まどが開いて・・・

近頃、日経の夕刊の記事を面白く読んでいます。

曜日ごとに、経済・健康医療・育む学ぶなどのテーマが設けられていたり
身近にある興味深いテーマや話題が取り上げられています。

また、女性読者を意識した“ニッキィの大疑問”という企画もあります。

私は切り抜いたりもしますが、ファイルしたり整理が得意ではないので
何日分もたまってしまいます。

けれど、まとめて読んだりしても、
不思議と気になる記事に行き当たることがあって、とても楽しみにしています。

昨日読んだ、4月17日付けにも、気になる記事がいろいろありました。

あすへの話題「言葉にならない思考」総合研究大学院大学教授長谷川真理子さん

「人間発見」小児科医川崎富作さん「教科書に載っていない病気と闘い45年」

“キャリアの奇跡”中山恭子さん
「自分というものをきっちり持ち、相手に主張していくほうがものごとが進む」
経験で培ってきたものを、変わらぬ自然体で後輩に伝えていくつもりだ。

プロムナード　あさのあつこさん「満開の桜によせて」　　　etc・・・


様々な記事の中から、いま自分が気になっていることを
いったん自分の中に取り込んでみます。

その時々に、それぞれに思うことなどありますが、
私の場合は、そのことについてなかなかすぐには言葉になって出てきません。

でも、その読んだ言葉や、感じたことが、たしかにどこかに引っかかって
心というのか脳というのか、その奥のほうに沈んでいくような感覚があります。

そのことが、すぐに形となってたち現れることもありますが
すっかりどこかに置き忘れられて、いつかとんでもないときに
思い起こされたりすることがあります。

それが、記憶というものの不思議なところなのかもしれませんね・・・


自分を取り巻く外の世界での活動から得られた経験も記憶となって取り込まれ

それらが、見えないブラックボックスの中で
加工（？）熟成（？）発酵（？）・・・なんとなくそんな過程が
ゆっくり時間をかけて、行われているような感じがします。

特に感覚的というか目には見えないイメージでつながって

奥底のほうから、時には、軽やかにポーンとはじけたり
ギリギリ搾り出すように出てきたり・・・

なんとも、表現しがたいもののように感じます・・・


どちらにしても、時が来て出口を求めるように窓が開いて

何かが光の中に生み出される瞬間を、意識せずに待つ心の余裕が欲しいです！


というわけで、読みかけの本や気になることがあふれている今日この頃です・・・