どうなる2012年

今年はいったいどうなる2012年。
でも変わらずだらだらと。

ドラマの中だけと思っていましたよ。

2009年03月13日 00時23分21秒 | Weblog
今回は報告と、まあ思ったことを書きたいと思います。
あと、二人の連れはこれを見てもできたら他の人には言わないで欲しい。ほな日記に書くなって言う事やけど、どうしてもどこかで鬱憤を晴らしたかったので。やはりまだ親戚連中しか知らん事やしね。どっかでうわさは広がると思うけど、それでも一応そうして欲しい。






それは昨日の事。いつものように定時であがってバンド練習をするスタジオに行っていると、珍しくおとんから電話があったのね。こんな時間にかかってくることは普段ないんで、 何の電話や? と思いながら電話に出ると、結構あせってる感じでしたわ。ほんで、 落ち着いて聞けよ。 と言ってきたので、 おばあちゃんが倒れたのかな? と思っているとソウではなく、 おかんが仕事帰りに倒れて救急車で近くの病院まで運ばれ、 今の所意識がない。 とのことでした。人間こういう時にピンと来ないモンで、一瞬なに言ってるか分かりませんでしたわ。とりあえず妹にも連絡をしてくれと頼まれたんやけど、まずはバンドメンバーに今日練習を休む事を連絡し、コンビニ行ってコーヒー買ってから現場へと向かいましたわ。焦って事故ったら意味もないし、それこそ二次災害になってしまうからなぁ。
妹にも無事に連絡がつき、ひとまず現場への病院へと直行。さっきも言ったように不思議なモンで、突然すぎる出来事やったから心はなぜか冷静。いつもネガティブな僕も、最悪の場合の事は一切考えなかったなぁ。心のそこから拒否してたんやろうなぁ。

病院に着くと先に妹は着いており、おとんと親戚のおいちゃん、それに妹に合流。そして不安な気持ちでまっていると、病院の人に病室に呼ばれて行ってみるとそこにはただただ普通に寝ているだけのようなおかんがいた。この瞬間、まじで泣きそうになりました。ほんまにこういうのはドラマの中だけの世界やと思っていたからなぁ。おじいちゃんの時もあったけど、まさか自分の親がそんなことになるとはおもわなんだからなぁ・・・
そこから当直の人から話を聞き、病名は 脳内出血 といわれた。本来40~50mlの出血だと即手術と言う感じになるらしいんやけど、幸いな事に30mlですんだため今のところ命に別状はないみたい。ただ出血した場所が少し悪く、今現在は右半身の麻痺と言語障害があるとの事だった・・・。そして意識が戻らないのと今日明日で治るもんでもない為、入院が決まった。

一旦入院の準備をするって言う事で病室から退室し、このことをまだ連絡が行っていなかった弟へ連絡をするために、病院の玄関まで行って電話をしてた。何て言うか、無意識のうちに おとんが真剣にまいっているから自分がしっかりせねば っていう気になっていたんやなぁ、今思うと。弟は島根に行っているため、そしてこんな時に運転して帰ると事故を起こしかねないので、おとんにも言われたけど どんな手でもいいから、車以外で帰ってこい と言って弟には連絡終了。
ほんでまたおとんのところへ戻って少ししてからおかんたちが出てきて、今から病室の方へ移動するとのやった。実はこのときおとんの妹に当たる人がおばあちゃんを連れてこっちに向かっていたのもあって、その二人を待つのと弟の連絡を待っとくので最初にいた場所に残り、残りの三人でおかんの病室へおかんとともに向かっていた。

少ししてから弟の帰ってくる時間もきき、こっちに向かっている二人とも合流できてしばし待っていた。そしてらおとんが迎えに来てくれたので、おかんの病室へと向かった。
おかんの病室は HCU と言うところで、 ICU のもう一個ランクの低い集中治療室みたいなところやった。面会時間も恐らく普通の一般病棟よりも短く、ほんで面会は一度に二人まで。会う前には指定の場所で手洗いをしてから入ると言う徹底振り。そんな部屋へ向かう中、僕が思ったのは 最悪に気持ちの悪い場所 やった。
なんていうか、失礼な事やけどその先にはいろんな人がぎりぎりの状態でいるわけで、そう思う心が疲れてきていた。
何とかおとんと二人で面会をしたわけやけど、そこには心電図とかいろんな測定機械を取り付けられ、見た目には寝ているような姿をしていておかんがいた。おとんの呼びかけにも少しは顔を向けるようになったけど、基本的には寝ているような状態。ときたま少し目を開けてこっちを確認しようとはするけど、あまり認識はできていないようだった。そして少ししてから部屋を後にし、次はおとんの妹さんとおばあちゃんが会いに行っていた。
そこから親戚のおいちゃんの嫁さんなんかも着たりして、入れ替わり立ち代りしてたら面会は終了。本来の面会時間を大きくオーバーしてたし、HCU室の看護士さんからも そろそろ・・・ とも言われてたからなぁ。あと、どんなに僕らがいたところで何も解決はしないしね。

家に帰ってからのおとんのやられっぷりと言ったらなかった。今までで一番精神的にやられてたのは良くわかった。明らかに雰囲気が違うかったからなぁ・・・

ほんで今日はさすがに会社にも行く気力もなかったし、ちょいと事後処理的なものをおとんと一緒にするために休んでいた。二時からの一時間、また面会できる時間があるということでなんだかんだしていたけど、やはり皆不安だらけやったんやろう。家にいる間妙に固まって同じ場所にいてた。

二時からと七時からの一時間、どちらも面会に行ったけど、特に状況は変わらず。多少昨日より体を動かすようになっていたけど、相変わらず意識はなく、寝ているような状態だった。
僕はその場にいなかったんやけど、二時からの面会の時におとんとおばあちゃんは今後のおかんのスケジュール見たいのを聞いていたみたい。そこでは、 16日に一度手術をし、脳の中にある血の塊を吸い出す事ができるかやってみる とのとやった。もし吸い出す事ができるならいいけど、固まってしまっていた場合は頭切って直接血の塊を取るらしい。 

変な話やけど、僕はなぜか、この手術が終わるまではおかんの意識は戻らないんではないか? って思ってたりする。まったく根拠はないけどね。でもたぶん、そう思うことで少しでも落ち込むことを防いでいるような気がするなぁ。落ち込んでしまって何もできない方がいろいろと厄介やし、幸いな事に仕事は明日と明後日で終わってしまう。残業とかはできないけど、次の目標である手術に向けて、なんとか今の生活をやっていってしまわなければならないし。

ほんまに今の家の中は暗い。明るそうには皆しているけど、紙一重のところやと思う。ほんま幸いな事に、命にかかわるような事はないみたいやけど、まずは意識が戻ってもらわん事には本当の意味で安心はできないのよね。もちろん手術やって控えてるし、場所が場所だけに後遺症が残る事だってあるみたい。不安材料は山ほどあるし。

世の中ホンマに何がいきなり起こるかわからんね。特に不幸なんてもんはほんまにソウだ。事実昨日のHCU室に入る前には恐らく緊急手術をしているであろう人の家族らしき人が、とてもうつむいた顔でまっているところも見かけたからなぁ。その人たちの気持ちが分かるだけに、ほんまに見ていられなかった。一人女子高生みたいな子が体育座りをしながら泣きそうな顔をしていたけど、見ているだけで泣きそうになってしまった。

とりあえずは月曜だ。その日を目指しながら、明日からがんばっていこう。そしてなんとかおかんには一日でも早く良くなって欲しい。