えむひみのブログ Mk-Ⅱ

『口だけ郵趣家』の独り言です

あれから34年

2013-03-21 23:05:22 | 日記
 朝、カレンダーを見て、今日が3月21日だったって事に気付いた。
 
 34年前のこの日は、私が初めて 「自分の意思で」 郵便局に行った日なのだ。それでよく覚えてる。
もうそんなに経つんだなあ… と書いて、分かった方は私の同類。
 
 そう。昭和54年3月21日。「54.3..21」の日だったのだ。
 
 春分の日でお休み。朝のテレビで逆並び日付の事を紹介してた。確かモーニングショーだったかな?
郵便局で日付印を押してもらおう!とか言ってて、切手に興味を持ち始めた頃の私も、「よし、僕も行って見よう!」と、自転車に飛び乗って郵便局まで駆けていった。
 
 「記念押印」の事をよく分からず、何も持たずに行った私。記念押印するには、葉書か20円以上の切手を貼った台紙を用意しないとダメって事を聞いた。20円という大金を持ち合わせていなかった当時小学3年生の私は、とてもガッカリして、仕方なくうちに帰らないといけなかった。
 当時祝日は午前中だけ窓口が開いていた。親から20円を貰いそびれ、気付いたらお昼をまわってしまい、結局記念押印は出来なかった。とてもくやしい気がした。
 
 その翌年、昭和55年5月5日、「55.5.5」の時には、しっかり5円切手を4枚用意。ストックブックの裏表紙に横に並べて貼り、風景印を押してもらって感激したのを覚えてる。56年7月8日は郵便局で売ってた記念台紙を購入したけど。
 
 ここで「54.3.21」の日付印画像をUPできるといいけど… 実はいまだに1枚も持ってないんだな。
切手商なんかで探せば、いくらでも手に入るんだろうけど、あえて入手してない。
 それに前述の55.5.5のストックブックも、持ち歩きすぎてボロボロになって捨ててしまった。今思うと惜しい事をしたなあ。今となっては20円で買えない思い出だ。
 
 今、私の次男が小学3年生。明日は終業式だ。うちの子供達は皆、切手にも郵便局にも全く関心がないけど、次男を見ながら、ふと34年前の事を思い出した、今日の私であった。