「地下空間は全て換気し、汚染水は全て排水し、地下水は全て都庁監視下で上澄み液だけを採取している」そうです(笑)。これは「トイレを強力な薬品で殺菌洗浄した後、トイレに細菌がある(このトイレがきれい)かどうかチェックしている」ようなものです。本来なら、換気や排水をしない自然の状態で空気や汚染水のチェックをしなければならないのに、その要素を徹底的に排除してからチェックしても何の意味もありません。地下水にしても、上澄み液だけをチェックしたところで、肝心の下層汚染水をチェックしないのでは、汚染度を判断するのは不可能です。よほど豊洲には都庁職員や政治家にとって美味しい利権がころがっているのでしょう。これは事実上の「証拠隠蔽」です。逆に言えば、「これで基準値を超えるようなら、豊洲は浄化しても無駄」ということです。それに加えて「地下水管理システムの不備」も指摘されています。「今の地下水管理システムで浄化するのは無理(浄化能力が無い)」なのだそうです。それを証明するデータが「超高層ビルや超高級ホテルよりもはるかに坪高い単価」でしょう。同様の施設を建設した場合、豊洲市場の1/4~1/5で済むそうです。わずか数階の豊洲市場で新国立競技場の3倍以上のコストがかかるはずありませんから、残りは全て利権として消えているのです。当然、出所は「都民の税金」ですよ。もっとも、移転したところで、首都直下地震で崩壊する豊洲市場に固執すれば「風評被害」と合わせて「二重の損害」に苦しむだけなのですが・・・。何か楽しい?(苦笑)
地下水管理も採水も請け負い 豊洲市場“猛毒”の黒幕を直撃
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197665
豊洲から猛毒シアン検出…小池都知事が目論む舛添氏聴取
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197604
小池都知事が手ぐすね 参考人招致で石原退治の「切り札」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/199182
【豊洲新市場問題】議論半ばの建物の耐震性に東京都が「検査済証」発行し"安全証明"
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-370141/
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