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この一瞬を生きる

2018-08-29 08:18:00 | <俚諺> エーゴのことわざ、名言

昨日のワンダーにあった名言です。

19世紀後半のインドの詩人、ラビンドラナート・タゴール(私が聞いた発音では、ラビンダラナー・タゴーのように聞こえました)の有名な言葉のようで、ネットにも散見できます。何とこの方は、岡倉天心とも親交があったとのこと。アジア人としては初のノーベル賞(ノーベル文学賞)を受賞しているんですね。詳しくは、wiki で。

 

さて、この詩の一節ですが、蝶は、卵から幼虫、そして蛹(サナギ)になって美しい成虫になるまで長くても数ヶ月。その一瞬、一瞬を懸命に生きている様子を表しているようです。80年も90年も生きる私たちは、どれだけの時間を無駄に過ごしているんでしょう・・・。

 

奇遇なことに、数日前、日中の気温が40度近くまで上がった日に、洗い物に使った水を打ち水として何度も庭に撒いていた時のこと、2度目か3度目に撒いたその瞬間、どこからともなく一羽のアゲハ蝶がやってきて、地面に舞い降りたかと思うと、数十秒の間身動きもせずにいました。喉が乾いていたのでしょう。近眼の私の目にも水を飲んでいる姿が確認できました。しばらくそっとしておくと、数分後にはいなくなっていました。まるで、水が撒かれるその瞬間を待っていて降りてきたかのようでした。

 

一瞬一瞬がきらめく命。文句を言って無駄にしてはいけませんね。

 

ちなみに、以下が詩の全文のようです。

“Poems On Time

 

The butterfly counts not months but moments,

and has time enough. 

 

Time is a wealth of change,

but the clock in its parody makes it mere change and no wealth.

 

Let your life lightly dance on the edges of Time

like dew on the tip of a leaf.”

 

Rabindranath Tagore



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