
昨日は猿島をはじめとしました、横須賀をぶらりと訪れました。

猿島は横須賀沖にあります島で、現在は無人島ですが、戦前は砲台も設置された要塞でした。また、戦後、アメリカ軍に接収されるも渡船の運航が開始され海水浴場も開かれましたが、一時廃止。その間、猿島は日本に返還され、所有も国から横須賀市に移譲され、渡船の運航・海水浴場も再開しました。

猿島は、現在では東京湾に浮かぶ島で唯一の自然島ですが、その渡船は三笠公園横の桟橋から一時間おきに発着しております。私は三笠公園の最寄り駅、横須賀中央に11時前に到着した後、軽く昼食を取って、桟橋に到着。12時の便で猿島に渡りました。
(この渡船は春から秋にかけては観音崎への航路も運行しております。また、この渡船はYOKOSUKA軍港めぐりと同じ、トライアングル社が運営しております)

この島は横須賀から約1.7Km沖にあり、渡船で約10分の航路となります。また、航行中、横須賀沖を行き交う民間船などを眺めながら、短い航海を楽しみました(途中、大きな揺れ(?)もあり、若干、ヘタリましたが(汗))。


猿島の桟橋から一枚。自然島だけあり、多くの海鳥が生息しておりました。また、海水は透き通る程、きれいでした。

桟橋から島に上陸すると、そこは夏場は海水浴場と利用される砂浜がありました。また、ここはバーベーキューも可能で、夏場は多くの人で賑わうそうです(また、ここでは釣りも可能で、竿やリールなどのレンタルも冬季を除き、行っているそうです)。

いよいよ、要塞跡などがあります遊歩道に。約一時間の散策の道に足を踏み入れました。


ここは、兵舎跡で、フランス積みのレンガ構造物は全国で4件しか残されていない、きわめて貴重な歴史的遺産だそうです(ここ猿島要塞はその中でも最大規模だそうです)。

ここは弾薬庫跡で、アーチ状のレンガ構造は美しいですね(特に、元軍事施設という事もあり、華美な装飾もなく、レンガの美しさだけが強調されるような気がします)。

ここは日本で2番目に古い歴史を持つフランス積みレンガのアーチ造りの洋式トンネルだそうです。

このトンネルの中は薄暗く、ここを訪れたカップルが自然と手をつないで通るため、いつしか「愛のトンネル」と呼ばれるそうです。


トンネルを抜け砲台跡の横を通るとヨネノ根と呼ばれる磯に出ました。

この磯の横には弥生人が住居やお墓として利用したと考えられております、日蓮洞窟(古代住居跡)があります。ここは日蓮上人にちなみ、その名がついておりますが、伝説によると、この洞窟は江ノ島まで続いているそうです。

また、ここヨネノ根は磯釣りの絶好ポイントだそうで、時には思っていない大物を上げる事ができるかもしれません。


ヨネノ根から東に向かうとオイモノ岬に出ます。ここからは浦賀水道を行き交う船を望む事が出来る他、ここも絶好の磯釣りのポイントだそうです。

オイモノ岬から管理事務所まで起伏のある道を進みましたが、ここは少々疲れました(汗)。またその途中、砲台跡や旧軍事施設(照明所?)も見ることが出来ます。

この猿島に三箇所あります広場の一つです(画像は最南端の広場で、ここからは東京湾や観音崎を眺める事が出来ます)。散策の休憩等に利用されているそうです。

この建物はこの島の発電所で、明治時代に作られた蒸気機関の発電所だそうです。

写真を撮りながらの散策でしたので、一時間ちょっとかかって、島を一周しました。そして、島の管理事務所(記念館も併設)やテラス、売店等を眺めつつ、一枚撮ってみました。

猿島から三笠桟橋までの帰りの渡船まで少し時間がありましたので、砂浜などを散策してみました。


砂浜には貝殻や海藻類が多く打ち寄せられ、係りの方が清掃に当たっておりました。また、この島に多く打ち寄せられております、二枚貝を見てみると、結構、大きなものがいくつも見受けられました。



(本当に、東京湾にこのような島が残っているとは思いませんでした。また、今回は独りでの上陸でしたが、今度はみんなで来てみたいと思いました)


三笠への帰りの便は、来る時と別の船でした。また、一番前の席で、目の前を航行する船等を眺めつつ、短い航海を楽しみました(帰りの便はほとんど揺れなかったので、よかったです(汗))。


(三笠公園の記念艦、三笠ですがお色直し中でした)

三笠公園から軍艦を見ようといつものヴェルニー公園へ行ってみました。しかし、ひゅうがを初め、多くの艦が出港しておりましたので、見事に空振りでした(涙)。
夜はMさんと横須賀中央駅で合流して、居酒屋「銀次」へ。このお店は、太田和彦氏のニッポン居酒屋紀行という番組でも紹介され、地元の方等で賑わうお店でした。また、このお店は、お酒の種類はそれ程多くないものの、まぁまぁのお値段とお味でした。
(撮影不可という事で、料理などの画像はありません)

銀次でへべれけに酔ったのですが、〆にMさんオススメの「うどん工房さぬき」へ。このお店はしっかりとしたコシのさぬきうどんを出すお店で、また、行ってみたいと思う程、よかったですね。
横須賀中央駅から快特に乗って帰宅路につきましたが、昨日は本当に楽しかったですね。

猿島は横須賀沖にあります島で、現在は無人島ですが、戦前は砲台も設置された要塞でした。また、戦後、アメリカ軍に接収されるも渡船の運航が開始され海水浴場も開かれましたが、一時廃止。その間、猿島は日本に返還され、所有も国から横須賀市に移譲され、渡船の運航・海水浴場も再開しました。

猿島は、現在では東京湾に浮かぶ島で唯一の自然島ですが、その渡船は三笠公園横の桟橋から一時間おきに発着しております。私は三笠公園の最寄り駅、横須賀中央に11時前に到着した後、軽く昼食を取って、桟橋に到着。12時の便で猿島に渡りました。
(この渡船は春から秋にかけては観音崎への航路も運行しております。また、この渡船はYOKOSUKA軍港めぐりと同じ、トライアングル社が運営しております)

この島は横須賀から約1.7Km沖にあり、渡船で約10分の航路となります。また、航行中、横須賀沖を行き交う民間船などを眺めながら、短い航海を楽しみました(途中、大きな揺れ(?)もあり、若干、ヘタリましたが(汗))。


猿島の桟橋から一枚。自然島だけあり、多くの海鳥が生息しておりました。また、海水は透き通る程、きれいでした。

桟橋から島に上陸すると、そこは夏場は海水浴場と利用される砂浜がありました。また、ここはバーベーキューも可能で、夏場は多くの人で賑わうそうです(また、ここでは釣りも可能で、竿やリールなどのレンタルも冬季を除き、行っているそうです)。

いよいよ、要塞跡などがあります遊歩道に。約一時間の散策の道に足を踏み入れました。


ここは、兵舎跡で、フランス積みのレンガ構造物は全国で4件しか残されていない、きわめて貴重な歴史的遺産だそうです(ここ猿島要塞はその中でも最大規模だそうです)。

ここは弾薬庫跡で、アーチ状のレンガ構造は美しいですね(特に、元軍事施設という事もあり、華美な装飾もなく、レンガの美しさだけが強調されるような気がします)。

ここは日本で2番目に古い歴史を持つフランス積みレンガのアーチ造りの洋式トンネルだそうです。

このトンネルの中は薄暗く、ここを訪れたカップルが自然と手をつないで通るため、いつしか「愛のトンネル」と呼ばれるそうです。


トンネルを抜け砲台跡の横を通るとヨネノ根と呼ばれる磯に出ました。

この磯の横には弥生人が住居やお墓として利用したと考えられております、日蓮洞窟(古代住居跡)があります。ここは日蓮上人にちなみ、その名がついておりますが、伝説によると、この洞窟は江ノ島まで続いているそうです。

また、ここヨネノ根は磯釣りの絶好ポイントだそうで、時には思っていない大物を上げる事ができるかもしれません。


ヨネノ根から東に向かうとオイモノ岬に出ます。ここからは浦賀水道を行き交う船を望む事が出来る他、ここも絶好の磯釣りのポイントだそうです。

オイモノ岬から管理事務所まで起伏のある道を進みましたが、ここは少々疲れました(汗)。またその途中、砲台跡や旧軍事施設(照明所?)も見ることが出来ます。

この猿島に三箇所あります広場の一つです(画像は最南端の広場で、ここからは東京湾や観音崎を眺める事が出来ます)。散策の休憩等に利用されているそうです。

この建物はこの島の発電所で、明治時代に作られた蒸気機関の発電所だそうです。

写真を撮りながらの散策でしたので、一時間ちょっとかかって、島を一周しました。そして、島の管理事務所(記念館も併設)やテラス、売店等を眺めつつ、一枚撮ってみました。

猿島から三笠桟橋までの帰りの渡船まで少し時間がありましたので、砂浜などを散策してみました。


砂浜には貝殻や海藻類が多く打ち寄せられ、係りの方が清掃に当たっておりました。また、この島に多く打ち寄せられております、二枚貝を見てみると、結構、大きなものがいくつも見受けられました。



(本当に、東京湾にこのような島が残っているとは思いませんでした。また、今回は独りでの上陸でしたが、今度はみんなで来てみたいと思いました)


三笠への帰りの便は、来る時と別の船でした。また、一番前の席で、目の前を航行する船等を眺めつつ、短い航海を楽しみました(帰りの便はほとんど揺れなかったので、よかったです(汗))。


(三笠公園の記念艦、三笠ですがお色直し中でした)

三笠公園から軍艦を見ようといつものヴェルニー公園へ行ってみました。しかし、ひゅうがを初め、多くの艦が出港しておりましたので、見事に空振りでした(涙)。
夜はMさんと横須賀中央駅で合流して、居酒屋「銀次」へ。このお店は、太田和彦氏のニッポン居酒屋紀行という番組でも紹介され、地元の方等で賑わうお店でした。また、このお店は、お酒の種類はそれ程多くないものの、まぁまぁのお値段とお味でした。
(撮影不可という事で、料理などの画像はありません)

銀次でへべれけに酔ったのですが、〆にMさんオススメの「うどん工房さぬき」へ。このお店はしっかりとしたコシのさぬきうどんを出すお店で、また、行ってみたいと思う程、よかったですね。
横須賀中央駅から快特に乗って帰宅路につきましたが、昨日は本当に楽しかったですね。
横須賀沖に猿島という無人島があることを、こちらで初めて知りました。名称通り、お猿さんがいるのでしょうか?
要塞の煉瓦づくりの構造物は画像だけでも趣がありますね。「フランス積みレンガ」とは、フランス式という意味なのか、フランス産の煉瓦を指すのでしょうか?アーチの形も美しいし、「愛のトンネル」はデートスポットに最適です。こんな島が東京湾にあるとは、想像も出来なかった。面白い紀行記事を有難うございました。
今回のぶらり旅では、記念艦、三笠はお色直し中の上、ヴェルニー公園でも多くの艦が出港のため、軍艦が見られなかったのは残念でしたね。
「うどん工房さぬき」のてんぷらはかなり大きそうに見えます。天ざるうどんは冬でも美味しいです。カロリー控えめのたぬきうどんも美味しいですが、セルフの店だと、つい揚げ玉をたっぷり入れてしまいます、、、
コメントありがとうございます。
「猿島」の名前の由来はいろいろな伝説がありますが、現在は一匹もいないです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%BF%E5%B3%B6
「フランス積みレンガ」も実はフランス式でも、フランス産でもなくフランドル式の誤訳だそうです。また、今回は独りでしたが、今度は妙齢なご婦人と二人っきりで行ってみたいとも思います(汗)。
(冬場の旅でしたので、観光客は少ないものの、カップルも数組いました)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%85%89%E7%93%A6
仰るとおり、「うどん工房さぬき」のてんぷらはかなり大きかったのですが、コシのあるうどんはかなり美味しかったです(もちろん、てんぷらも美味しかったですが)。