ヒデェVH ギターコレクション

自称「関西一のPEAVEY-WOLFGANGコレクター(笑)」

YAMAHA L-5 2号 '77初期型 

2005-12-26 09:48:13 | Weblog
このギターは数年間に売却済みで、現在は手元にありません

こちらも70年代後半のヤマハ中級モデルというか初級モデル、ようするにLシリーズの最廉価版であったL-5(初期型)です。
タイトルに「2号」とあるのは何故かというと、実は全く同じモデルを30年近く前、私が中学生だった頃親に買ってもらって、大学を卒業するまでメインギターとして愛用していたからです。しかし、そのいわゆる1号機は実家で10年ほどほったらかしにしている間にすっかりネックが反ってしまい、トラスロッドも効かない修復不可能な状態になってしまったのです。ボディやフレットなどの状態も良くないので、1号機はそのまま引退させました。

しかし、ヤマハL-5(初期型)はやはり初恋のギターであるし、なんとか程度の良いヤツはないかと思って探していました。何本かみましたが、ボロボロだったり、綺麗だけどネックが捻れていたり、納得の行く状態のものには出会えませんでした。

ところが、先日ようやく良い出会いがあり、私のところにやってきました。
ボディもほどよく使い込まれ、年期を感じさせながらもボロボロ感が無く、良い感じです。
一番重視していたネックも真っ直ぐで、大変弾きやすいです。
音質はまさに、L-5初期型!という感じ、中学高校時代のことを思い出す青春のサウンドです。

初期型というのはどういうことかと言いますと、80年を境にマイナーチェンジされているからです。

私が知っている初期型と後期型の違いは以下の通りです。
弦長:初636ミリ 後651ミリ
ポジションマーク:初 菱形で5フレットから   後 ドットで3フレットから
ボディ厚:初 薄目   後 厚め
指板・下駒:初 黒檀  後 パリサンドル

全体的に見て、初期型の方が高級感があり、後期型はコストダウンされた印象は否めないです。
また、初期型はボディも1センチ近く薄く弦長も短いため、座って弾くときの抱えやすさという点でも好きです。これは、マーチンのクラプトンモデルの印象にも通じるものがあります。

L-5の音はN-700と比べると、明るく硬質で濁りのない感じであり、Lシリーズの中では最廉価版でありながらしっかりとLシリーズの音が出ます。

上位機種のL-10やL-6、L-31A等も所有したことがあるのですが、なんだかんだで結局L-5初期型に戻ってしまうのは、やはり初恋のギターだからでしょうか?

イヤ、ただ単にそれだけではない、自己主張のあるギターであると個人的には感じています。

ご意見ご感想を掲示板までお寄せ下さい。お待ちしています。
NEWS!のコーナーもご覧下さいね!



YAMAHA N-700 ’77モデル

2005-12-23 16:32:58 | Weblog
このギターは数年間に売却済みで、現在は手元にありません

70年代後半のヤマハ中級モデル、N-700です。
当時、Nシリーズには500,700,1000と3機種有ったのですが、まぁ、真ん中ってことですね。
上位機種のN-1000は中島みゆきが使っていたことで有名であり、現在でも高値で取引されています。
それに引き替え、500,700はあまり日の目を見ることもなく、値段もそこそこで取引されており、ま、このくらいが妥当だと言えばそれまでなんです。

今回のN-700は3万そこそこで手に入れたのですが、イヤ~、なかなかバカに出来ない渋いギターです。

先ず、ずっしりと重い、そして音も重い。ルックスも個性的ですよね。
重い音が良い音なのかどうかは感じ方の問題だと思うのですが、クラプトンモデルなんかとは全く別の方向性でこれはこれで大変気に入っております。

泥臭いブルースなんかをやるにはこちらの方が合っているように思います。


いわゆる中島みゆきモデルと呼ばれるN-1000が10万とか15万で取引されているのを見ると、新品時の定価で3万しか違いがなかったN-700が3万って言うのは本当にお買い得のように思います。

ご意見ご感想を掲示板までお寄せ下さい。お待ちしています。
ホームページはこちらです!遊びに来てくださいね!