Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

秋明菊、咲く・・・ 

2008-10-09 18:36:57 | お気に入り
午後になって、だんだんに雲が流れていって
久ぶりに、綺麗なオレンジ色の夕焼け空が広がっていました。

そして、あっという間に日が暮れて…
南の空には、白く輝くお月さまもポッカリと浮かんでいます。


先ほどは、お陰様で時間通りに家を出ることができましたので
開始時刻ちょうどに、教室に入ることができました。


「耳なし芳一」は、皆様も良くご存知の小泉八雲著「怪談」の中のお話です。

朗読の講師の加瀬先生によると

「基本的に、日本語として、よくできているものが少ないので
翻訳ものは、課題としてあまり取り挙げないのだけれど
この上田和夫氏の訳は、比較的良いので。」とのこと。

先生は、アナウンサーをなさる前に、翻訳を学んでいらしたそうなので
作品選びの、基準もとても厳しいんですね。


きちんと、作品の内容分析をして

「文章の構成、場面・シーンはどのように区分けできるか」

「登場人物の個性がどう描かれているか」「物語の山場はどこにあるか」などを整理した後
「読みの演出」のいろいろな項目について考えていくとのこと。

登場人物になりきって、「セリフを言う」のが、私にはどうも難しく感じています。

場面の臨場感やリズム感を出すように、テンポを上げたり
雰囲気を伝えるような工夫をしたり…マダマダ上手には、できませんけれど。

一週間があっという間に過ぎてしまいますけれど
できるだけ何回も練習する時間が取れますように!と思っています。


さて、行きがけの道で見つけたのが…アノ「秋明菊」の白いお花です!

「その花の名を問うて」みたのは、もうおととしの秋でしたね~!

何やら、ついこの間だったような…気がしておりましたけれど
時の流れというものは、ふと振り返ってみた時に気づくものなのでしょうか?

その際にもお邪魔した松風様のブログ「京・壷螺暮(こらむ)に覗うと

ほんとうに綺麗な『山城中川の秋明菊』のお写真がありました!


是非、秋の京都を散策するように、そのお花を愉しんでくださいね。



まだまだ、お話したいこともありますけれど…


一日、一日と深まりゆく秋を感じつつ

月明かりの中に様々な想いを包み込んで、そっとしまっておきましょう。


皆様も、お心も静かな秋の宵をお過しくださいね…



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