楊氏一族の女将軍が、遼の擁する鉄甲騎兵を撃破した(清玉/大紀元)
【前言】中国の歴史書『宋史』のなかで、北宋の武将・楊延昭(ようえんしょう)は北辺の国境を守り、20年以上にわたり北方の異民族王朝である遼(916~1125年)に対して徹底抗戦を続けた英雄でした。その智勇と奮戦ぶりは、敵である遼軍にも知られており、同じく有能な武人であった父・楊業の六男であったことから楊六郎とも呼ばれていました。
楊延昭とその一族が祖国を守って奮戦する忠義は、やがて物語になり、とくに元代以降は各種の版本によって戯曲や小説となりました。それらの物語は、人々に広く伝わり、愛されたのです。
【続きはこちら】
楊氏の女将軍、鉄甲騎兵を撃破す(1)宋軍の苦戦
ここで紹介する「楊延昭伝奇」は、筆者が民間に伝わった逸話のいくつかを要約・抜粋したものです。千年にわたって中華民族に語り継がれてきた英雄譚を、読者の皆様にお伝え...
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます