伊藤Pが大江さんの後任に、エリちゃんアナを抜擢した理由を語ってるでつなぁ~
エリちゃんアナへの変更は、僕は決めていないんです。「モヤさま」は6年間続く中で、番組スタッフ、タレント、カメラマンも含めて皆、
同じ方向を向いており、ちょっとの障壁があっても、うまく乗り越えられる感じのいい雰囲気だったんです。
後輩のプロデューサー、ディレクターは番組の中心となり、非常にプライドを持って仕事に取り組み、数字が出たら素直に喜んでいて、
「もうこの人たちの番組だな」と思ったんです。
だから、責任を放棄するわけではないですが、この後輩たちに決めてもらおうと思いました。
プロデューサーという立場だと、自分で決めたがる人は多いとは思いますが、僕は若い後輩たちが決めて、いい意味で番組が収束しないように、
違う方向が生まれたほうがいいと思っています。
それが仮にうまくいかなくても、「自分たちがしっかり決めたのだ」ということが重要だと思うんです。
番組というのは、制作している側の「納得性」がなければ、引き付けられないと思っています。
まず、さまぁ~ずの2人は「大江の次は知らない子がいいな」と言っていたのです。
だから、どこかで一緒に仕事をしていたり、キャラクターとして成立している人は避けようと
思っていました。
前任の大江アナが開口一番、「狩野さんだと思う」と言ったことも大きいですね。
狩野さんの印象はとにかくまじめな子。右に行けと言ったら、ずっと右に行っているイメージ。
「一生懸命さが笑える」感じがするんです。
後は大江アナとはキャラクターがまったくかぶらない。
だから、スタッフも全会一致で「狩野しかいないと思います」ということになりました。
モヤさまのことも…
大まかな場所と、どこに行くかはあらかた決めています。
あらかたと言っても、ルートと取材したいなぁというポイントくらい。
ただ、さまぁ~ずさんとの打ち合わせは当日の朝になってから。それも10分もないです。
だから、台本はあってないようなものですね。
特に、三村さんは3分くらいすると、寝ているんじゃないかという感じになるんです。
目をつぶっていますし。
「今、聞いてます?」と聞くと、「ん?」と。おそらくあんまり聞いていないかもしれませんが、
それくらいがちょうどいい。
さまぁ~ずはそういうコンビだと思います。
ロケでは、午前中から日没までずっと一緒にいます。だから、さまぁ~ずが「いい人に囲まれる」ことを意識しています。
さまぁ~ずの2人は、照れ屋さんというか、人見知りがひどくて、こっちが緊張してしまうような人たちなので、
スタッフには「いい人」を集めて、楽しく過ごしてもらう工夫をしています。
ただ、ロケをやっていると、だいたい1時間ぐらいで皆、静かになるんです。
6~7時間ずっと話しているわけではないですから。そうなると、僕の出番です。
「ちょっと静かすぎないですか」と声をかける。
最近では、さまぁ~ずの2人はツイッターをやっているので、「遅いっすね、打つの。毎分2文字くらいじゃないですか」と話しかける。
そうすると、「うるせーな」と返してくれる。そういう他愛もない話をしています。
ずっと話してほしいわけではなく、テンションだけは保っていてほしいんです。
こうやって話していると「そろそろ本番です」とアシスタントディレクター(AD)が呼びにきます。
くだらない話をしたまま、その空気のまま、本番に入ってもらう。気持ちが一度切れると戻すのが大変ですから、
そうならないようにしています。
極端な話、ロケバスの中で直前まで話していた無駄話からそのまま収録が始まったりするのです。
スタッフは誰を選ぶか――ということは、あまり真剣にやっていません。一定のペースで変わったほうがいい場合もありますし。
もちろん中心的な人間はしっかり決めて、長くやってもらいますが、ADさんの世代を変えてみたりしています。
優秀である必要はありません。
「いい子」であるかどうか。街の人に接するときに丁寧にお礼を言える子だったり、
話していて素直で失礼でないかとかですね。
「モヤさま」の場合、ロケ中は暇なのです。
さまぁ~ずと大江アナや狩野アナが頑張ってくれているので。
ADさんとかマネジャーとかカメラマンとかに「ひざかっくん」とかベタなことをして、“うざい”くらいにちょっかいをだしていますね。
だから、彼らには、本当に「遊びにきている」と思われているかもしれません。
最近では、自分より一回り下の後輩が入ってくることも増えました。若い人たちの発想にはできるだけ耳を傾けるようにしています。
そのために、若い人とはおちゃらけたり、飲みに誘ったり、立ち話をしたりします。内心、腹が立ってくることもありますが。
それでも怒鳴ったりすることはありませんね。
う~ん、こういう番組の裏側って面白いでつなぁ~
エリちゃんアナへの変更は、僕は決めていないんです。「モヤさま」は6年間続く中で、番組スタッフ、タレント、カメラマンも含めて皆、
同じ方向を向いており、ちょっとの障壁があっても、うまく乗り越えられる感じのいい雰囲気だったんです。
後輩のプロデューサー、ディレクターは番組の中心となり、非常にプライドを持って仕事に取り組み、数字が出たら素直に喜んでいて、
「もうこの人たちの番組だな」と思ったんです。
だから、責任を放棄するわけではないですが、この後輩たちに決めてもらおうと思いました。
プロデューサーという立場だと、自分で決めたがる人は多いとは思いますが、僕は若い後輩たちが決めて、いい意味で番組が収束しないように、
違う方向が生まれたほうがいいと思っています。
それが仮にうまくいかなくても、「自分たちがしっかり決めたのだ」ということが重要だと思うんです。
番組というのは、制作している側の「納得性」がなければ、引き付けられないと思っています。
まず、さまぁ~ずの2人は「大江の次は知らない子がいいな」と言っていたのです。
だから、どこかで一緒に仕事をしていたり、キャラクターとして成立している人は避けようと
思っていました。
前任の大江アナが開口一番、「狩野さんだと思う」と言ったことも大きいですね。
狩野さんの印象はとにかくまじめな子。右に行けと言ったら、ずっと右に行っているイメージ。
「一生懸命さが笑える」感じがするんです。
後は大江アナとはキャラクターがまったくかぶらない。
だから、スタッフも全会一致で「狩野しかいないと思います」ということになりました。
モヤさまのことも…
大まかな場所と、どこに行くかはあらかた決めています。
あらかたと言っても、ルートと取材したいなぁというポイントくらい。
ただ、さまぁ~ずさんとの打ち合わせは当日の朝になってから。それも10分もないです。
だから、台本はあってないようなものですね。
特に、三村さんは3分くらいすると、寝ているんじゃないかという感じになるんです。
目をつぶっていますし。
「今、聞いてます?」と聞くと、「ん?」と。おそらくあんまり聞いていないかもしれませんが、
それくらいがちょうどいい。
さまぁ~ずはそういうコンビだと思います。
ロケでは、午前中から日没までずっと一緒にいます。だから、さまぁ~ずが「いい人に囲まれる」ことを意識しています。
さまぁ~ずの2人は、照れ屋さんというか、人見知りがひどくて、こっちが緊張してしまうような人たちなので、
スタッフには「いい人」を集めて、楽しく過ごしてもらう工夫をしています。
ただ、ロケをやっていると、だいたい1時間ぐらいで皆、静かになるんです。
6~7時間ずっと話しているわけではないですから。そうなると、僕の出番です。
「ちょっと静かすぎないですか」と声をかける。
最近では、さまぁ~ずの2人はツイッターをやっているので、「遅いっすね、打つの。毎分2文字くらいじゃないですか」と話しかける。
そうすると、「うるせーな」と返してくれる。そういう他愛もない話をしています。
ずっと話してほしいわけではなく、テンションだけは保っていてほしいんです。
こうやって話していると「そろそろ本番です」とアシスタントディレクター(AD)が呼びにきます。
くだらない話をしたまま、その空気のまま、本番に入ってもらう。気持ちが一度切れると戻すのが大変ですから、
そうならないようにしています。
極端な話、ロケバスの中で直前まで話していた無駄話からそのまま収録が始まったりするのです。
スタッフは誰を選ぶか――ということは、あまり真剣にやっていません。一定のペースで変わったほうがいい場合もありますし。
もちろん中心的な人間はしっかり決めて、長くやってもらいますが、ADさんの世代を変えてみたりしています。
優秀である必要はありません。
「いい子」であるかどうか。街の人に接するときに丁寧にお礼を言える子だったり、
話していて素直で失礼でないかとかですね。
「モヤさま」の場合、ロケ中は暇なのです。
さまぁ~ずと大江アナや狩野アナが頑張ってくれているので。
ADさんとかマネジャーとかカメラマンとかに「ひざかっくん」とかベタなことをして、“うざい”くらいにちょっかいをだしていますね。
だから、彼らには、本当に「遊びにきている」と思われているかもしれません。
最近では、自分より一回り下の後輩が入ってくることも増えました。若い人たちの発想にはできるだけ耳を傾けるようにしています。
そのために、若い人とはおちゃらけたり、飲みに誘ったり、立ち話をしたりします。内心、腹が立ってくることもありますが。
それでも怒鳴ったりすることはありませんね。
う~ん、こういう番組の裏側って面白いでつなぁ~