今日もテクテク散歩…

―月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也―
                              芭蕉

越後・豪農の館

2005-11-28 | Weblog
本年新潟市と合併したばかりの旧横越・沢海(そうみ)にある豪農の館に行ってきた。少し長いけれどパンフレットから引用紹介する。

「この地に江戸時代中期、農より身を起こし代を重ねて豪農の道を歩み、やがて巨万の富を築き、越後随一の大地主となった一族があった。これが伊藤家でる。明治に入り……1市4郡64町村に1,370余町歩の田畑を所有、昭和期には県下一となり作徳米(さくとくまい)は3万俵余であった。」

この伊藤家は(現当主は八代目)豪農中の豪農だったのです。しかし、戦後の農地解放によりこれらの土地は伊藤家の所有から離れてしまった。
平成12年に国の登録有形文化財に登録され一般に公開されています。
写真は(11月28日撮影)大広間から見た回遊式庭園です。紅葉時は見事な色に染る。行った日はもう晩秋の景色色でした。

中に三角形の建物がある。建坪11坪余で畳、柱、建具も三角形もしくは菱形で不思議というか面白い建物だ。茶室みたいだけど兼書斎なんだそうだ。

駐車場も完備されこの日は奈良ナンバーはじめ関東ナンバーの車が結構停まっていた。
新潟県にはこのほかにも豪農の館ツァーを組める程豪農跡がまだまだある。

富士山

2005-11-22 | Weblog
11月19日(土)美しい富士山を見ようと横浜に住む娘夫婦の車で東名高速道を走り静岡・富士ICで下り国道139線を経由して田貫湖畔に行ってきた。午前中、新潟から東京へ向かう上越新幹線車窓(大宮辺り)から雪をかぶった富士山が見えたので今日はきっと富士山が間近に見れると期待して行ったのだが高速道路・国道を走行中の富士山は上の方が雲に覆われ裾野だけの時もあるし、かと思えば雲の切れ間から大きな富士山が見え隠れする時もあった。天候は悪くはないが雲が山の上にゆっくり流れている。雲が晴れてくれればと思いながらようやく湖畔に到着。

少し雲がかかっているが円錐型のきれいな富士山が出迎えてくれた。

まさに信仰の山・富士山、日本を代表する山・富士山は貫禄十分だ。

しばし写真撮影をし遅い昼食を食べようという事になった。食後また富士山を眺めながら湖畔を一周しょう、夕暮れ時の赤富士を撮ろう、と思っていたら、あ~富士山が雲に隠れようとしている。時折、切れ間から頂上部分が現れる。それでも陽が沈まり始める頃にはなんとか雲が切れないかなーと粘ったがどんよりした雲に完全に包まれてしまった。

山形・玉川渓谷

2005-11-14 | Weblog
昨日は車を走らせ、新潟県境を過ぎたすぐの山形県小国町へ紅葉散歩へ行って来ました。
紅葉で有名な赤芝峡はあいにくの雨にたたられカメラ撮りはいまいちの感がありましたがそれでも鮮やかな色合いでした。
さらに国道113号線をやや新潟方面に戻り迂回して玉川渓谷沿いに車を走らせる。雲の切れ間から陽が差し込めてきた。チャンス。赤い橋が見えてきた。橋は一車線が完全に縦列駐車になってる。最高のロケーション地点なんだろう。橋(橋名知らず)の上からの玉川渓谷は写真のごとく紅葉の絶景風景でした。紅葉はやっぱり陽に照らされているときが一番。
なぜか紅葉の名所はなぜか赤い橋と決まっていてそれがまたよく似合うんですよね!

紅葉満喫をおすそ分けします。


振り返ると飯豊の山々が白く雪に覆われ始めていました。

というわけで11月に入ってからのブログは紅葉がキーワードの記事ばかりになりました。

陽だまり

2005-11-08 | Weblog
県立鳥屋野潟公園の昨日の陽だまり風景です。

秋深まる落ち葉が季節を感じます。
陽だまりの柔らかい光は心和みます。

阿賀野市(旧水原町)・瓢湖に冬の使者・白鳥が飛来しています。


弥彦のもみじ谷

2005-11-08 | Weblog
秋も深まりあちらこちらの木々の葉が真っ赤に、黄色く染まっています。

今日、暴風波浪警報の中もみじ谷へ行ってきた。もみじ谷とネーミングされるだけあって赤や黄色が鮮やかだ。風が強すぎ紅葉が左に右に大きく揺れてデジカメ撮りには難儀した。その中の一枚です。紅葉情報では今週末が一番の見ごろとか。
天気は悪かったがその分人がまばらで紅葉独り占めの気分だった。

もみじ谷は弥彦駅すぐわきの弥彦公園内にあり、そこから歩いて15分くらい歩くと越後一ノ宮・弥彦神社がある。弥彦は佐渡弥彦米山国定公園の中心的な観光地で賑わっています。

角神不動滝

2005-11-03 | Weblog
奥阿賀紅葉散策(パットしなかったけど…)後、角神不動滝に立ち寄った。山荘の頂から降り県道459号を左折し一番目のトンネル(トンネルはこの先五つある)を抜けるとすぐに駐車場にでる。今日は天気が良いせいか結構な人がいる。駐車場前の小さな広場には中年の夫婦がお弁当を広げ、寝そべって日向ぼっこを楽しんでるグループもいた。滝に向かう。滝は200㍍先と看板が立てられている。沢筋に歩くというと聞こえがいいけれどコンクリートの遊歩道だ。楽に歩けるぶんにはいいでしょうが、やはり山道を歩きながら滝を目指すほうがいいと思う。
すぐに落差15㍍の一の滝にでる。さらにコンクリートの階段を登ると落差23㍍の二の滝が見えてくる。遊歩道の終点はお立ち台に上がるような手すり付きコンクリートでそこから滝を見る。滝壺に落ちる水音はそんなに響かないが水量があるんだろうか虹が見えた。水しぶきはない。雪解け時の春はさぞや豪快なんだろなー。滝の脇にお不動様が祀られている。女の方が手を合わせている。中年女性(?)三人グループの一人が「いいものを見せてもらった」と喜んでいた。


紅葉探し

2005-11-03 | Weblog
昨日(11/2)天気が良かったので福島県境に近い阿賀町・奥阿賀の紅葉を見に行ってきた。
昨年の今頃訪ねた阿賀野川の湖面に静寂に映える紅葉は見事だったが今年は赤とか黄とかハッキリした色がなく全体的に茶色ぽくいまいちパットしてなかった。
頂の山荘の支配人の話では「今年は暑い夏が長かったし、10月に入っても昼夜の寒暖差があまりなかったからでしょうか」
頂から見た阿賀野川ダム湖や周辺の山々を眺めると秋は感じるが全山、赤・黄が綾なす紅葉はない。このまま終わりそう。
先日、上高地に行って来た。ここも例年の美しい紅葉は期待出来なかったし、このまま終わりそうとの話らしい。
来年に期待しましょう!

余談です。この阿賀野川は福島県では阿賀川と言います。新潟県に入ると野が加わり阿賀野川になり、やがて日本海に注ぎます。