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めったに行かない旅行だけど・・・たまに行った旅行記などなど

ツェルマット一人旅(6) 行程4日目 スネガ~ロートホルンと、再びゴルナーグラートへ

2014-12-08 18:22:03 | 旅行
2014年9月28日(日)
おはようございます。
ただ今、朝7:00
バルコニーから見るマッターホルンはこんな感じです。


7:02


7:18


7:30



ここで朝食へ行き、もどってきたら
7:57


今日も雲ひとつない快晴でございます。
今日はこれから、まだ行っていないビューポイント「ロートホルン」に向かいます。
8:10頃ホテルを出て、まずは「スネガ」までのケーブルカー乗り場まで歩きます。
ホテルから近道もあったんだけど、とりあえずツェルマット駅まで行って、そこからケーブルカー乗り場に向かいました。
といっても、ホテルから10分も歩けばケーブルカー乗り場に到着です。


気温は6°ですが、寒さは感じません。

ケーブルカー乗り場までは、トンネルを歩いて


ケーブルカーにはマウンテンバイクを乗せるスペースも用意されています。

ウインターシーズンはここにスキーやスノボを載せるんでしょうね。

ここに来るまでちょっと勘違いしていたんですが、Webで見た時刻表の時間を見間違えていたようで、この時期の始発は8:00だと思っていたんです。
昨日のゴルナーグラートまでは始発に乗りましたが、今日は、始発に乗ろうとまでは思っていなかったので、ホテルで朝食後、8:30頃のケーブルカーに乗ればいいと思っていたのですが、実際は8:30が始発でした。
ということで待ち時間もなく、8:30発の始発に乗車です。

このケーブルカーは超高速なんです。
標高差約670mを、わずか約5分で登っていきます。
出発から到着まで、ずっとトンネルの中を進むので、外は真っ暗です。
時速何キロかまではわからないけど、超高速に感じます。しかもちゃんと中間地点では、上からのケーブルカーと超高速のまま、すれ違うんです。
強◯から早◯山までのケーブルカーとはスピード感がまったく違います。

てなことで、「スネガ」(2288m)に、あっという間に到着です。


このルートは、今回のビューポイントの中では、マッターホルンから一番遠いところになりますが、
密かに「結構楽しみに」していたビューポイントです。


ここから見るマッターホルンの角度が好きなんですよ。


「スネガ」からマッターホルンの左を見ていくと、

昨日行った、グレッシャーパラダイスと、グレッシャーパラダイスから間近に見えたブライトホルンはこんな感じに見えます。
望遠で撮ると、

右のとんがりがグレッシャーパラダイス。左の雪山がブライトホルンです。


14年前はここ「スネガ」までは来ましたが、ここからのマッターホルンを見学後、またツェルマットまで戻ってしまったので、この先の「ロートホルン」に行けることを、とっても楽しみにしていました。

まずは、スネガ(2288m)からブラウヘルト(2571m)までゴンドラリフトで向かいます。
結局、ここもほぼ始発のゴンドラに乗りました。


これはゴンドラの中から撮ったマッターホルンですが、

昨日行った、シュヴァルツゼーと、シュヴァルツゼーから見たヘルンリ小屋は、こんな感じに見えます。
ね、シュヴァルツゼーがどれだけマッターホルンに近いかがよくわかるでしょ。

ブラウヘルト(2571m)からロートホルン(3103m)までは、このロープウエイで向かいます。



結局ここも、8:50の始発に乗りました。
しかもこの始発のロープウエイに乗ったのは、「私一人だけ」の貸切状態です。



ロートホルン(3103m)に到着です。

私を降ろしたロープウエイはすぐに下って行ったし、乗り場には係員なんかいないし、


一軒だけあるレストランはまだ人の気配がしないし、(実際従業員は次のロープウエイで上がってきました)

オーバーロートホルンの方にも人の気配はしないし、

おいおい!ロートホルンはいま、オレの貸切だよ! この絶景の展望台に今いるのは私だけ。 最高です。
風もないので、物音ひとつしません。とっても静かです。ベンチに座ってしばらくボーっとしました。


もしもこのままロープウエイが上がってこなかったら、ロートホルンには私一人だけ、とり残されることになります。
まあ、下までハイキングコースを歩いて下ることもできるけどね。



昨日行ったゴルナーグラート。標高はここロートホルンとほぼ同じです。



左がブライトホルン。右がグレッシャーパラダイス。


左がモンブランに次いでアルプスで2番目に高く、スイスでは最高峰の「モンテ・ローザ」(4634m)
右は、「リスカム」(4527m)   左のが高いんだよ。


朝だから、逆光だけど「フィンデルン氷河」


ロートホルンから、マッターホルンと180度、全く逆を見た景色です。
これも逆光だけど、フィンデルン氷河の左上の二つの山は、
左が「リンプフィッシュホルン」(4199m)
右が「シュトラールホルン」(4190m)
その右に、主な山は「モンテ・ローザ」「リスカム」「ブライトホルン」「グレッシャーパラダイス」「マッターホルン」と続きます。


360度の絶景を、たった一人で楽しんだ後、ちゃんと迎えに来てくれたロープウエイで、ブラウヘルトまで降ります。
もちろんこのロープウエイに乗ったのも、私一人だけです。


ロートホルンからはツェルマット到着日にフィスプから乗ってきたMGB鉄道も見えました。


ブラウヘルト(2571m)まで戻ってきました。
ここからは約15分歩いてシュテリゼー(Stellisee)(2537m)に行ってみます。
そこからの「逆さマッターホルン」も素晴らしいと聞いていたからです。


このような道をのんびり歩いて約15分、シュテリゼーに到着です。


昨日ハイキングの途中、逆さマッターホルンを見たリッフェルゼーよりも、景色が開けているし、マッターホルンの角度もここからの方がきれいに感じます。



湖面が少し波打っているように感じますが、これは風があるからではありません。

このような小魚が多数いて、湖面を揺らしているのです。



やはり日本人はみかけませんでした。


先程までいたロートホルンからみた「シュテリゼー」です。(たぶんね)

ブラウヘルトまでの帰路約15分は、マッターホルンに向かって歩きます。




ブラウヘルトまで戻ってきました。


ブラウヘルトからスネガまでゴンドラで降り、


やはり、スネガからのマッターホルン、結構好きです。




スネガから高速ケーブルカーでツェルマットまで降りてきました。


これで、昨日の朝からめぐってきたマッターホルンのビューポンイントはひとまず、すべて制覇したことになります。
時間はまだ、今日の午後と明日一日の、計1.5日あります。
さて、どうしようか。
よし、もう一度登山電車でゴルナーグラートへ行こう。





昨日朝一で来た「ゴルナーグラート」へ今日はお昼に到着です。

昨日の「静かなゴルナーグラート」もよかったけど、にぎやかなのもいいですね。

やはり、ホテルクルムゴルナーグラートのテラスはこうじゃないとね。

ゴルナー氷河


モンテ・ローザ


ブライトホルン

右の小さな尖がりが、グレッシャーパラダイス

グレッシャーパラダイスの拡大写真は


先程行った、ロートホルンとブラウヘルト

拡大すると、
まずロートホルン

そしてその下が、ブラウヘルト

さらにその下が、スネガ



ゴルナー氷河と、左上がモンテ・ローザ、その右がリスカム


最高の天気です





何度来てもいいところです

そろそろツェルマットまで戻ります



途中、このような「滝」(フィンデルバッハの滝)が見えます。



ツェルマットまで戻ってきました。この時点で約14時。このままホテルへ戻るにはまだ早いので、
もう一度ケーブルカーで「スネガ」まで行き、スネガからツェルマットまでハイキングすることにしました。
地下ケーブルカーで、スネガへは、あっという間に到着し、

今日のハイキングは、昨日より少し長い約7キロのコースを2時間くらいかけてのんびりと歩きます。


やはり常にマッターホルンが見えている幸せです。




途中「フィンデルン村」を通ります。

ここからのマッターホルンは、絵葉書の定番です。



ちょっとわかりずらいけど、ゴルナーグラート鉄道のフィンデルバッハ鉄橋と、フィンデルバッハの滝


遠くからのが、わかりやすいですね


のんびり歩いても2時間はかかりませんでした。



なんかツェルマットでは、昼食兼夕食を夕方食べるパーターンになりつつありますが、このあと食事して、スーパーで軽食や飲み物買ったりして、
ホテルへ戻りました。


19:34


マッターホルンくん、今日もありがとう。
明日もよろしくね。







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