橘の部屋

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「こばと。」#9【…夏の記憶。】いおりょぎさん、雑巾絞りされるの巻。

2009-12-09 22:22:31 | CLAMP系(XXXHOLiC,ツバサetc)
今日もいおりょぎさんは、可愛かったですー。
(あの凶暴さで可愛いというのは、お前ぐらいでは…)
毎週、いおりょぎさんの活躍が楽しみな「こばと。」ですが、
今回もこれまでに見られなかったいおりょぎさんを見れて、
大満足であります。

そんなわけで9話感想も、例によっていおりょぎさん中心でございます
9話ゲストの二人の話はどうした、と突っ込まないでやってくださいまし。
ちょっとは書いたんだよ、ちょっとは。(ほんとにちょっとだ)
だから当ブログは、タイトルも【…夏の記憶。】じゃなくて、
【いおりょぎさん、雑巾絞りされるの巻】で行かせて頂きます。

あらすじは公式HPより。

あらすじ第九話「…夏の記憶。」
よもぎ保育園は夏休み。小鳩がいおりょぎを洗っていたところ、
アパートに届いていた『夏祭り』のチラシが、風で飛んで行ってしまう。
チラシを拾ってくれたのは、アパートの前を通りかかった、女子高生。
親切にも手が濡れていた小鳩に、ハンカチを貸してくれたのだが、
小鳩はそのハンカチを返し忘れてしまった。女子高生の学校をつきとめた
小鳩は、彼女に会いに行くことに・・・・・。



うひゃあ~いおりょぎさんっ。蛇口の下で水浴び?



頭が河童みたいに見えますぅ~。あははははっ。

夏休みはライバルなんだってさ。
海だ、虫取りだ、スイカ割りだと心の傷や痛みから目をそむけさせる術を
ごまんと持ってるから。
って、その『いおりょぎさん、夏休みエンジョイ画』が楽しい!
どこぞの白黒犬のカットと勝負出来るかもよ~っ。
(路線的にあの路線ですよね、このデザイン)

と、小鳩はアパートの集合ポストに入ってたチラシに目を留めます。
小鳩、手紙とチラシの区別も分からないのね…。
チラシは夏祭りのお知らせです。



「いわんこっちゃねぇ。こりゃコンペイトウ集めも苦戦するかもしれねぇぞ」

きゃあ~っ小鳩に洗濯…いや…身体洗ってもらってるの?
可愛い~。(どこらへんが)

いおりょぎさんにいわせると夏祭りは特に強敵だそうで、
笛や太鼓、縁日に浴衣、盆踊りまで付いてくる。
「いいか小鳩~っ!俺の言いたい事は分かってるだろうな!」
と、いおりょぎさんが気合を入れて語ろうとしたその時に、
一陣の風が吹いてチラシを小鳩の手から奪いました。



たらいの端でよろけたいおりょぎさんが、たらいにドボン。
あらら…。
小鳩はチラシを追って駆け出します。
「まだ話は終わってねーぞ!!」
「夏祭りに負けないように、皆さんの傷ついた心を癒してさしあげます!」
ちゃんと分かってますよね、小鳩。

で、飛んでったチラシを女子高生のなつきが拾ってくれて、
小鳩の手が濡れてると分かると、チラシを渡す前に自分のハンカチを
差し出す。出来たお嬢さんですねぇ。

なつきから夏祭りの様子を教えてもらう小鳩ですが…
ちょっ!小鳩の「花火」の想像が怖すぎですっ。
花燃やしてどうする!

子供の頃から毎年行ってた夏祭り、でも
今年は行けないかもとなつきの顔が少し曇ります。
そこへやってきた同じ制服を着た女の子、ゆきのが転ぶ。
携帯を見ながら歩いていたからだろうと、
なつきはちょっと彼女に厳しいね。
どーも二人はギクシャクしているみたい。
今回はこの二人をなんとかするわけですね。

と、小鳩は借りたハンカチを返しそびれちゃいました。
「こーばーどぉーぶぶぶぶぶ」
いおりょぎさんの声が、水中ぶくぶく声です~。
「身体がおぼい…おぼぼ」
あ~さっきドボンしちゃったからねー。
小鳩は優しげな手でそっといおりょぎさんを抱き上げ、


「あ~~っはっ!」
絞ったぁぁぁぁぁぁ!!なんの躊躇いもなく、普通に雑巾絞りだぁぁ。
もぉさすが小鳩だな…。
いおりょぎさんが可哀想と思いつつも、これウケたわー。

いってる傍から祭りに負けてるじゃないかと、
いおりょぎさんは吼える。
で、気合入れるため、いつものように口から火を…と思ったけど
ぶほっぶへっと口から飛ぶのは水ばかり。
そうか湿りすぎて火が出ないか、ははは。

「干してくれ」
バッタリ倒れるいおりょぎさん。
おいたわしや~。

で、ほんとに物干しにぶら下がってるから可愛い~。
小鳩は隣で洗濯物干してる藤本から情報収集です。
制服から察してなつきは星南女学院の生徒だと教えてくれました。
清花や千歳の卒業校らしい。お嬢様学校で小鳩には無縁のよう。
「良くご存知ですね~」
「今日も意地悪です」
小鳩のこの声の落差とテンポが良い感じだー。

保育園が夏休みの間、ずっとバイトと勉強で煮詰まってるのでは、と
いおりょぎさん。それ、どっちへのフォロー?
なんとなく藤本の事は気に入ってるのかな、いおりょぎさん。
嫌われようがお構いなしで正論ぶつける所とかは、
いおりょぎさんの好む所だろね。

で、ハンカチを返しに行くわけですが…
大学と違うんですから、部外者がふらふらしてたら
不審者と思われても仕方ないですよ。
「面倒くせぇ。小鳩逃げろ、いいから逃げろ」
そうね、説明してる暇はないわな。
一般常識知らな過ぎの小鳩のサポートは、大変だねぇいおりょぎさん。

そうそう、ちょっとは今回のゲストについても書かなきゃいかんかな。
ゆきのは写真撮ることに興味を持ち始めて、
クラスメイトで写真部の若菜とはるかと仲良くなってる。
二人はゆきのの写真のセンスを認めていて、応援しているんだ。
なつきにとっては、そんなゆきのを遠く感じるわけですね。
どこでもなんでも一緒だったのに、どんどん二人の溝は広がって
いってしまっているよう。

ハンカチ洗って返すのは当たり前なのに、アイロン当ててないのに
どうもありがとうといえるなつきは、やっぱ良い子だよね。

ゆきのはカメラ買いたくて校則違反のバイトをしている。
掃除当番も、彼女を応援してる若菜とはるかが代わってやるなんての聞けば、
そらショックだろうな、なつきは。
そんななつきを見て、
「あの~なつきさんっ、こ、小鳩、ご一緒しまぁす!」

で、帰りに御宅までご一緒したのね、小鳩…。
藤本の言った通りだと感心してるのがまた笑えます。
「しっかし、いきなりご一緒しますって有り得ねぇナンパだよなぁ」
ついこぼしたいおりょぎさんですが、
それそのまんま小鳩がなつきに言っちゃうとは、思わなかったでしょー。

「あのー、いきなりナンパしてすみません」


「カーッ」
苦労するねぇいおりょぎさん。お察しいたしますわ。
でもコレはコレで、なかなか面白くて良いキャラなんじゃないの?
変わった子とは思われてるだろうけど…。

一人で帰りたくない気分だったから嬉しかったと返すなつきは大人です。

今はゆきのが何を考えているのか分からないというなつきですが、
小学校時代の友達が高校までずっと…ってのが凄いなと私は思うよ。
どんどん互いの個性も出てきてやりたい事も好みも出てくると
合わなくなったりするものだと思う。
そこでお互い割り切るタイプの子なら、自然と離れていくものだけど、
彼女達はそうなれないほど、互いを好きだったんだよね。

「なつきさんをお助けしたいです!」
「どうやって」
「分かりません」
あ…
「分かんねーのかよぉ~!」
吼えた、吹いた、燃えた。いつものパターンです。

とりあえずゆきのに会いに行く小鳩。
夏祭りの準備を手伝ってバイト代稼ぎ、
ゆきのはやっとカメラが買えると嬉しそうです。
写真部の友達とも話しが合うと弾んだ声で言うゆきのに、
「なつきさんとはお話ししないんですか?」
小鳩のこのストレートさがね、凄いよね。
「なつきさんとはもう仲良しじゃないんですか?
嫌いになっちゃったんですか?」
普通ならば聞けませんよね、こんな風に。

嫌いになるはずなんかない、なっちゃんは私の憧れ、
とゆきのは言う。
互いの名にちなんだ携帯ストラップを買って交換し、
二人並んだ写メを撮った。
今度ちゃんと撮らせてというゆきのに、
上手くなったらと応えていたなつき。
なつきも、この頃の調子のまま、写真に魅せられていくゆきのに
ちゃんと言葉をかけてあげたら良かったんだと思うよ。
共有出来ない感覚だとしても、応援したり、認めてやることは
出来たと思うから。

うん、でもいくら大人びていても高校生だもんね。
そんな上手く振舞えないか。自分の気持ちが先に来るだろうしね。
でもちゃんとぶつかる事が出来たら、進める。
小鳩がひと役買って、上手く転んでよかったですよ。

それにしても…
写真って広告の構図真似たりするとそこそこ上手に見えるから
勘違いする人が多いんですかー、知らなかった。
自分も以前カメラやってたんです…。
そこそこ上手いと言ってくれる周囲の存在はあったけど、
勘違いはしてませんでした
上手いと言われようが、下手と言われようが、私は私の撮りたい構図で
撮るんだ!ってヤツなので。

ゆきのにごめんなさいの一言とストラップの写メ送る案は
なかなか良かったぞ小鳩。

お~女性陣の浴衣姿、素敵。


みんなそれなりの似合った柄ですねー。
千帆&千世の浴衣姿を、もちっとしっかり見たかったわ。

ゆきのが買ったカメラで最初に撮影したのはなつきでした。ふふ。
ゆきのが思わずシャッター切りたくなりの分かるよ。
なつき、美人だよね。
そんで、ゆきの、良い笑顔だ。

小鳩は今回90点だそうよ。持ってけ泥棒、大サービスだね。
でも小鳩は花火に見とれていてきいちゃーいない。
「花火、綺麗ですねぇ」
うっとり、です。
「てめぇが夏祭りに癒されて、どーするんだ!
やっぱりマイナス200点だ!どばと!」
「花火、綺麗ですねぇ」
「ってこるらぁ!人の話聞け!!」
「綺麗です~」

最後の二人のやりとりは、いつもおもろいね。

次回は【いおりょぎさん、潰されるの巻】です。


…嘘です。
ほんとは【…オルガンと少年の日。】です。
でも多分当ブログは、
【いおりょぎさん、潰されるの巻】
になると思います。


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