みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

お腹の脂肪対策2・・ふわふわお腹は呼吸法で

2014-01-19 | 呼吸を考える

太り方には幾つかのタイプがあるようで、

空気太りとか、水太りとか、堅太りとか、

あるいは、リンゴ型、洋なし型、バナナ型とか・・。


・・そう言えば、4年ほど前に、

  Miz は「肥満のデザイン・呼吸編」という動画を作ったんですね。

 ナレーションが恥ずかしいんだけど、ガマンして見て下さい。                  

                    肥満のデザイン/呼吸編  

                        

正月明けから、Miz のお腹まわりはぷよぷよ、ふわふわしていて、

少々気になっていました。

Miz のお腹は、この状態だと、まだ空気太り。

「空気の混じった皮下脂肪から、空気を追い出せば、

 皮下脂肪はペシャンと薄くなるんじゃないかしら?」

とそんな思いつきが飛び出しました。


お腹の皮膚の下には、腹壁(お腹の皮膚の直下)と浅腹筋膜’(腹筋群の上)という二つの層があります。

皮下脂肪というのは、この二つの層の間に作られます。

二つの層の間に、ふわふわした脂肪や、ぬるぬる脂肪やぷよぷよ脂肪、あるいは固まった脂肪が広がっているのです。

Miz の思いつきというのは、

「お腹の脂肪がふわふわというのは、皮下脂肪の出来始めで、

脂肪と空気(空間)がよく混じり合わずに混在している状態だから、

二層の間に入り込んだ空気(空間)を追い出せば、皮下脂肪はペシャンと薄くなるんじゃないかしら」

と、このように考えたのです。


そして朝、起きる時に、

「呼吸法で空気を追い出してみよう」と、

お試し気分で、空気を追い出す呼吸法をやってみたんです。


それがぴったしカンカン。~~ スラックスをはいたら、

ウェストがね、・・・「エッ、ゆるいッ」・・。

昨日までキツキツだったので、呼吸法が効いたんだと思いました。

ウェストの上は、直、肋骨。~~ぷわぷわが消えていました。

 

では~~、

Miz がその朝に試した "空気を追い出す呼吸法"書いてみます。

この呼吸法は、

イメージが大切だと思うので、しっかりイメージして下さい。

 

仰向けに寝ます。

最初は口呼吸で、皮下組織に入り込んだ空気を追い出します。

1両手は、恥骨を挟むようにしてV の字を作り、恥骨を抑えます。 

2息を軽く吸います。

3息を吐く時は、天井に向かって強く吐きます。

~~唇を丸め、前に突き出すようにして吐くのがポイントです。

 

4恥骨の上の手は強く押して、息の圧力に負けないようにして下さい。

息を吐く時は、お腹の空気が、恥骨から腹・胸を通って、口から出て行く様子を、出来るだけ明瞭にイメージして行って下さい

(このイメージがあやふやだと、手の操作もあやふやになり、二層間の空気は滞って、出て行きません)

何度か息を吐いているうちに、

6お腹の盛り上がりが上方に移動するので、それに合わせて、

恥骨上の両手は、盛り上がりを押し上げるようにして少しづつ上に移動します。

7両手が肋骨下角(下位肋骨)まで来たら、ストップ。

8肋骨下角では、両手で肋骨を下げる方向に力を入れます

 ”肋骨は下げる” です。肋骨を押し上げてはいけません。

1~8で ワンクールです。これを2~3回行って下さい。

 

次に、鼻呼吸を行います

鼻呼吸の場合は、両手は肋骨下角(下位置肋骨)に置きます。

鼻呼吸もイメージが大切で、お腹の空気が、胸を通って鼻から出て行くイメージを鮮明にして、行って下さい。

・・・但し、鼻呼吸での操作は、少々難しいので、無理にやらない方が無難かもしれません。


~~以上です。

この「空気を追い出す呼吸法」は、ふわふわお腹以外にも、ある程度ですが、効果があると思われます。・・・試してみる価値はあるかも。

で、次回は、「空気を追い出す呼吸法」の失敗談です。


 


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