朧月夜

お公家さん状態の顔で向かった先は、

本当にお公家さんにふさわしい贅沢な場所でした。

「別邸　朧月夜」道後温泉の中のお宿なんですけどね、

ここ最高でした

 

別邸というのは、自分の家が本宅だとして、

別邸のような気持ちで寛げる場所でありたいという意味らしいです。

（後で登場する折鶴の彼女に聞きました。）

 

何が最高かというと・・・

お部屋の隅々にまで、心くばりが行き届いています。

全室露天風呂付きで、しかも24時間入れる状態です。

別に露天風呂もありますが、部屋数が少ないせいか

お風呂場で混雑することはありません。

っていうか、出会うことがないかも知れません。

露天風呂画像はHPよりお借りしました。

 

泉質の記載は無かったのですが、

しっとりしていて、お風呂上りも乳液なしで大丈夫な感じです。

 

それから・・・食事もまたいいんですよぉ。

料亭の方の個室で頂きます。本当に静かなんですよぉ。

ジャーン！！

どうだ？マイッタか？

ここまで本格的な会席料理って初めてです。

かなり今回はがんばりました。クスッ(￣m￣*）

お部屋、温泉、お料理と満足が続き、一番満足したのは

スタッフの方の対応です。

 

若いスタッフの方が多いのですが、

教育がしっかり行き届いています。

 

お部屋へ案内してくれた女性が料亭でも動いていたので、

かなりハードなお仕事だと思います。

 

上の折り鶴なんですけどね、

お料理に付いていた和紙で折ってみたのですが、

折り方を忘れていることに驚きました。

 

「う～む・・・あれ？なぜだ？」っと悪戦苦闘していると

「あっ、ここのところは△に折ってですね・・・」っと

見るにみかねたのか、お料理を運ぶスタッフの方の手が伸びました。

 

向こうを見ると主人がやっこさんを折っているのですが、

あちらも悪戦苦闘中です。

しかし、やっこさんは知らなかったようで、

「あっ、あのぅ、調べておきます。」っと焦った表情でした。

 

っで、翌朝・・・

同じ料亭の一室で朝食です。

付いてくれたのは昨夜の彼女です。（多分20代前半）

 

朝食がひととおり落ち着いた頃、

「あのぅ、やっこさん分かりました。

昨夜、みんなでいろいろやってみたんです。

一か所を残しておくんですね。」っとうれしそうな声です。

 

おそらく昨夜は夜勤で、他のメンバーと一緒に

必死で宿題をしていたのでしょう。

その様子を想像すると、可愛くて、可愛くて。。。

 

この宿、絶対にまた行きます。

そのために日々をがんばろう。

そんな気にさせてくれるいい宿でした。

 

お勧めです。よろしければ是非っ！！