2020年4月、北京の公園内で散髪する高齢者(NOEL CELIS/AFP via Getty Images)
今年から中国各地では、年金受給者が年金を継続受給する際に、関連部門に対して「生存証明」つまり「まだ本人は生きている」と証明することが求められている。
国外に住む年金受給者の場合、年金を継続受給するには、当該国の中国大使館や領事館による資格審査を受けなければならない。その際、海外で人権擁護活動や反共運動に参加したことがあれば、国内の年金を止められる可能性があるという。
米政府系のラジオ自由アジア(RFA)によると、この政策は今年初めから北京や山東省、河南省などで実施されている。
自分では動けない寝たきりの高齢者の場合は、当局がオンラインの動画通話などの方法により生存確認をする。しかし、その方法が使えない場合は、家族数人で老人を担いだり、荷車に乗せて関連部門の窓口まで運び、老人の「顔認識」を行うことが求められることもあるという。
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