ヒデェVH ギターコレクション

自称「関西一のPEAVEY-WOLFGANGコレクター(笑)」

VOX tonelab st

2009-06-13 16:31:59 | Weblog
この機材は数年間に売却済みで、現在は手元にありません

VOX社から新発売されたtonelab stというギターアンプシミュレーターを購入した。

アンプシミュレーターというのは、私のように大音量でエレキギターを弾きたいが住宅事情からそれが許されないような人が、こっそり自宅でヘッドフォンでそれらしい気分を楽しみたい時に使うと便利な道具である。要するに、本物のギターアンプではないが、ヘッドフォンを通して聞くとまるでアンプを通したような気分でギターを弾ける便利な道具なのだ。

今まではLINE6社のPOD X3 LIVEという機種を使っていたのだが、こちらは、はっきり言って私には使いこなせないぐらい多機能であるし、高級機種だった。

ものすごく大きいのも難点だったし、調整できるパラメーターがたくさんあり過ぎて、正直言ってもてあましていた(笑)。

このたび、VOX社から安価で機能を絞ったアンプシミュレーターが発売され、いったいどんなものか、試しに購入してみたのである。

通販で購入したのであるが、届いたのが5月30日、第146回TOEIC公開テストの前日だった。テスト前日だし、まじめに勉強しなくちゃ.....とも思ったのであるが、新しいオモチャが届くと我慢できない私。ビールを飲みながらいじくり回してしまった。

良いですね~、これ!

一応真空管が入っており、なかなか侮れない音がするのである。
EVHファンならば誰でも気になるPEAVEY 5150のモデリングも入っており、こちらももちろんそれらしい気分を味わえる出来映えである。
というか、5150だけを比べるならばLINE6 POD X3よりもVOX tonelab stのほうが出来がよいと思います。

値段が安いだけのことはあり、割り切って設計されている部分もある。

例えば空間系エフェクトは細かい設定ができない。
リバーブはひとつのツマミを回して係り具合を調節するだけであり、はっきり言ってテキトーだ。まぁ、気分の問題なので、テキトーでよいでしょう。
ディレイはアナログディレイ(のモデリング)しか用意されておらず、現代的なシャープな効かせ方は出来ない。音もかなりアナログチックだ。正直言って、ディレイは現代的なデジタルディレイが欲しかったところである。

また、チューナーがちょっと使い辛い感じがしますね。
チューニングが合っているのかいないのかイマイチ確認しづらい。

チャンネル切り替えはアップとダウンしかなく、本格的にライブで使う人で色々な音質を使い分けたい様な場合には不便でしょうね。

その他は特に不満はない。

値段も安いし、アンプの代わりとして考えるならば十分な音質である。

音が良いのは正直に認めます。
「値段の割に良い」という意味ではなく、本当に良い音がします(と私は思う)。

これで実売価格13,500円(送料込)、はっきり言って安すぎるでしょう!!


もっと本格的にやりたい人には物足りないのかもしれませんが、そういう人はもっと本格的な道具に手を出される方がよいでしょう(POD X3とか)。

機能が絞られている分を割り切って使うならばお奨めできます、アンプシミュレーターとしての音には文句なしです。
本当に良い時代になったものです。

画像のように、ワイヤレスからMXR-EVH FLANGER→MXR-EVH PHASE90→VOX TONELAB STの順につないで、このセットを勉強机の足下に置いてます。

英語の勉強をしながら気分転換にギターを時々弾くのです。

英語リスニング練習用のCDプレーヤーとアンプシミュレーターを同じミキサーにつなげていて、同じヘッドフォンでそれぞれ聴けるようにしています。

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