【雲南地域】森林・林業のお知らせ

(島根県東部農林水産振興センター雲南事務所 林業部が伝える情報ブログ)

プラグ苗移植

2019年11月18日 | 種苗

10月4日に投稿した記事で、国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所が「新しいコンテナ苗生産方法の提案(2019.3.15)」のなかで、コンテナ苗の新たな育苗方法として提案している「セルトレイに播種し発芽した毛苗をコンテナに移植する方法」と「小型プラグ苗を育成し小型プラグごとコンテナへ移植する方法」の2つの方法を紹介しましたが、この度飯石森林組合がプラグ苗をコンテナへ移植することとなりました。

これまでの毛苗の移植方法は、毛苗を掘り取り培土の入ったコンテナへ根が入る穴を空け根を差し込み培土を入れて締め固めていました。この方法では毛苗を抜き取る時などに根を傷めてしまうことがありますが、この度のプラグ苗の移植方法ではあらかじめ固めた培土ごとコンテナへ移植するため毛苗の根を痛めることがありません。

具体的には、事前にコンテナに培土を詰めてプラグ苗を差し込む穴を開けておき、プラグ苗をピンセットでつまんで穴に入れ指でまわりを締め固めます。

 

初めてのことなので慣れてないためか試行錯誤しながらの作業でした。


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