山林でのコンパス測量   partⅡ

2012年05月24日 | 授業&実習

昨日に引き続き、コンパスによる周囲測量を、コンパスマン・ポールマンを交代し、行いました。

昨日の測量成果は、
1班が1/249の誤差
2班が1/143の誤差と、初めての測量にしては、まずまずの測量精度となり、役割を変え、再度の測量となりました。

本日の実習は、5月初旬に2年生が利用間伐を行った林分と、未間伐林分の周囲測量を行うとともに、立木密度や平均直径がどの程度違うのか
確認することを目的に、実習を行いました。

まず最初に班内で打ち合わせを行い、測量に取りかかりました。

測量風景は以下の通りです。

測量終了後、測量した区域の毎木調査です。

     ↑  は利用間伐を実施した後の林分です。

      ↑  は未間伐の林分での毎木調査です。

調査結果は

             面積       本数       立木密度     平均直径
間伐林分      0.39ha     361本     1,220本/ha   19.0㎝   
未間伐林分     0.14ha     476本     2,578本/ha   14.9㎝

と未間伐林分と間伐林分とでは大きな差が出ました。

間伐を実施しないと貧弱な木となり、雪害等の気象害の影響を受けやすいことから、重要な作業である旨説明しました。

 


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