演劇集団「大河」

鶴ヶ島市を拠点に活動する市民劇団大河の稽古や公演のご案内をするブログです。

馬の物言い稽古は最終盤!

2022-11-30 18:18:44 | 公演案内

「元禄 馬の物言い」ときがわ公演も間近に迫ってきました。

演劇集団大河の座付カメラマン兼小間使いのPです。

11月27日の稽古を見にいきました。本番が近くなり、演出の小笠原さんの指導にも熱が入ります。気になるところをダメ出しして、実際にやってみせるなどで確認していきます。一人の動きが決まることで、連動して周囲の動きも変わるため、その場面の出演者全員で共有します。

社会人として昼間働いている人も多い大河ですから、休日の練習は貴重で、、皆、真剣そのもの。

本番が楽しみと能天気なことを言っているのは私だけのようで、ピリピリした雰囲気の中で稽古は進んでいました。


大河の小道具 すげえ!の件

2022-11-30 17:52:00 | 公演案内

12月3日、4日の「元禄 馬の物言い」ときがわ公演まであと3日に迫りました。

演劇集団大河の座付カメラマン兼小間使いのPです。

3日前に大河の稽古にお邪魔したところ、全く新しい小道具がありました。本番で使用する陣笠です。

江戸期が進むと、一応平和的な戦争のない社会になり、武士が鎧兜(よろいかぶと)を着るということもなくなってきたわけです。で、指導的な武士の中には外出時に兜は重いのでいやだけど、軽装ヘルメットみたいな陣笠に少しばかり意匠をこらしたものをかぶるようになったようです。

で、小道具担当の青木さんが、今回は役者の髪型のこともあるから陣笠でカモフラージュしようと考え、数日後には立派な陣笠が出来上がってきたというわけです。実際に水谷さんをモデル役にして写真を撮ってみました。もう素晴らしいの一言!

青木さんの作る小道具はどれも本物みたいだと、劇団員の中では毎度感心されているわけですが、何年か前の「雪やこんこん」(脚本:井上ひさし)の上演の時には、青木さんが劇中で使う「みかん」を作って練習時からつかっていました。私は、稽古で本物のみかんを使っているとばかり思っていたのですが、触ってみてビックリ。本物ではなかったのです。

青木さん、今回は重要人物の順庵役でも舞台に登場します。3枚目写真の一番奥が青木さん。

大河の公演に使われる大道具や小道具にも注目してくださいね。

 


舞台照明の石島奈津子さん

2022-11-26 12:56:43 | お知らせ

座付カメラマン兼小間使いのPです。

演劇集団大河は、プロスタッフのおかげでレベルアップしてきたのは間違いありません。演出の小笠原響さんの影響は絶大ですが、近年の大河公演のほとんどを手掛けてくださっている東京舞台照明の石島奈津子さんもそうです。石島さんもあちこちのプロの演劇舞台照明を手がけていて、有名な方です。都内でたまたま舞台公演見に行ったら、照明は石島さんだったということも何度かありました。

今回は、別のプロ公演と重なり、大河公演の当日は同じく東京舞台照明の割石敦子さんが照明オペレータとなりますが、照明プランは石島さんが中心になってつくっていて、先日はときがわ町のアスピア玉川ホールに出向いて現場もチェック済みです。

大河の通し稽古などでは、役者陣に対して照明プランに関わるところでの動きのアドバイスもしてくれます。これによってアマチュアの役者側も「舞台をつくること」について学びを重ねているんだなあと感じる場面が相当にあります。

そんな石島さんの手がける近々の舞台照明の公演情報です。たまたまある公演でもらったフライヤー(チラシ)にありました。

画像3枚目のPカンパニーの第2弾公演は石島さんに加えて、音楽は日髙哲英さん。今回大河の「元禄馬の物言い」の重要な挿入歌の曲を書き下ろしてくださった方ですね。大河では舞台での歌唱指導までしてくださいました。さすがにプロは教え方も違うと感心させられます。

 


当日パンフも制作中です

2022-11-21 10:21:46 | 日記

演劇集団大河の座付カメラマン兼小間使いのPです。

小間使いの一環として2019年12月の「元禄 馬の物言い」公演から公演当日用のパンフの制作もさせてもらっています。2020年2月にはときがわ公演のために作ってあった500部のパンフはコロナ禍での中止で使われじまいに・・・。悲しい思い出ですね。

今回のときがわ公演では、役者やスタッフ、協力者なども変わっており、当日公演パンフもリニューアルという塩梅に。3年経つと、当時使用していたプロフィール写真を新しくしたいという役者さんらもいますので、これらも一部更新したり、レタッチしたり。

昨日は素案を劇団員にチェックしていただきましたよ。仕上がりはA3巻三つ折りになります。元禄期に実際に「馬の物言い事件」はあったなど、公演を観るためのミニ「トリビア」も読み応えあり(自画自賛)。

印刷の入稿締切を2日後に控え、かなり焦っています。


11月20日は集中稽古でした

2022-11-20 23:01:56 | 稽古

演劇集団大河の座付カメラマン兼小間使いのPです。

12月3日および4日の公演まであと2週間となりました。稽古にも熱が入ります。

舞台セットも組んで、本番同様に進行します。前回お伝えした長屋の建物を舞台の奥に移動させる人力装置にも本番用のガイドレールを仕込んでいました。ずれが生じないようにとのこと。

演出の小笠原さんは来ていませんが、場面ごとにメンバー同士でその場で動きなどを確認、お互い意見を述べ合っていました。みな真剣です。