大紀元エポックタイムズ・ジャパン

「真実と伝統」をモットーに、明日を生きる上で判断材料となる有益な情報を日々発信しております。

ロシアの核兵器脅威 米国の核政策議論の始まり(下)

2024-05-14 | 時事・ニュース

ロイド・オースティン国防長官は、2024年5月8日にワシントンの上院歳出委員会で、核兵器に500億ドル近くが充当される、2025会計年度の国防予算案8940億ドルについて証言(Kevin Dietsch/Getty Images)

 

前回:ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇は注目を集めた(上)

 

  • 大きな決断が待っている

バイデン大統領が提出した8940億ドルの2025会計年度国防予算を、議会が今後数週間で審議する予定だ。ヘリテージ財団のアリソン国家安全保障センターで核抑止とミサイル防衛を研究するロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は、「最も緊急の注意を要する」と述べた。

そのためには、国防総省の30年、1.5兆ドルの計画に合わせて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)、潜水艦発射ミサイル、空軍の爆撃機という三位一体の核兵器の近代化に合わせて、政策を更新する必要がある。

米議会予算局は7月、バイデン氏が2022年10月に発表した「核態勢の見直し(NPR)」で概説した近代化計画には、2023年から32年にかけて7560億ドル(年間約750億ドル)の費用がかかると試算した。

【続きはこちら】

 

ロシアの核兵器脅威 米国の核政策議論の始まり(下)

8940億ドルの2025会計年度国防予算を議会が今後数週間で審議する予定だ。ロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は「最も緊急の注意を要する」と述べた。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本でPKKの旗…国際テロリス... | トップ | 「死」は二つの世界の中継点か »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事・ニュース」カテゴリの最新記事