2014年1月9日。
ご縁があって、ブラジル人講師
バウミールの指導者講習会に
お手伝いで参加させて頂きました。
想像力溢れるテクニックや
圧倒的なオフェンス力
といったイメージが強いブラジル。
そんなブラジル代表に携わる彼が
迷いなく強く言い放ったのは、
「フットサル=ディフェンス」
という意外で衝撃的な一言でした。
オフェンス<ディフェンス
ではなく、
フットサル=ディフェンス
そう言い切っていたから。
外人はサボる印象が強かったのに。。
あれから僕のフットサル観は
180°変わり、その意味を自分なりに
ずーっと考え続けました。
そしてどんどん整理されてきて、
今ようやくその意味がハッキリと
分かったような気がしてます。
僕は今まで球際は得意だったものの
裏を取られたり、
ワンツーで置いていかれたりして、
それらが怖くて寄せが遠くなるという
よくいるディフェンス全般が苦手な
タイプの選手でした(´Д` )
ただ今までだって
ディフェンスの大切さは
自分なりに理解してたし、
もちろん全力でやっていました。
だけど今、過去の自分に対して
こう言いたくなります。
「全力とか頑張るとかじゃねぇ。
やり方ってもんがあるんだよ。」
と。
イプシロンだのダイヤだの、
前プレだのハーフだの、
マンツーだのゾーンだの、
縦切りだの中切りだの...etc
今はネットですぐ動画も見れるし、
みんな守備の形や動き方は
理解してるんでしょう。
言ってみりゃ、そういう知識は
僕も知ってましたよ。ずっとね。
でも今になって分かる。
ディフェンスの本質はそこじゃねぇ!
もはやそういう事じゃなくて、
本質は全く別の所にあるんです。
ディフェンスは大きく分けて二つ。
個人のディフェンス力と
チームのディフェンス力。
まずは個人のディフェンス力。
これをあげるには、
"どうやって"が必要。
色んな人やチームを見たり、
実際に試合したりして感じるのは、
この"どうやって"が実に曖昧。。
1番肝心な部分なのに個人任せ。
だから出来ない奴は何度も同じ
やられ方をしている。
味方も"どうやって"の部分が曖昧で
説明できないから修正できない。
結果、相手の方が気持ちがあったとか
切り替えが遅かったとかってだけの
実の無いミーティングになってしまい、
結局何一つ解決しない。
次にチームのディフェンス力。
これをあげるには、
個人のディフェンス力をあげた上で
「流れ」と「時間」を感じる事。
そして個人個人の守備範囲を
「共有」する事。
(時間は試合時間って事じゃなく、
プレーを行える制限時間ね。)
これもチームの中に、
そういう目を持った選手がいないと
修正はできないと思う。
試合の相手との相性によっての
ハマるかハマらないかになるだけ。
でもきっとその目を持ってないと、
なぜハマり、なぜハマらなかったのか
も見えてこないだろう。
僕はバウミールから
フットサルの本質を聞き、
自分なりに吸収する事ができた。
そして「枝D」という
とてもキャッチーな必殺技ができ、
「フットサル= ディフェンス」
の意味を知る事ができた。
何よりディフェンスが楽しいので、
フットサル全てが楽しいんです♪
僕は小さい頃からディフェンスは
辛いけど頑張らなきゃいけないもの
と教わってきましたから。
ディフェンスの方法を知るだけで、
こんなに楽しめるなんて!
20歳前後で知りたかったゼ。。。
クゥ~
まぁでも伸びしろ感じてるし、
それをどんどんプレーで体現しながら
色んな場所でも教えていきたい。
そんな風に思ってる
今日この頃の33歳でした。
知れば絶対出来る!
ただ知らなきゃ絶対出来ない!
枝D!
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