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米ミズーリ州のマイク・パーソン知事 (Jacob Moscovitch/Getty Images)
米ミズーリ州のマイク・パーソン知事は2日、中国など敵対国が州内の重要軍事施設から10マイル(約16キロ)以内に農地を購入することを禁止する行政命令に署名した。
行政命令は、敵対国として指定されている国の国民、居住者、企業が、ミズーリ州内の軍事施設から半径10マイル以内の農地を所有・購入することを禁止する。対象国としては、中国のほかキューバ、イラン、北朝鮮、ロシア、ベネズエラが含まれる。
また、この行政命令はミズーリ州農務省(MDA)に土地取引を承認または拒否する監督権限を与える。
パーソン氏は、行政命令はミズーリ州の安全保障上の利益を守るためだと意義を強調した。一方で、行政権が及ぶのであれば「農地だけでなく、農村部や都市部など敵対国によるすべての商業用不動産の所有・購入を禁止することになるだろう」と付け加えた。
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