭が入り、人々の注意はユーリクに向けられています。

その間にウォルフたちはオズモンドが飛ばしたナイフを拾います。そっと戒めを解きます。
ユーリクはオズモンドに最後の言葉を告げたいと申し出、オズモンドがユーリクの傍に。
「良くやった。私のシャツを開け」当惑しながらも、前を肌けると・・・

既に黒死病に犯されていたユーリク。人々は後ずさります。

「I am Death、Vengeance is mine」

そして悠然と微笑むユーリク。

「God's fury rains down on you!」力強く叫ぶユーリク。
「God is restored」

水牢を抜け出したモルドとウルフスタンの二人。
相手に食って掛かります。
そして、逃げ出すランギヴァを見たオズモンドは刀をもって追いかけます。
Hobに殺されるモルド。ウルフスタンはHobをのします。

沼地に達したオズモンド。もやの中へ。小枝が折れる音が響きます。敵は近くに居るのです。

Hobを捕まえ、オリの中に。
「これから天国に送ってやる」
「天国なんてないさ」とHob
「それじゃ何故彼女に従った?」とウルフスタン。
「彼女が美人だからさ、本当に・・」

「これが現実さ」そう言ってHobの頭に鉄の仮面をすえつけます。

沼地。探し回るオズモンド、
「私を殺せないわ。覚えている?アブリルを」
「アブリルは煉獄だ!」オズモンド。
「本当に彼女は死んだのかしら?森で彼女を見つけたときに負傷してたけど生きていたわ」とランギヴァ。
「それは本当じゃない!」叫ぶオズモンド、でもランギヴァの姿は見えません。
「そうね。オズモンドアブリルは死んでいなかった。彼女は生きている。彼女にクスリを飲ませたのよ」
「なぜそんなことを?」
「だって人々にはミラクルが必要なのよ。この村の人はみな私を信じているわ」
「彼女は死んだ!」
「ええ、あなたが刺し殺したのよ」
「彼女は死んだ。彼女を帰して!」
「あら、それは出来ないわ。あなたが殺したのだから、あなたの神に頼みなさい」
一瞬姿を現して、再び霧の中に消えるランギヴァ。
無情に一人泣き崩れるオズモンド。

ただひとりになったウルフスタン。「魔女は彼らを守ってくれなかった」
沼地でオズモンドを拾い、彼をを連れて返るウルフスタン。
僧院ではみなが出迎えます。心神喪失のおズモンド。
司祭は馬車に囚われたHobを見つけて、問います。「あれは誰かね?」
「ネクロマンサーですビショップの元へ連れて行くのです」

オズモンドと私は二度と会わなかったが、暗い話は聞いた。
彼の心は冷たく神への憎しみに満ちていき、彼は剣を取り、復讐が彼の教義となった。
一人の女を捕まえたオズモンド。部下に「彼女の告白を聞け、生かしておくんだ」オズモンド。
叫び声、部下は女の足の指を切り落としています。気絶したようです。
「彼女は告白もしなかった。本当に彼女は魔女だとお思いですか?」無言のオズモンド。

ある日、私は伝え聞いた、オズモンドが恨めしい魔女の女を見つけて拷問の上焼き殺したと。

だが、一緒に居た他の者は、焼き殺した女は、オズモンドの言う魔女では無かったという。

彼は、被告人となった美女の瞳に魔女の罪を見ただけだと・・



Sean Bean ...Ulric
Eddie Redmayne ...Osmund
David Warner ...The Abbot
Carice van Houten...Langiva
Kimberley Nixon ...Averill
David Masterson ...Man in village (as Blayne Edwards)
John Lynch ...Wolfstan
Tim McInnerny ...Hob
Johnny Harris ...Mold
Andy Nyman ...Dalywag
Emun Elliott ...Swire
Marianne Graffam ...Suspected Witch
Tygo Gernandt ...Ivo
Nike Martens ...Elena
Martin Hentschel ...Bailiff Villager Man







In My Sleep

2010-11-19 | Film on DVD
フィリップウィンチェスター君主演と言うことで、我慢できずにお高いだーびーでーDVDさんに発注。
きっとそのうちUS版がでるんだろうなぁ・・・

お話は夢遊病の気のある青年マーカスが親友のジャスティンの奥様アンを刺し殺してしまったかも・・もしかして・・・?
から始まります。

目覚めると、血の付いたナイフ、血の付いた両手。



これは?

そこにドアを叩く警官・・・



タイトルはこんな風・・・マーカスは夢遊病の気があって、朝目覚めると、墓地だったりします。




ジャスティンとマーカスは、親友。
ジャスティンが経営するマッサージバーでマーカスは働いています。
マダム連中に人気があります・・至極ごもっとも。

あれこれと張り合ってきた仲の良い二人。自宅プールでもドッチが早い?と競ったりして・・
右ジャスティン左マーカス。



夜、ジャスティンと一緒にクラブに飲みに行きガールハントに勤しむマーカス。好みの子がいたら躊躇しません。
かなり酔っ払ったマーカスはお迎えをアンに頼みます。車の中でアンのアプローチを避けるマーカス。
そこまでは覚えているマーカスですが、朝、何故、自分が素っ裸で自宅前の自分の車で寝ているのか判りません。



車の日よけでしょうか?銀色のマットで腰を隠して部屋に・・・ベッドに戻ってみると親友ジャスティンの奥様が・・・寝てます。
あらぁ・・・酔っ払って意識無いうちに彼女と寝てしまったようです。

そして40日後。
「呼びましたよね?」通報を受けてやってきたと警官が言います。

親友のジャスティンとアンは仲の良いご夫婦です・・一方的にジャスティンがほれてる感じはありますけど・・・
マーカスの誕生パーティ。ウェービー金髪がアン。



サプライズパーティは盛り上がり、カメラマンの可愛いベッキーはマーカスに気がありそう。
なにかとアピールしていますが、気になる夢をみるマーカスは自分が夢遊病ではないかと・・・挙句にセックスホリックではないかと、とても心配。
そして、そのパーティの後、アンが行方不明に・・

心配するジャスティンとマーカス。
警察がやってきて、アンが他殺体で発見されたと・・・

もしかして、自分がやったんでは?と疑い悩むマーカス。これ、素敵なシーンでしょ(笑



ベッキー↓に手伝ってもらって手錠を付けて寝てたり、カメラを設置したり・・



挙句に精神科を受診。セックスホリックのグループセラピーにも参加したりして・・・



どんどん自分を追い詰めて行くマーカスは小さい頃隠した小箱を思い出しママの家に無断で侵入。



楽しい思い出。



そしてパパの死と・・・あれこれと断片的だった記憶が一つに纏まってきます。

浮気性のパパはママの留守に自宅に女を連れ込み、それを息子マーカスに見られてしまいます。
パパ、大好きだからママを傷つけないで!と書いたメモ。
そのメモをパパと愛人のいる部屋のドアから入れようとして、二人に見つかってしまいます。
女はパパがプレゼントしたネックレスの箱を落として走り去ります。厄介ごとは嫌よと。

ママには黙っているんだよ。とパパ。



「パパなんか大嫌いだ」とパパに突っかかる息子。パパは押されて階段を転げ落ちてしまいます。
小さなマーカスは「パパ嫌いだ何て嘘だよ。目を覚ましてよ」と泣きじゃくりますが、パパはそのまま死んでしまいます。
パパの傷から出た血がマーカスの手に・・
帰宅したママは階段の踊り場で死んでいるパパを見つけて、何があったのかとマーカスの部屋に。マーカスは寝ています。
マーカスの手には血が付いていました。ママは手の血をふき取って、パパの事は事故死と言うことで片付けました。
何も覚えていない息子の為に。

マーカスは女が落として行ったネックレスの箱を拾い、残った二枚半のメモを入れています。
「パパが大好き!・そのあとSo Soとメモ2枚にSoが続き、とっても好き。。」
その3枚目の最後後半に3人の絵を描いてだからママを傷つけないで・・と書いたその部分だけパパと彼女のいる部屋に入れようとしたのです。その半切れはママが拾って親子の写真の裏に隠してました。

マーカスはショックで、その事件を忘れてしまっていました。事実を思い出しかかっています。
そして・・・すべて思い出してしまいました。



マーカスは殺人を犯してしまった・・しかも、父親を。ママがなぜマーカスにドライに接するのかやっと納得できました。
息子に事件を思い出して欲しくなかったのです。

アンのお葬式。警部もマーカスを疑っている気配。



セラピーで知り合ったDrグェンと良い感じのマーカス。

そして、朝目覚めると、血だらけのマーカス。
血の後を辿ると、車まで繋がっています。
???

自室に戻ると、クロゼットからポケベルの呼び鈴。
クロゼットにはDrグェンのバック・・そのバックを持って慌ててDrの家に行くと、Drは腹を刺されて倒れています。
彼女を病院に運ぶマーカス。
これも自分のせいだろうか?
病院から出ると、後ろから襲われて、クスリを打たれて眠ってしまいます。




朝目覚めると、自室のベッド。ベッドサイドには血の付いたナイフ。血まみれの手。
居間に行ってみると争った跡と、わき腹を刺されて転がっているジャスティン。

電話からオペレーターの声。警察が向かっています・・



気がつくジャスティン。



「そして彼女が言ったんだ、お前を愛していると、お前の子を身ごもったと・・」

マーカスはジャスティンが犯人だと知ります。
マーカスとジャスティンのプールでのナイフの取り合い。



そして最後、警官が突入して、観念したジャスティンは自分の腹を刺します。



ダメだ!と叫ぶマーカスですが・・・



ベッキーに事の次第を告げて、こんな僕でよかったら、友達として付き合ってくれるかい?とマーカス



差し出した手を払って、抱きつくベッキー♪



一人で佇む海岸で、マーカスはパパの亡霊をみます。微笑んで、海に入っていきます。
その瞳には許しがありました。




いや・・夢遊病での殺人か、二重人格かと気を回したけど、冒頭の酒飲んで親友の奥さんと寝ちゃったよ、覚えてないし~なかった事にしよう!ってささいな出来事が発端で、全てでしたわ。

にしても喜びも、悲しみもとてもよく表情に出てたマーカスとジャスティンでした。



Philip Winchester ...Marcus
Tim Draxl ...Justin
Lacey Chabert ...Becky
Abigail Spencer ...Gwen
Kelly Overton ...Ann
Amy Aquino ...Detective Curwen
Tony Hale ...Ben
Kevin Kilner ...Greg
Aidan Mitchell ...Young Marcus
Michael Badalucco ...Derek
Beth Grant ...Evelyn
Alexandra Paul ...Roxana
Kirsten Vangsness ...Madge
Allan Wasserman ...Dr. Schwarz
Patrick Labyorteaux ...Rob

Lorna Doone

2010-10-25 | Film on DVD
1675年のUKが舞台です。
イギリスは混乱の中、ピューリタン革命があり、父王ジェームス1世が亡くなった後の混沌とした中で、ジェームズ2世が仮の戴冠式を上げたあと。クロムウェルも亡くなっています。

えっと・・・とにかく、君臨する予定の王がフランスやオランダに亡命、父王ジェームズもクロムウェルによって、処刑されるなど、共和制?の中の王政でした。
もちろんジェームズ2世が即位して後も、有力者のしのぎあいは続いていました。

時代の復習していると、なかなか終わらないので、諦めます。
とにかく、混乱している時代です。

ロンドンから旅程1週間ほどのエクスムーアという地域。
そこは金と力が物を言う場所。
地方領主・・・聞こえは良いですが、無法地帯を治める(力づく)Doone一族。
ドンのおじいちゃまには、目に入れても痛くない可愛い孫娘ローナがいます。
そして、跡継ぎを自認するカーヴァーデューン。

おじいちゃまは、この可愛い孫娘ローナの気に入った男に跡を継がせると、公言しています。
血筋から言うと、カーヴァーが一番の跡継ぎです。
一族の孫カーヴァーはお坊ちゃんで荒くれ、実力は確かに一族を治められそうですが、当のローナがカーヴァーを嫌っています。



しつこく許婚者として後を付回し、ローナに近づく男を抹殺しようと、日々「ローナローナ」と呼びかけ、監視しています。


デューン家の横暴に逆らった農夫がいました。ジャックです。奥様のサラと息子のジョンたちと農場で生計を立てていますが、厳しい取立てと横暴な振る舞いに、つい、デューン家の男に逆らってしまいます。
あっけなく息子の前で殺され・・・まだ幼い倅は勇敢な父の死をもって、正義の大切さと自分の力の無さを知ります。

そんなある日、デューン家の庭山の近くの川。
ローナは監視人カーヴァーの目をさけて、この川に息抜きに来ていました。
そこで、父を失ったジョンに出会うのです。
幼い二人は恋におち。でもローナは、二度とここへ来てはダメとジョンに約束させます。

さて、日がたち、おじいちゃまが亡くなり。ローナの母の形見のネックレスがローナに渡されます。
母の形見だから大事にするようにと。
いよいよ部族のなかで頭角を現すカーヴァー。
ローナとの結婚はおじいちゃんの望みだったからと結婚を急ぎます。

しかし、そこに邪魔者ジョンが・・恋しいローナに会いたくて、秘密の通路を通ってローナのお気に入りの川へ。
二人はお互いの気持ちを確認して、ローナは家出、ジョンの下に走ります。
そこでジョンの友達がロンドンから来ていて、ローナママのネックレスを見て余りに高価なその品に驚き、ロンドンへ帰ってから出所を探ってきます。
20年ほど前に、ある貴族のご一家がデューン家の男に、この村の近くで襲われ、子供だったローナをおじいちゃんが引き取ったのだそうです。
もちろん高位の貴族であるのを知っていて、いつか役に立つかも・・という打算でございましたが・・・

気がつけばカーヴァーは、しっかりフラレ男。
プライドが許せません。村人がローナを匿ったと言いがかりを付けて焼き討ち。



そして、二人の結婚式に乗り込んで、ローナに拳銃で一発。

ジョンとの決闘であえなく沼に沈み込むカーヴァー。
底なし沼に沈みながら、ジョンの救助の手を拒む誇り高きカーヴァーですが・・・・

光源氏ですら、さっさとモノにしたのに、荒くれのくせに、ローナを待ち望んで、結局「とんびにあぶらげ」状態のかわいそうなほど一途なカーヴァーでした。

撃たれたローナは幸い致命傷にはならずにジョンと結ばれます。
ジョンは父の遺志を継ぎ、きっと跡継ぎとして、良く村を治めることでしょう。

こちら2000年ですが、新しいヴァージョンです。
カーヴァ役のエイダンギレン目当てて買いましたが、これがまた陰にこもったコンプレックスたっぷりの役を上手くこなしていました。
ローナデューンはイギリスではたびたび取り上げられるお話で、これの前の分(1990)がショーンビーンとクライブオーエンの共演で作られています。
このショーンの方の初版DVDが1万円ちかいユーズドがアマゾンUKにありましたが(笑)だれが買うんじゃい!!
とUSのVHSを確保したのは大分前のことです。
これです。



ところが、ことし10月4日に再販DVDがでました。20年もまえだし、予期していなかっただけに、嬉しかったです。
7ポンド・・・即発注!



Martin Clunes ...Jeremy Stickles
Richard Coyle ...John Ridd
Aidan Gillen ...Carver Doone
Amelia Warner ...Lorna Doone
Anthony Calf ...Tom Faggus
Barbara Flynn ...Sarah Ridd
Martin Jarvis ...Baron de Whichehalse
Michael Kitchen ...Judge Jeffreys
Anton Lesser ...Counsellor Doone
Jack Shepherd ...Reuben Huckaback
Jesse Spencer ...Marwood de Whichehalse
Peter Vaughan ...Sir Ensor Doone
Neil Finnighan ...Jack Ridd (as Neil Finnigan)
Jack Baverstock ...Young John Ridd
Trevor Cooper ...John Fry

Napoleon / ナポレオン

2010-10-23 | Film on DVD
気にはなっていたのですが、その長さと、サイレント、白黒って事で大分躊躇していました。

ナポレオンの伝記をそのままに延々と・・・クラシック音楽にのせて熱くFilming・・
何ていってもサイレントですが、台詞が録音されてないけど、聞こえそうな迫力の俳優さんたちです。
6時間あった元のフィルムを、コッポラさんが、短く3時間ほどに収録DVD化されました・・・大分前に。
天晴れなフィルムですけど、興味が無かったら3時間見ているのは辛いかも(笑

こちらがチビメタボの不細工で有名なナポレオン。



対するイギリス艦隊の色男 ホレイショーネルソン。。昔ビクトリア号のプラモ作ったっけ。にゃんこに壊されたけど・・・