第８話

ひさしぶりの
ギャンブラーまつもとのお時間です

お付き合いください。





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初のスロットデビュー

アントニオ猪木に打ち勝ちもはや完全にスロットにどっぷりはまり込み、よくパチ屋に足を運ぶようになる

本当に行った
もうパチ屋が学校じゃないかと思うくらい行った
大学の授業と激熱のイベント日が重なった時は
何の躊躇(ちゅうちょ)もなくパチ屋の開店に並ぶというテレビ番組でよくあるダメ男そのもののような大学生活を送っていた


もぉ毎日のように機械と格闘してたものだから、ほぼ同級生に友達はできなかった…

大学といえば
夢のキャンパスライフ
１人暮らしにサークル
飲み会に合コン・合コン
飲み過ぎて朝綺麗な彼女に起こしてもらう

とか考えてたわけですが

現実は

ギャンブル・ギャンブル・ギャンブル
バスケのちたまに授業
そしてカップ麺

こんな感じでしたよ私の４年間は。
４年の時は単位足りなくなったから毎日朝から夜まで授業受けてました(泣)

キャンパスライフていうのは自分で掴むものです。

高校生諸君!!
積極的になれ！
じゃないと俺みたくつまらない４年間になるぞ！
合コンがない４年間はつまらないから！




あ…

あまりにも自分が送ってきた大学生活が可哀相になってきて当初の目的から離れ愚痴こぼしまくりでしたね…（笑）

すいません

ではここから大学時代に体験した
笑いあり、涙あり、怒りあり、祈りありの波瀾万丈ギャンブル列伝
をお送りします

今回は、やはりスロッターとして、この名機との闘いは書かなくてはいけないでしょう！

そうです


【北斗の拳】


サミーから発売されたスロット史上歴代最高の売り上げを残した名機

BATTLEBONUSシステムにより継続すればするだけ獲得枚数が増えるという一撃を期待できるというたまらなく面白い台

第１リール中段にチェリーが止まるとプレーヤーの興奮が高まる
『２チェ』と呼ばれる子役がBATTLEBONUS当選の鍵を握る
BATTLE中では主人公ケンシロウVSラオウが繰り広げられケンシロウの攻撃やラオウの攻撃を回避したり耐えたりすると継続し続ける

ちなみに20連するとそれ以降はエンディングが確定しエンディング演出が起きるまでは無限に継続する

わかる人はこの時点でわかられると思います。詳しいシステムまで書いてもわからない人には意味がわからないしつまらないと思うので省略します

かっこよく言いましたがワタクシも詳しすぎるわけではないので半分は書けないというのもあります(笑)


そんな【北斗の拳】との格闘はいろいろありました…

ラオウ…
あんたともいい戦いができたよ
トータルで考えると圧倒的にあんたが勝ってるけどね



その日
大学の授業に出てたワタクシ
おそらく90分寝て過ごす荒業をして終了のチャイムを聞き起きる

次の授業には１コマ(90分)空いていたため一旦家に帰ろうと思い教室を後に徒歩で帰る



が



目の前に光輝くパチ屋の姿

『うし、ジャグラーでもペカらせますかな!!』
と軽い気持ちで扉を開いた

まず恒例の財布の中身をチェック

『お金が…にゃい』
財布の中には夏目漱石さんが３枚のみ


４号機時代パチ屋に勝負を挑むなら３万は財布に入れて挑むのが最低ラインと決めていた私
５万保持で安心
７万以上で怖いものなし
のようなジンクスを持ってたワタクシだったので

３千円でパチ屋に入った事を恥ずかしくなる
しかし１度入った以上、勝負師の血が騒いだワタクシは迷うことなく当時マイブームだった北斗の拳コーナーに行く


あれ？ジャグラーは？と思った方いると思います。
そうです
ワタクシ外で考えてた事を中に入ってみるとすぐ忘れる癖があるんです。
〇〇打とうと思ってパチ屋に入ると△△打って負けるパターン的な


北斗のコーナーに入って１台に着席

迷うことなく夏目さんを１枚投入

ウィーーン、ジャラジャラジャラ
とコイン50枚がサンドから落ちてくる

コイン投入口にコイン３枚入れスタート

数ゲーム後
盤面上に


２チェ停止!!!!


『ふっふっふ…』


不適な笑みのワタクシとラオウの闘いは開催されるのか??



続く