【雲南地域】森林・林業のお知らせ

(島根県東部農林水産振興センター雲南事務所 林業部が伝える情報ブログ)

椎茸栽培技術研究会が開催されました

2010年03月17日 | お知らせ
昨年から生しいたけの単価が下がっていますが、この原因はなにか、産地としてどのように対応すればよいかを検討するために、平成22年3月16日奥出雲椎茸生産者組合の皆さんが講演会を開催されました。
奥出雲椎茸生産者組合の皆さんは、3年前から生しいたけの生産量と品質を高めるため、いろいろな栽培技術の検討をするために、研究会を開催されています。最新の技術・資材の普及や基本技術の再認識と徹底が図られた成果で、ここ近年雲南事務所管内の生しいたけの生産量は増加を続けています。
講演会は大果大阪青果市場の山本常務を迎えて、近年の市場の動向や産地の動向についてお話しがありました。
昭和の時代からきのこ全体の生産量が増加しており、単価はエノキなどは大幅に下がっているなかで生しいたけはほとんど価格が下がっていないことや中国からの輸入が減少しているなどに注目され、いろいろな人が周年栽培に取り組んできたため単価が下がってきた。などのお話しがありました。
最後に奥出雲の皆さんは、奥出雲椎茸の買い取り制度に守られている。今後も会社と一丸になって生しいたけ生産に取り組んで欲しい。安心して生産が出来るようにするのが青果市場の役割であるとおもっている。とお話しがありました。

講話をする山本常務さん


最新の画像もっと見る