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橘の部屋

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「花咲ける青少年」#29【運命の輪の中で】変な所でテンション上がった(笑)

2009-11-17 21:43:29 | 終わったアニメ
この間けっこう文句垂れて、もう感想書くのはやめとこうかと
思ったぐらいでしたが、
そんな事言ってるとけっこうマシな回が来たりするから結局書いちゃうのよね。

作画は割りと良かった方。立人が受け受けしかったけど
その件はまた下で。

あらすじは公式HPより。

第29話 運命の輪の中で
ラギネイに向かった立人と連絡が途絶えた事で、ハリーの元を訪れる
寅之介。立人と花鹿がクーデターに巻き込まれた可能性もあり、花鹿
の想いを誰よりも先に聞いていた自分が強引にでも引きとめていれば
と後悔。そこへ、新たな情報が飛び込んで来る。一方、花鹿の情報を
求めてアメリカ大使館に来ていたカールの元に、父ネルソンが姿を見
せる。その真意をはかりかねるカールに、ネルソンから衝撃の事実が
告げられるのだった。


寅ちゃんはニューヨークのハリーの元へ行き、
自分が強引にでも止めるべきだったが、どうしても止めれず、
ラギネイを思う花鹿に共感さえしたと正直に話している。
立人が一緒だから花鹿を死なせるわけないとハリー。
確かにね。ハリーってば立人を知りつくしてること。

消息途絶えて3日も経ってるのか。そら心配もするよね。
運命の輪が回ったのだとハリーは言う。
花鹿は自ら飛び込んだ。信じてやるだけだ、と。

花鹿が運命に押しつぶされるか否か。あの国の命運もこれから決まる。

その頃、ラギネイの花鹿は…
あっちゃあ~軍曹を顎で使ってるよ。
鍋が沸騰して吹き零れてて、それをかき混ぜろって…
あら、やだそれ…。
吹き零れた汁の色で、それが何か分かっちゃったわ。
またあれを作ってるのか花鹿。立人殺す気かぁ。
「なんだこの異様な臭いは!」
ノエイの鼻は正しい。後ろ付いてきたコズレンも鼻つまんでるよ。

スープはさておき、花鹿がすっかり皆に馴染んだとノエイが表情を和らげてる。
コズレンも良い時代を思い出すと言う。
花鹿の姿だけじゃなく、声や佇まいまで、亡命する前のルマティに似ている、と。
ルマティはもうすっかり大人っぽくなっちゃったけど、
コズレン達の眼に焼きついているのは、まだ幼さの残る殿下。
毎朝近衛兵への謁見が行われていた頃、よく声を掛けてくれた。


…って、この画は良いねぇ。

ルマティも美しいし、コズレンも近衛兵姿だと良い感じじゃないか。

一度壊れたものは二度と元には戻らない。
だがもっと良いものを作ることは出来る。
「いつか出来ると信じることだ」
コズレンの肩に置かれたノエイの手が力強い。


「信じなければ何も始まらん」

うは~っこの顔、男前ですよーっ。
コズレンが惚れちゃったらどーするのっ!!

そんな二人の所にサバジが処刑されたと仲間が知らせに来る。
裁判もなしにかとコズレンは激しく憤り、知らせに来た仲間もソマンドは常軌を逸していると言うが…。
ソマンドじゃない。指示してるのはクインザ。ノエイは分かっているね。

-何がお前をそこまでさせる。

何がって?ひとえにルマティらぶだからでしょー。

サバジ以下12名が処刑された事をニュースで見た少年が
ティーカップを持つ手を震わせている。
顔色が悪いぞと隣の男に言われて大丈夫と応えてますが…。
鼻から下しか映ってなかったけど声が入野君ってことは、
セズンなのね。


店から出てきたセズン。おぉ服装違うと雰囲気変わるね~。

-命じているのは兄さんなのか?
邪魔者は粛清し排除する。
 そんな政治が、いつまでもまかり通る筈はない。
 

その頃、立人は起きて動こうとしていました。
当然見つけた花鹿に怒られてますが…今のうちに逃げとくべきだったね。
花鹿が手に持ってるの、あれですよ、あれ。

「食事が済んだらちゃんと薬飲んでよ」
「食事って?」
♪どぅ~んぅい~ん(?)とBGMの音も文字に起こしがたい奇妙さで。ははは。

ノエイ達はよくしてくれるけど、あまり長居は良くないと考えてる立人。
しかし今の彼の身体では、動くに動けないし、アメリカ大使館に連絡を取れば
ノエイ達の事までバレるからまずい、と。
戒厳令が解けるまでやはり外には出られない。
ユージィンの事を心配する花鹿ですが、ユージィンですもの、上手くやってるさ。
カール達も心配しているだろうが…。

「なに、死体が出なけりゃ死んでないと分かる」
ま、そういうことですわね。立人、良いこと言うけど、このへんの立人の顔、
作画が悪いというより立人の顔じゃないね…。
特にスープ食べさせられる時の情けない顔が、女性チックというか
受け受けしいというか…。
あ~っ!それだ!どっちかってぇとBLにありがちな顔だよこれ!
これってどれ?って言われそうだから、好みの顔じゃないけどしゃーない、キャプるか。


↑これ!
「ほんとに食べなきゃ駄目なのか?」
のところです。くふふ、森川さんの声は、なんだか可愛くて良いよね。
まぁ花鹿はある意味男だから、BLもどきかも(なんでそーなる)

このあたり、花鹿は時々、凄く作画良くなるんだけどねぇ…。

皆が心配していると分かってるのに、この状態を楽しんでる。
嫌な子だと己を責める花鹿。
立人にゲボマズスープ(イヤイヤそれは土曜の夜アニメ)…より酷い手作りスープを
飲ませた後、ちょっと恥らった笑顔浮かべてて女の子みたいだ。(女の子です)

-立人が居てくれて、二人きりで、
 あとここにムスターファが居てくれたら、なんて思ってる。


この花鹿が凄い可愛くないですか?女の子の顔だよねー。

-それで分かっちゃったんだ。



-私の幸せは、ずっと、ずっと、立人とムスターファと暮らした
 あの時にあるんだなって。

立人が帰ってしまうのが怖くて嵐が来るよう神様に祈ったりしたらしい。
なんて悪い子なんだ君は
でもそうまでして立人と離れたくなかったあの頃。
花鹿は今、あの頃の事を思い出してる。
あの時と同じ気持ちって事なんだよね。


今度はラギネイ王宮。
「チェックメイト」

「-!」


予告のナジェイラのこの顔は、ユージィンにチェスで負けた顔だったのか。
顔をヒクヒクさせてますが、この顔はけっこう良いですよナジェイラ。

「これで15勝。今度は、何を下さいますかー?」
やっぱり何の心配も要らなかったね、ユージィンは。
あ、ナジェイラがキレた。チェスの駒とグラスが、バラバラと宙を飛ぶ。
「なんて気の利かない男なの?たまには負けたらどうなのよ」
「そんなことしたら面白くないでしょ?」
すかさず畳み込むように言うのが良いねユージィン。

「なにが欲しいのよ…」
あ、里美さんその良い方良いね。
では…とユージィンはスーツとシャツを5、6着要求。
ミラノから仕立て屋を呼んで欲しいのだが、
無理だろうからラギネイの仕立て屋で我慢するそうだ。
「捕虜のくせに一点モノのスーツを一体何着…」
わなわな怒るナジェイラですが、声は抑え目なのね。
あ…靴まで要求した

立場分かってるのかとナジェイラに言われても、


既製服は着たことがないので肩が凝って…と涼しい顔。

一度袖を通したものを二度着るのも慣れてないってさ。
オーダーメイドで作っても一回しか着ないってこと?
凄すぎる。
ナジェイラが盛大にため息付くのが笑えます。

「いいわ確かに私は負けたものね」
ナジェイラはライサに片付けと仕立て屋への連絡を命じます。
そしてユージィンに忠告。仕立て屋を丸め込むつもりなら無駄。
さらにユージィンに付けてる侍女ライサを誘惑するのも無理。
ライサは凄い男嫌いだから。
「だからお前に付けたの」
「なるほど」
ウィンクするユージィン。全然堪えてませんね、その顔。
「どうりで」
その応えはナジェイラを楽しませたようで笑い声が明るい。
「バカね、もう口説いたでしょう?残念だったわね」

ナジェイラが出て行くとユージィンはライサに近づき、
そういう趣味だったとは知らなかったと話しかける。
ライサは否定。ただ少し男が苦手ってだけで、言いたい様に言われてるらしい。
それが屈辱でもあるようで、
「生々しいのが…私…駄目で…それだけなのに」
思わず泣き崩れるライサ。
そんな彼女の肩に「よく分かるよ」と手を置き、
「君は汚らしい男が嫌いなだけさ。僕も汚い?」
と優しく訊く。
「いいえそんな!ユージィンさまはそんな!」

-そうだろうとも。君みたいなタイプに、やたらと僕は好かれるからねぇ。
 人間の臭いのしない、人形の振りなら、もっとも僕の得意とするところだ。
 

-肩を抱いて軽くキス。
 これでチェックメイト。

完璧っすね、ダンナ。流石だ。

-貴女との勝負は、どうもお手軽過ぎてつまらないな、ナジェイラ殿下。

こわ~い、ユージィンったら。
でもさ、もはや君を楽しませてくれるのは花鹿しかいないでしょ。
彼女との関わりを持った後では、他の刺激は刺激じゃなくなる。
そんな気がするよ。

アメリカ大使館ではソファに座るカールがガックリと首を落とし、背を丸めてる。
大使が戻ったとたん、待ちかねたように立ち上がって
花鹿の消息を訊く。必死だねカール。
死亡者の中に二人は居なかったから生きてるのは確かだと大使が慰める。
立人の言ってた通りだね。

あの時花鹿を追わなかった自分を「情けない」と責めるカール。
銃弾の飛び交うパニックの中、立人は恐れもせず飛び込んでいった。

-あの時点で僕は負けたのか。
 
まあね。

-いや、愛し方がまだ足りなかったんだ。
 
足りるとか足りないじゃなくて、もう本能でしょうああいう時って。
体が動くかどうか。

-まだ、これから僕は生まれ変われるはずだ。
 花鹿さえ、僕を愛してくれたら。

うーん、そういう考え方ではやっぱ負けるよね。

と、そこに父ちゃん来ちゃいました。

好かん男、と内心ぼやいて部屋を出て行く大使が可愛いね。

ニューヨークのハリーの元に、花鹿達が無事ノエイの所に保護されて居ると
知らせが入りました。自分もラギネイに行くと言い出す寅ちゃん。

ハリーは寅ちゃんを良いボディガードだと言います。
誠実で実直で今や花鹿の友人も同然。
えぇそこは確かにそうなんだけどボディーガードとしての役割は
ちぃとも果たしていないし、花鹿からもよく役立たずというお言葉を
頂いてるんですけどね、この子。良いんですか?

ハリーは寅ちゃんを秘密の部屋に入れちゃいました。
部屋の奥にはマハティの15歳の時の肖像画。
これを見せるってことは寅ちゃんにも話してしまうのですね。
そんなに信頼されてるのか寅ちゃん。それはそれでビックリ。(酷い)

マハティとじかに声を交わした時のことを思い出すハリー。
落札の礼に参上した時で、マハティはまだ現役だったんだよね。
ちょっ!マハティの声が…猫(マオ)だぁぁぁ。(沢木さんです)
ゴロゴロゴロ…なんて、口で転がる音言ってる猫(マオ)が、マハティ王。
ひゃあ~っ。
ってそれはこの作品には関係ないのだけどさ。
沢木さんっていうと、どうしても猫(マオ)がね。
あ、DARKER THAN BLACKです。今は猫じゃなくモモンゴの中に
入ってるので、さらに面白いことになってるのですが…。
ほんと…ビックリした。
でもそうだよね、もともと重みある渋めの声だから、こういう役の方が
普通なんでしょうな。

ラギネイがこんなになってもなぜマハティは動かぬのかと
寅ちゃんには疑問ですが、神座王とは神と同格になることを意味してるんだよね。
ただ人の世の世俗の流れを見つめるのみ。
国が滅びてしまったら元も子もないと普通は思うだろうが、
それが彼らの宗教であり文化なのだとハリーは言う。
マハティの沈黙は母国の再生を信じるが故。
それが出来ぬまで落ちてしまったなら滅びるがいいと達観している。

ところで何故マハティの肖像画がここにあるのかと、
当然寅ちゃんは不思議に思うよね。
マハティに似ているルマティ。でももう一人、似ている人が居る。
寅ちゃん、ビックリしましたかー?

こちらはカールとネルソン。
ネルソンはバーンズワースからラギネイを取り戻すと言い出しました。
ついにヤツの尻尾を掴んだと。
ハリーへの復讐しか頭に無い父を胸中で見下すカール。


この顔は久々にちょっと福山さんらしくなったカール。
声にそぐう顔でようございます。

明朝ネルソンは、クインザと会見するらしい。
ちょっと待て、クインザにその秘密を今伝えるのは…ヤバイな。

カールと寅ちゃん両方同時に、花鹿が第一王位継承者であると知りました。
「花鹿が…王位継承者…」

カールの打撃の方が強いでしょうね。おかげでラギネイは雷付きの嵐だ

次回はナジェイラが用無しになって捨てられるのかしら。
で、花鹿のあのシーンは…覚えがあるわ。
また次回も作画が微妙みたいだけど、変な演出と変なギャグ顔さえ
避けてくれたら我慢するんで、頑張ってください。


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