今日もテクテク散歩…

―月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也―
                              芭蕉

花の山・角田山

2006-04-07 | Weblog
先日(6日)カタクリの花や雪割り草など山野草で有名な角田山に登った。
角田山は公式の登山ルートというか一応7コースが紹介されている。7コース以外のひとつに桜尾根コースがある。春の息吹の季節ともなると平日でも駐車困難を極めるコースだ。遠くは関東はじめ全国から新幹線・在来線・タクシーを乗り継いでくるほどの人気の花の山だ。
登った日も平日なのに登山道入り口の駐車場はどうやってお互いの車を出すんだろうくらいギューギュー満車であった。どこに停めようとうろうろしていたらタクシーで乗り付けたハイカーが来た。年配のご婦人のグループだ。きっと花を求めての山行だろう。こちらも少々余分に歩くが海岸寄り、浜茶屋(関東では海の家と言うそうだ)近くの駐車場に車を置いて登山開始。
この桜尾根コースのすぐ隣に灯台コース(7コースのひとつ)がある。ここは日本海の波打ち際(海抜ゼロ㍍)から登山開始する珍しいコースであり、7コース中難易度が一番高い。雪割り草が芽吹く春ともなると山野草を楽しみながら桜尾根コースから登り~灯台コースで下山する人気のコースだ。
桜尾根コース最初の急登を過ぎる頃からカタクリの群生がはじまる。その前にたくさんの可憐な雪割り草が出迎えてくれる。カメラを構えた山野草愛好家が立ち止まるゾーンだ。さらに進むと笹の間を歩く。前日降った雨で泥濘ができ足を取られやすい。笹を過ぎ、しばらく歩くと尾根伝いに出る。ここからの両斜面は紫のじゅうたんを敷き詰めたような目も覚めるカタクリの群生に出会う。ここから灯台・浦浜・五ヶ浜の3コース登山道合流地点まで圧巻・可憐・感嘆の連続だ。途中、年配の方が「このコースで二年前に白いカタクリに出会ったが、今年はまだ見ないなー」と教えてくれる。白いカタクリとの出会いは探して見つかるものでもないし見つからなかった。この桜尾根コースで白いカタクリの写真を掲載したHPを見つけた。アドレスは

http://www.hamayuu.biz/ 角田さんのページにリンク ホワイトヒルはまゆう

頂上に着くと大勢のハイカーで賑わっていた。ツァー登山の団体さんも。
この時期花の名所・角田山にツァーでやってくる。

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