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美しい日本語が描いた宇宙 『昴-すばる-』の歌詞から

2023-10-29 | 文化・歴史

「昴」の和名をもつ、プレアデス星団(パブリックドメイン)

 

「私は行きます」や「僕は行く」という歌詞では、この歌は成立しなかった。「俺は行くぞ」と言ったら、自分で勝手に行けばいいだろうと返されて、多くの人には受け入れられなかっただろう。

  • 「我(われ)も行(ゆ)く、心の命ずるままに」
  • 「目を閉じて何も見えず。悲しくて目を開ければ、荒野へ向かう道より、他に見えるものはなし」
  • 「我は行く、青白き頬のままで。我は行く、さらば昴よ」
  • 「呼吸(いき)すれば胸のなか、凩(こがらし)は吠(な)き続ける。されど我が胸は熱く、夢を追い続けるなり」
  • 「ああ、さんざめく、名も無き星たちよ。せめて鮮やかに、その身を終われよ」
  • 「我も行く、心の命ずるままに。我も行く、さらば昴よ」

【続きはこちら】

 

美しい日本語が描いた宇宙 『昴-すばる-』の歌詞から

日本のニューミュージックのなかで、歌詞の一人称に「我(われ)」を最も効果的につかって見事に成功したのは、おそらくこの曲だけであろうかと思う。

 

 


 

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