今日もテクテク散歩…

―月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也―
                              芭蕉

初めての上高地

2005-10-19 | Weblog
写真は河童橋からの10/16日PM4時近くの穂高連峰です。

ツァーで初めて上高地に連れと行ってきた。

新潟駅南口AM7:15に出発したバスは途中二ヶ所ツァー客を乗せ、休憩をとりながら一路上高地へ向かう。名ガイドの行く先々の土地の話が面白い。長旅に飽きることなく上高地手前の沢渡でシャトルバスに乗り換える(観光バスも土・日・祝日は全面乗り入れ禁止)。釜トンネルを抜けると大正池散策路前になる。ここで幾人か下車。ここで降りなかったツァー客は河童橋付近を散策するらしい。せっかく来た上高地だから大正池から歩こう。PM1:10いよいよ上高地の第一歩だ。与えられた時間は3時間。大正池~田代池~河童橋~明神池~河童橋で回ってくるとちょっとキツイ、せめて4時間あればな~。とにかく歩く。焼岳が爆発して梓川がせき止められて出来た大正池は立ち枯れた枯れ木が水面に林立し、静寂と幻想をかもし出している。この立ち木も昔はかなり多かったらしい。さらに行くと田代池だ。池というよりせせらぎのような湿原に近い。ここも静寂の世界。緑かかった梓川が目にやさしい。オシドリがゆったりと泳いでる。さらに田代橋、穂高橋を渡り右岸コースを歩く。上高地のシンボル河童橋が見えてきた。眼前に雄大な穂高の峰々が迫ってくる。河童橋は大勢のハイカーが渡っている。写真を撮る。明神池を回った後渡る予定にしてさらに右岸コースをたどり明神池を目指す。時間が気になりだした。木道を歩く。梓川の渓流がきれいだ。澄んだ川面に映る立ち枯れた立ち木や紅葉した樹々に目を奪われる。明神池に着いた。時間は丁度3時。4時までにバスターミナルに集合だ。明神池を見るには拝観料300円を払う。なんで拝観料?明神池そのものが穂高神社奥宮の一部なんだそうだ。お賽銭を払って池を見る気分。「一之池」「二之池」それぞれの池の周囲は緑の木々に囲まれ水面に映るさまは確かに静寂で神秘的だ。「三之池」もあったけど今はない。さあ河童橋に向かって歩こう。ここからは左岸コースを歩く。河童橋に似た明神橋を渡ると単調なコースになる。梓川は見えない。穂高連山を眺めながら、時間を気にしながら、河童橋だけはどうしても渡らなければ……。と思いながらただ黙々と足早に歩く。
3時50分河童橋に到着。陽が傾いている。青空をバックに大きな、大きな穂高連峰が迎えてくれた。梓川から黄色と緑の山の向こうにごつごつした雄大な山肌を見せる穂高だ。下流を振り返ると頂上にガスがかかった焼岳が見える。河童橋を渡る、河童橋を撮る、穂高も撮った。大急ぎで記念の河童のストラップを買う。走り走りにバスターミナルにドンピシャ4時到着。約9.9㌔歩いた。あ~足が疲れた。ハイキングシューズを履いてはいるけれど連れは血豆ができたらしい。ツァー仲間と添乗員が今や遅しと待っていた。
明日は新穂高ロープウェーと観光バスでしか行けない(マイカー乗り入れ全面禁止)日本自動車道最高地点の乗鞍スカイライン行だ。明日も晴れそうだ。今夜は奥飛騨(慕情)のホテル。

秋です!!

2005-10-09 | Weblog
新潟市から南方向24㌔先の巻町・上堰潟公園のコスモスを観賞しました。
背景の山は子供からお年寄りまで楽しめる花の山・人気の角田山です。

角田山を背景にコスモスを入れようとカメラを構えるとコスモスのお花が一斉に太陽方向へ左向けしてカメラ位置正面に向いてくれません。なんだか袖にされたような気分。
でも、秋、確実に秋ですね。

巻町は明日(10日)新潟市と合併します。

放射霧

2005-10-05 | Weblog
今朝、朝6時すぎ白いカーテンに包まれたように霧が立ち込めていた。
モノトーンの景色を眺めているようだ。

新潟日報の記事によると「新潟市では最低気温が15.8度にさがり前夜からの雨で湿った空気中の水蒸気が飽和して霧となる‘放射霧”が発生した。山沿いに多いが、新潟市では年間5日しかない珍しい現象」(新潟日報5日付夕刊)だという。

‘霧のロンドンブリッジ’みたいに抒情的ではないけれど新潟を代表する萬代橋をバックに写したらもっと最高だろう。な!!と思ってもみました。
写真は我が家から向こうをみた霧の路地裏(?)風景でした。