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2004年05月27日 | 音楽
1位:天使のわけまえ            GLAY
初動80244。前作の2/3となり、10万を切った。
音的には最盛期の勢いのあるへヴィーサウンドなんだけれども、
リスナーは離れていく、ということなんだな。
個人的には予想外に低い水準だと思います。

あの初動50万が当たり前だったGLAYが今はこんな数字とは、
初期からのファンとしては非常に残念な気持ちになります。
それとこのシングルでは、カップリングのライブ音源の違いで、
8タイプがリリースされる、ということから、
ファンからの反発がきているのかもしれません。
次回作の数字の復活に期待しましょう。

3位:明日にかける橋            倉木麻衣
初動51215.前作が6万を越えていたので少し低下。
全体の音のクリアーさと彼女の歌声の雰囲気、
彼女の作品としては十分な出来でも、
ベストのリリース後でもあるし、少しの低下もやむなしか。

ベストも出て、この作品を聞くと、倉木麻衣、という歌い手のカラーは
しっかりと出来ているな、と言うのがわかる。
なので、この状態で、彼女はあまり数字は変化しないのでは、と思われる。
彼女のリスナーの聞きたいもの、と言うのがこの線であれば、
彼女はしばらく安泰ではないか、と思われる。

5位:君はともだち             平井堅
初動46119.瞳を閉じてが8万出ていたのに対して、この数字。
恐らく、これが平井堅個人手の人気による数字ではないか。
それでも彼はこの水準を長年保っているので、根強い人気だ。
曲はアカペラ調になっていて、彼の実力と、彼の曲の暖かい雰囲気を感じられるだろう。

個人的に、この曲は雰囲気も良いし、歌詞も良い。
なんと言うか、単純な歌詞なんだけれども、それがタイトルどおり、
ともだち、というものを実によく表していると感じられるため、
この曲には感じるところが結構多かった。
この曲もまた、ロングランして欲しい、と望む。
「瞳を閉じて」のヒットで埋もれてしまいそうな気がしてならないので。

ちなみに瞳を閉じては売上が4週連続変わらず、30万突破。
あと4週続けられれば、今年のトップに踊り出る。
なんか続けそうな感じがしてかなり怖い曲になってきた。

彼の曲の中ではオーソドックスな感じなだけに、
タイアップの力でここまで良くか、といわんばかり、
平井堅のヒットポテンシャルに驚かされます。

6位:僕らは静かに消えていく        山崎まさよし
初動39232.去年の彼のシングルよりも高い水準となっている。
テレビにも多く出ていたようにみるので、その効果もありか。
アコースティックメインのゆったりと進んでいく曲、
彼の歌声がその雰囲気にぴったりとはまっている。

彼の曲の雰囲気、というものにはブレがない、
そこには彼の何を音楽を通して表したいのか、したいのかが、
はっきりと見えているからではなかろうか。
それゆえの、彼の雰囲気はあるけれども、飽きない味わい、
そんな物があると思われる。ゆえ、全体の数字が減っている中、
安定して、推移していると思われる。

7位:DOLLS              ジャンヌダルク
初動38027.予想外も予想外、390円となるだけでここまで数字が変わるか。
前作が2.1万枚だったことを考えると約2倍。
この数字から、シングルの適正価格、というものが見えてくる。
耽美的で、綺麗な世界観でつづる失恋の楽曲です。

かつてヴィジュアル系、と呼ばれたバンドで本当に数字が残っているるのはごくわずか。
彼らはその筆頭として残っている、そう思える。
やはり、彼らの作風が、かつてのヴィジュアル系のバンドの物を
かなり濃く引き継いでいるからではないだろうか。
彼らの曲の世界観、色合いには上に書いたような、耽美的で美しい物があるように思う。
それが現実離れする、という感覚もあるが、
それを求めるユーザーには愛されるだろう、と思う。

8位:ループ&ループ      ASIAN KANG-FU GENERATION
初動36965.前作よりも9000枚アップ、自己初動記録更新。
前作は2位だったが、今作は新作が多かったため、数字の割に低い順位に。
今作は前作よりもよりポップな路線で攻めている。
2作畳み掛けてリスナー獲得を狙っていた物と思われる。

このシングルの数字の出方、彼らもいよいよ本当の意味でのブレイクを迎えられそうだ。
固定のユーザーを着々と獲得していったなら、
もうひとつ、彼らの代表作とも言うべき作品でとどめ、
アルバムでも首位を取れるまでの勢いを持つ事も可能と思われる。
サウンドのへヴィー感、メロのポップ感、日本的ロックファンを
納得させるだけの音を彼らは送り出しているとおもわ得るし。

10位:恋のバカンス           W
初動26100。加護、辻の新ユニット。ミニモニ。より分裂。
そしてミニモニ。よりも高い数字が出ている。
人気の高い子だけになって、人気も純化される、数字も高くなると思う。
この曲のカバーに関しては意図が読み取れない。

個人的には、この曲は数字が高く出たのではないか、と思う。
それと同時に、加護、辻でもこの程度なんだ、とモーニング娘。メンバー
個々での人気の低さも感じ入るところでもある。
彼女らは恐らくモー娘。の中でもトップクラスの人気なんじゃないか、と思う。
彼女らはある特定の層にジャストにヒットするタイプなだけに。
さて、ひとまず、デビュー作は高めに数字が出るものと相場が決まっている。
カバーではない、2作目のオリジナル以降での数字の出方が気になるところ。

11位:please,please   SOPHIA
初動23704。3作連続の2作目、前作より少し低下。
前作のゆったりとした作風と打って変わり、
かなりテンションの高いポップロックサウンドに仕上がっている。
しかもSOPHIAらしい一癖あるが曲だ。

テンションの高さと全体の良くわからなさは彼ららしい。
真面目に遊んでいる、ふざけているわけではないけど、
どう考えてもシリアスにはやっていないよな、と思う。
それがSOPHIAのひとつの作風である事を
結構長い期間聞いていてわかってきた。なので、3連続シングルでそれが出てきたのは、
彼らも自分達の音楽の事を、わかってやっているのかな、と思いました。
3作目、何が飛び出すのか楽しみでもあります。

12位:約束の日           I WiSH
初動20711.ブレイク時にあった前作と比べると1/3程度。
アルバムからも時期が経っているため、この程度になるのもそうか。
彼女ららしいピアノを基調とした、綺麗でさわやかな楽曲となっている。
作風の安定はしっかりとしていると思われる。

去年のシングルヒットアーティストは、悉く上位にはブレイクしきれていない。
初動で2万枚出れば、決して低い数字ではない、一発屋、という不名誉もないと思うが、
それでも、数字的にはかなり物足りない物がある。
作風の安定は逆に、ファンを選んでしまう傾向にある、
いくつかの手札が出せて、多くのファンを獲得できると思う。
今作では、そのいくつかの手札は残念ながら出せていないように思えた。
アルバムリリースごなだけに、ひとつ新しい物を打ち出して欲しかった。

17位:アカシア           レミオロメン
初動11899.前作11位と比べると地味な順位だが、数字はそこまで変わらず。
スピッツ的なエバーグリーンな雰囲気をもちながらも、
サウンド的には、かなりギターの音が重いバンドの曲となっている。
ポップ、ロックの両要素をしっかりといい形で持っている。

最初はスピッツか、と思って聞いてました。
アルバム「朝顔」、そして前作「3月9日」と、彼らの作品を聞いて、
感じた事は、ヴォーカルのイメージからスピッツの顔が覗くのだけど、
彼らが目指している物、作ろうとしている物は決してスピッツではない、
作品を重ねて聞くたびに思うようになってきた。
このシングルに関してもそう、サウンドから感じる物はスピッツとは違うし。

23位:今でも何度も         ザ・マスミサイル
初動7315。シングルチャート初登場。
インディーズでは3タイトルのアルバムを出しているようで、
今回がメジャーデビューシングル、ということのようだ。
NARUTOのエンディングとしてOA中。チェックしてみよ。

この曲についてはチェックしていないのでなんともいえないけれども、
NARUTOのタイアップの割に数字は低目かな、とは思います。
出てきても、なかなか数字が伸びなかったFLOWが2週トップ10入り、
little by littleはdでビュー作でトップ10入り、
タイアップの効果はアニメの中ではかなりあると思われる。
それが生かしきれなかった、ということでは、勿体無い、という印象。

24位:愛の歌            河口恭吾
初動7249.「桜」のロングランから打って変わってかなり不振。
どうやら、シングルヒットとファンがつく事は昔よりも直結しなくなった。
その事が良くわかる結果となったといえる。
作風にあまり変わりもなかったみたいだし。こんなモンでしょうか。

こうなる事は僕の中ではかなり予想通りの展開。
正直「桜」がロングランヒットしている中、個人的には
あの曲の魅力がどこなのか、あまり分からなかった節がある。
風評に乗って勢いづいているのかな、などと思ったので、
それがなくなる次の作品はきついかな、などとは思っていた。
さて、一発屋、という不名誉をかなり受けそうな展開になって来ただけに、
「桜」で見せた以外のポイントも見せていく必要があると思われる。

25位:モン・シロ          岡村靖幸
初動 6797.シングルとしては、3年ぶり。
去年は石野卓球とのユニットでアルバムリリースしたものの、
本人のオリジナル、ということでは9年出ていない。
このシングルがアルバムに繋がるのか。

正直、彼は変態だと思う。彼のセンスには正直、ついていけない。
それだけに、彼はミュージシャンとしては至高の存在だろう。
自分の作品を追い求め、極める、ということにおいては
彼は出来ていると思うから。ただ、それを聞く側が理解できるかどうかは別、
ある意味、一つの境地が彼の中にあると思われる。
その面においては凄い、と思う。

28位:種のうた           ストロベリーフラワー
初動5727.「あいのうた」で年間トップ10入り。
ひとつのブームとなったピクミンが「2」となって登場。
主題歌も新曲が起用されて、発表となりました。
正直、ここまで売れるというのは予想外でした。

「あいのうた」の雰囲気と歌詞のギャップは大きかった。
「食べられる~」の部分の哀愁は凄い物があった。
それだけに、大きなヒットとなった、僕は考えている。
今作に関しては、そういう哀愁じみた物はない、
聞いて何かを感じる、というようなものではない。
確かに、耳に残るし、ピクミンだとは思うけど、
前作のような感覚にはならない。
それだけに、このシングルを買っているのはストロベリーフラワー、
というミュージシャンが好きな人なのかな、などとも思う。