江藤拓農相は9日、高値が続くコメの価格を安定させるため、7月頃まで政府備蓄米を毎月放出する方針を明らかにした。備蓄米の放出は、異常な価格上昇を抑えるための緊急措置として行われる。
江藤農相は石破首相との会談後、新米が出回る前の7月まで毎月、備蓄米を放出すると発表。そのうえで、3回目となる追加放出のため、20日からの週に入札を実施する。すでに2回計21万2千トンを放出している。
江藤農相は、「上昇したコメの価格を落ち着かせるため、この夏の端境期まで切れ目なく政府備蓄米が供給されるよう、夏まで毎月、政府備蓄米の売渡を実施する」と述べた。
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江藤農相 備蓄米を夏まで毎月放出 追加で10万トン
江藤拓農相は9日、高値が続くコメの価格を安定させるため、7月頃まで政府備蓄米を毎月放出する方針を明らかにした。
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