
『鶡冠子・世賢第十六』の記載によると、魏王は医術に優れた名医・扁鵲に、「あなたたち兄弟3人はみんな医術に精通しているが、誰が一番優れているか」と尋ねました。
扁鵲は「上の兄が最も優れ、下の兄が次、私は最も劣っています」と答えました。扁鵲はさらに「上の兄の治療は、病症がまだ現れない時にそれを治してしまいます。普通の人は兄が先に病気の原因を取り除いた事がわからないので、兄の名は広く知られていません。下の兄の治療は、病気の初期段階で治します。普通の人は大した病気ではなかったと思い、兄の名は地元の人に知られているだけです。私の治療は、病状が深刻になってから治します。大変な治療作業をするので、普通の人は私の医術が優れていると誤解しています。それで私は兄2人より有名になったのです」と言いました。
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