アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争

社会構造を分析しています。

米国株大暴落の予兆

2012年11月16日 | 記事
『株式日記と経済展望』(http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/d09136c4695c50961e0cbfd0d963fa91)の最新記事が気になったので、紹介しておきたい。

記事のタイトルは「米国株式市場におけるバブルの大天井は形成され、暴落のタイミングになったと思う。」。アメリカ発のバブル崩壊が、今すぐにでも起きようとしているというのだ。

まずは、記事中で引用されているブログ『松藤民輔の部屋』より。


◆Death of Credit 5月24日 松藤民輔の部屋(http://blog.ushinomiya.co.jp/economics/2007/05/death_of_credit.html#more)

>米国における不動産価格の下落と住宅価格の下落は、日本の15年前の姿に似ている。

>北米の銀行が融資をストップせざるえない時がデス・オブ・クレジットといい、流動性の危機をつくり、資産バブルを終わらせる。来週あたりからこの言葉が有名になる可能性がありそうだ。


◆天を見ず河を見る 5月30日 松藤民輔の部屋(http://blog.ushinomiya.co.jp/economics/2007/05/post_12.html#more)

>昨夜のNYで10年国債が4.885%まで上昇した。

>このチャートは先日の赤から緑に変化するものと同じ発想だが、僕にはより視覚的にバブル崩壊の予兆を示しているものに見える。


◆ファイナルステージ・オブ・ブーム 5月31日 松藤民輔の部屋(http://blog.ushinomiya.co.jp/economics/2007/05/post_13.html#more)

>原油の急落と上海株の急落が起きた。次は銅とニューヨーク株の連動になるような気がする。


◆『世界バブル経済終わりの始まり』 6月1日 松藤民輔の部屋(http://blog.ushinomiya.co.jp/economics/2007/06/post_14.html#more)

>サブプライムローン債の下落により、より正確なタイミングを得られると思うが、最終的に米国株式市場におけるバブルの大天井は形成され、暴落のタイミングになったと思う。

>米国市場における空売りの急増から、空売りの買戻しによる上昇があと1週間程続くかもしれない。しかし僕は、今日の夜にでも米国株の大暴落が始まってもおかしくはないと信じている。


次いで、時事通信のニュース。

◆上海株、一時7.6%安=世界同時株安以来の下落率 6月4日 時事通信(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070604-00000084-jij-int)


最後に、『株式日記と経済展望』のコメント。

>株の暴落を防ごうと思えば数年くらいは先送りにすることが出来る。だから日頃から警告しておけば金融政策や経済政策で先送りする事ができる。まさに狼少年の例えですが、誰もがその予想を信用しなくなった時が本当の暴落が訪れる時だ。

>松藤氏によれば米国国債の金利のグラフが株式の暴落を予兆していると言う事ですが、2000年のITバブル崩壊の暴落の時のレベル水準にあるということです。つまり金の流れに変調が来ているのですが、政府当局がすばやく手を打てば株の大暴落は回避できるし、気がつかなければ本当に大暴落が来る。

矢ケ崎裕