ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が再選勝利を主張したが、野党が異議を唱え、国際的に疑問視されていることに抗議するデモが発生した。(Photo by Jesus Vargas/Getty Images)
最近、世界情勢は非常に不安定である。ロシアとウクライナの紛争や中東の対立が激化する中、中国と密接な関係を持つベネズエラとバングラデシュで大規模な市民デモが発生している。これらの国では、政府首脳の3期以上続けての権力保持が注目されている。
- マドゥロが第3期6年の任期を宣言し、国内での抗議活動が拡大
独立系テレビプロデューサーの李軍氏が新唐人テレビの『菁英論壇』で、ベネズエラは選挙ごとに問題が発生する国であると話した。中国との関係を長く持つニコラス・マドゥロ大統領は、51%の得票率で3期目の当選を公表したが、選挙データの詳細は未公開である。対照的に、野党トップのマチャド氏は、彼の支持するエドムンド・ゴンサレス氏が70%以上、約620万票を獲得したと主張し、マドゥロ氏が270万票しか得ていないと強調している。野党はゴンザレス氏の圧勝を訴え、マチャド氏はマドゥロ氏の選挙不正を厳しく批判している。
現在、南米の9か国がこの選挙結果に疑問を抱いている。
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