演劇集団「大河」

鶴ヶ島市を拠点に活動する市民劇団大河の稽古や公演のご案内をするブログです。

演劇集団大河第17回公演『元禄・馬の物言い』のお知らせ

2019-09-08 15:21:00 | 公演案内
毎度ごひいきいただきありがとうございます。
今回の大河公演は「歌う社会派時代劇」。挑戦です。

女の仕事(「かつて」そんな言い方があったわけです)はまるでできない若い女絵師・お市は曲がったことが大嫌(でえきら)い。お市の派手な啖呵にゃ男衆もタジダジだァ。
叔母のお柳と暮らす長屋には、女だてら(「かつて」そんな言い方があったわけです)に春本(しゅんぽん=男女の情交のさまを扇情的に描写した猥せつ本)作家のお春や瓦版屋(今でいう記者兼新聞売りですな)の長吉はじめおかしな人物がで入りしておりやす。
生類憐みの令で困惑するお江戸のご城下で、なにやら「馬がしゃべった!」という噂が噂を呼んじまって大混乱。それがお上(かみ)による秘密支配のプロジェクトに絡んでるって気づいた者が消されていく中で、巻き込まれた長屋の井戸端会議は、アァ、それに立ち向かうことができるのか、否か!
カーッ、楽しみになってきちまったぜ、まったくよぉ。
どちらさんも、通り札(チケット)は早めに買っちまうのが吉ですぜ。

演出は読売演劇大賞演出家賞受賞の売れっ子演出家の小笠原響。
特別に殺陣指導を受けての座員の立ち回りにも注目です。