emitanの心にうつりゆくもの

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黒鳥の湖 第2話

2021-08-04 14:55:57 | 2021夏ドラマ
第2話

原作は買いましたが、まだ読んでいません)

主人公・財前彰太(藤木直人)の冒頭のナレーション
「18年前、あの依頼者を利用し、叔父を殺害するように仕向けた。
 叔父の事業と遺産を受け継ぎ、家族を手に入れる代わりに、俺は真犯人を野放しにした」
まさにこの2行がずっと彰太を苦しめるのですが、果たしてその過去と現在は繋がっているのでしょうか!?
ドキドキが続いて、ホッとできたかと思いきや、またズドーンと落とされる・・・
緩急がずっとあって、混沌とした第2話でした。。。


第1話の終わりで娘・美華(服部樹咲)が帰らなかったのは、単に帰ってくるのが遅かっただけでしたが、
最近荒れていたのはDNA鑑定を自分で依頼して、彰太が「パパではない」ことが分かったからなのですね。
それで母・由布子(吉瀬美智子)に「触らないで!」って言うなど拒絶していたのか・・・。
だからって、JKリフレの面接を受けていたなんて

彰太は、由布子から妊娠を告げられた時から、自分の子供ではないと分かっていたのですね。
「俺が幸せにする。由布子も、この子も」と言えるなんて・・・自分が母親から捨てられた過去も関係しているのかな?
でも、美華の「本当の父親」という人も、何か問題があるような気が・・・。
興信所を使って由布子を調べていたんですよね?
別れた時に由布子が妊娠していたのは知っていたのかなぁ?

彰太は子供を作れない体質だったから、美華のことは運命だと思ったとのこと。
「血の繋がりが何だ!美華はパパにとってたった一人の大事な子供だ。宝物だよ。だから、もっと自分のことを大事にしてほしい」
その言葉で美華もようやく落ち着いたようで、友達にも「もう解決した」と話していたと。
それなのに、また2日間も帰らず

友達の話では、発表会で踊っていた黒鳥の役=「悪魔の娘」という難しい役どころだったからか、感情表現に悩んでいたと。
あと、美華は「私はサイレントレンジャーかもしれない」と言っていたと。
この「サイレントレンジャー」というのも、今後のキーになりそうな言葉ですね


そんな家庭内のバタバタというか、18年前のことが気になって仕方のない彰太は、社運をかけたセオドアグループ買収のTOBの舵取りを専務・田部井克則(板尾創路)に全面的に任せることに。
やっぱり板尾さん、黒くなってきたw
なんか秘書・権田穣(大澄賢也)とコソッとやり取りしているシーンも何カ所かあったので、この二人が何かしでかすような!?
そして、TOBに支援したいと話す八木之典(杉本哲太)も、私は何となくこのままでは終わらないと思っているのですよね~。
もうオジサマ方が怪しくて怪しくて!
あとは、会議中に上の空だった彰太に対して、会議後に「財前君、本当にこのままでいいと思っているのか?」と怒った顔で尋ねた、杖をついた男性(字幕では「江川」とあったけど)は誰!?
なんだか仕事でも転落をしそうで、勝手に暗い展開を予想して怖くなります


谷岡総一郎(酒向芳)は既に亡くなっていて、谷岡のお葬式は18年前の1月31日だったのですね!
そして、彰太の叔父・出島文雄(宅麻伸)が殺害されたのは、18年前の2月1日!!
ということで、叔父さんを殺害したのは谷岡ではない!
でも、まだ叔父さんを殺した犯人が分からない以上、彰太のでっち上げで亡くなった可能性が無くなった訳ではなく・・・

そして、谷岡には娘は元々いなく、長男・智しか子供はいないことが判明。
その嫁・比佐子(中島ひろ子)があれこれ「奈苗」について調べてくれるのですが・・・
そこで出てきたのが、当時谷岡は一人暮らしをしていて、家政婦・清水皐月と特別な仲だった疑惑があり、
もしかしたら皐月の娘が「奈苗」なのではないか、と。
でも、皐月に娘がいたかどうかも、まだ分からず(苦笑)

谷岡に清水皐月を紹介したという久慈という男性は事件には関係なさそうだけど、
谷岡の長男・智が、比佐子が動くのをやたらと嫌がっているのが気になります。


美華が2日も家に帰らないため、夫婦揃って警察に届け出を出すものの、警察は家出の可能性が高いと話し、まだ捜してくれず。
そんな中で、寄るところがあるからと彰太と別れる由布子
そりゃあ、こんな時に家にまっすぐに帰らないなんて、怪しくて尾行しちゃいますよね~。

寺へ行き、大黒(財前直見)に話を聞いてもらって楽になる由布子。
で、寺の住職の息子・若院(三宅健)の話を耳にする彰太・・・
「仏教の重要な教えの一つは、この世の全ては『苦』であるということです。
 全ての生き物は苦しみ、死に、無に帰する。
 仏教ではそれが当たり前なのだと説きます。
 その苦しみを受け入れた時、やっと本当の自分の人生が見えてくる。
 大事なのは、自分の因果に逆らわないこと。無理に逆らうと、巡り巡って苦しみが増幅する。
 それが『報い』の正体です」
と、何だか今の彰太の心情にスッと入ってきそうな言葉が
彰太の身の回りで今起きていることは、果たして「報い」なのでしょうか??
そして、彰太は若院に傾倒していくのでしょうか!?

この若院&大黒親子も、何か怪しいですよね~。
若院は、寺を継ぎたくないって荒れていた時期もあったが、住職の病気を機に変わったとのこと。

若院が瞑想の会の時に呼吸法を紹介して
「いかがでしょうか?心が軽くなりましたか?
 あるいは心の中のよどみが浮き出て、気持ちが沈んだ方もおられるかもしれません。
 しかし、自分の心の奥底に向き合うことは、とても大事なことです。
 人間の潜在意識の更に奥の方に、『阿頼耶識』と呼ばれる領域があります。
 心を解放し、そこまで入り込んでいく術を身につければ、人生の課題が見え、よりよい方向へと向かう道筋が見えてくるのです」
と話していた言葉も、少し気になりました。


そんな中、彰太の家に「漆黒の切り裂き魔」が差出人の封筒が届く!
中には切り刻んだ服の切れ端が!!
これは「因果」なのか?「報い」なのか!?
でも、そうだとすると、先日歌舞伎町で行方不明になって遺体で見つかった女性も、彰太と何か関係があることになるってことになるのか??
まだまだ分からないことだらけで、土曜の夜からずっと先が気になっています!
いやぁ・・・エンドロールの主題歌が更に怪しく聞こえて、私もうなされそうです(←入り込みすぎ!)

(原作、開いたら最後の方だけ先に読みそうなので、1ページも開かずに本棚にしまっています!)

←web拍手です。

※公式HP(こちら

※これまでの感想
 第1話

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