病院にて。
入院用ケージ(プラケース)に入っているピノ。
床を歩くのに慣れていないせいか、止まり木につかまっていないと落ち着かないみたい。
代わりに、粟の穂につかまっています(笑)紹介します。このコは、ボタンインコ(パステルブルー)のピノです。
よく行く某巨大ホームセンター内のペットショップで
病気がひどくなっているのに放置されたまま、ひっそりと片隅で売られていました。
自分で餌を食べる事が出来なくなっていて
お迎えした時の体重は、何とわずか26.5g・・・!

ポニョの半分くらいしかありませんでした。
こうしてこのコは何とか保護出来ましたが
恐らく、店にいた他のコ達もみんな同じ感染症にかかっているでしょう。
それが気がかりでなりません。
ポニョに出会ってから、日本はペットに対して後進国なのだ
ということを思い知らされる毎日です。
入院中、抗生物質の投与と先生が毎日毎食挿し餌をして下さったおかげで
自分で餌を食べられるまでに体力が回復してきました。
体重も、昨日先生に伺った話では29.5g。
少しずつ増えてきています

お迎えした日、先生に
「今日あなたに引き取られていなければ、今夜死んでいてもおかしくない状態です。
生きているのが不思議なくらい。」
「体力を回復させてお返しできる確率は、五分五分です。」
そう言われていたピノ。
保定しただけで、みるみるうちに血の気が失せてしまい(クチバシが紫色に!)
途中、診察を中断しなければならなかったピノ。
そのピノが、ようやく病気の治療が始められるまでに回復してくれました・・・

実は、明日退院なんですぅ~

“生きているのが不思議”
それは逆を返せば、このコの生命力が相当なものだという証拠。
それを信じて・・・

お互いいろいろと大変だろうけど、これから末長くよろしくね!ピノ。
そしてこちらはポニョさん。

おかげさまで今日も元気です。
あんまりうるさいので無視すると
カンシャクを起こしてスゴイ勢いでおもちゃに体当たりします。
何とかして下さい・・・ 
ピノがポニョさんみたいになりませんように・・・!

そんなペットショップがあるんですか…。
そして、ピノさんをほっとけなくて助け出したsweepさんは偉いです。
読んでいて、残された他の子の安否を願わずにはいられません…。
日本って豊かな国だけど、日本人って命に薄情な人種だと思います。
愛国心も薄そうだし…。
どうか、ピノさんが元気に育ちますように!!!
おかげ様で、まだ闘病中ではありますが
すっかり元気は取り戻しましたよ!
今日もポニョと大合唱です。
壁の薄いボロ社宅なのに・・・(;^_^A
たぶん、ホームセンター内のペットショップって
どこもこんなものなんだと思います。
たまたま、今まで見た所がマシだっただけなんでしょう。
それにしても、今思い出すとこの店はケージ内におもちゃも何もなくて
みんなとてもヒマそうでした。
たいてい、おもちゃも一緒に買ってもらおうと
宣伝を兼ねてちょっと何か吊るしてあったりするものなんですけどね。
横の犬猫コーナーは、取り扱っているグッズも豊富である程度力を入れているみたいですが
小動物コーナーは、オマケ扱いなのでしょう。
ピノさんを迎えに行ってから、他の鳥さんの事が気になって
かえって、店に足が向かないend_sweepなのでした(^^;ゞ