Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

私のなかのクリシュナムルティ

2006-04-06 20:40:47 | Weblog
先日、ブログを始めてお知り合いになった方城渉さんの

『宮沢賢治の風 from 方城渉』で、クリシュナムルティについてのお話をしました。

方城渉さんもご存知でいらして、記事になさっています。
TBしてくださったので、よろしかったらご覧になってみてください。


クリシュナムルティのことは
もしかするとご存知のない方のほうが多いかと思いますが

20歳頃に、私にとって特別な先生にいただいた本で
クリシュナムルティに出会いました。


自己変革について語る何冊かの本や日記を読み
何かある度にその本の中の言葉を、声に出して読むことがあります。


けれど私には、クリシュナムルティについて語る言葉がありません。


日記に書かれた言葉に触れると、まるで

限りなく澄んだ、朝の光につつまれたような
鳥のさえずりが、耳元にまで響いてくるような

ほんとうに、不思議な透明な空気の中にいるような気がいたします。


目に見えるものすべてが、曇りのないそのままに
目に飛び込んでくるような感覚でしょうか?


そう言って、こんな風に言葉にしてしまうと
それは、いつの間にか手の中からするりと滑り落ちてしまう・・・

なんとも表現できないもののような気がします。


何かを、皆さまに伝えようという想いさえ無意味に思えるのに
なぜ、こんなにも私を捉えて離さないのか・・・

そんな風にしか申し上げられない自分がもどかしいです。

ただ、いま、あるがままの何かを見つめ
自分自身を、そのままに知ることを畏れずに

この世界の中で、自分を変えようという想いがあるのなら

クリシュナムルティの言葉に耳を傾けてみてください。

きっと、自分の中にある何かが、湧き上がってくるような気がします。


私も、その旅の途中にあることだけは、たしかなことのように思います・・・



そして、いま私が生きるうえで、とても大切に感じているのが

宮澤賢治の『「雨ニモマケズ 風ニモマケズ』の言葉です。


賢治の生き方を、こころの道しるべにできればと思ってやみません。

思うようにできない自分も、迷うこころも一緒に携えて

生きてみるのもいいのではないでしょうか・・・




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (方城渉)
2006-04-06 22:11:22
「宮沢賢治の風 from 方城渉」の方城渉です。



こちらにもTBつけさせてもらいました。



自分は瞑想もするのですが、その際にクリシュナムルティ師のことを知りました。



(知っているというほど、深くは知らないですが)



風どうし、いい交流、うれしいです。



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方城渉さまのおかげです! (風待人)
2006-04-06 22:23:10
方城渉 さま



ありがとうございました。



ほかの方のブログに、クリシュナムルティのことを書いたことはありますが



こんな風に記事にしていただいたおかげで



思い切って自分のこととして、語る勇気をいただきました。



いままで、いろいろなことに自信のない私がいて

怖れを感じていたのかもしれません。



けれど、同じように悩みながらも、少しずつ自分のことばで語ることを



確信を持ってしようと決意できたのかもしれません。



形にとらわれない意味での瞑想は



きっと、いつか多くの方にも受け入れられるようになると想っています。



こんな気持ちを、伝えることのできる言葉が見つかったらいいですね・・・





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