今朝は、気持のよい水色の空が広がって
先ほどから、鳥の声も賑やかに聴こえています。
今は、窓から入ってくる風もさわやかに感じられますが
日中は、関東地方も「暑くなりそうですね~!」
週間天気予報を確認すると、来週あたりまではまだ雨マークが見えますので
夏休みに入る頃「梅雨明けのお知らせ」が、届くのでしょうか?
なにやかやと慌しい一週間を過ごして、ホッとするのも束の間で
週末も、家族それぞれの予定がありますけれど
皆様にお話をするときくらいは、できれば、ゆっくりノンビリと…
心がふんわりと軽くなったり、ゆったりと気の休まるような
話題をお届けできたら良いですね。
そう想いつつも、アレコレとアタマの中に浮かぶことなど眺めていると
明るいことばかりではなく、厳しいこともあるやもしれません。
それらのプラスとマイナスをひっくるめて、足し合わせてみたら…
ホンノスコシでも「前に向かっていると思えるような」方向を見つけて進んでいけそうな
ささやかでも「明るい見通しが持てること」を、心より願って
私の「小さなお話」をはじめましょう。
月曜日。
(先日もお話いたしましたように)
「NPOジョブコーチ・ネットワーク」代表をなさっている小川浩先生から
「自閉症の人の就労についてⅡ」というお話を伺ってまいりました。
(昨年度、横浜市発達障害検討委員会の傍聴や
障害者支援センター主催の「障害福祉入門(新人職員)医療・保健・衛生等研修会研修会」に参加したことで)
子どもが学齢期にあっても
(モチロン目の前の課題も、ほんとうにイロイロとありますし
むやみに不安を持つ必要はありませんが)
5年10年、その先の子ども自身の長い人生を見通して
「今、できること」や「これからのために整備していきたいこと」が
いくつも見えてきました。
今回、小川先生のお話の中で、特に大切な点は(先生のレジメ「今日のトピックス」より抜粋)
*「就労」について整理すること
*(その「就労」という)ゴールのイメージを持とう
*社会資源の使い方
*発達障害者の就労の課題
*家庭で何をなすべきか
*分かりやすく教えるということ に集約されていると思います。
(誤解のないような形でブログに書くことを、先生からご了解を頂きました。)
私自身が「就労」ということと「福祉」ということの整理が、まだ不十分であることを
教えていただいて、「なるほど~!」と思いましたし
この辺りの整理は、これから私もkirikou本人も「障害をどう捉えるか」
「就労」を含めて、これから「どのような形で社会に参加していくのか」ということの
土台になる大切な課題のように感じました。
(因みに、この講演会のことをきっかけにして
kirikouの将来について、夫とも少し突っ込んだ話し合いをいたしました。
私の想像していた危機感のいくばくかを、夫にも伝えることができた…ように思います。)
先日もご紹介いたしました「星槎教育研究所セミナー」で
7/21(月/祝) 第1回 働くことへの支援
「発達障害がある子たちの職業的課題と支援」 小川 浩(大妻女子大学 教授)先生の
お話が予定されていますので、関心のある方は、是非どうぞ!
さて…平田オリザ氏作演出の「眠れない夜なんてない」の中にも
日本の社会の中には、居場所が見つけられないような…
「そとこもり」といわれる青年が登場していましたが…
障害がある方の「就労や自立」のみならず
「若者の生きづらさをどのように支えるのか」という課題が、浮かんでまいりました。
手元にあるのは、すでに終了したシンポジウムのチラシですが
その基調講演のタイトルが「日本におけるフリーター・ニート問題の現状と対応」で
さらに「若者自立塾の実践から」という
(株)K2インターナショナルジャパンの取り組みの報告があったようです。
(残念ながら参加はできませんでしたが、HPで調べて
お電話で少しお話を伺うことができました。
ちょうど、次に紹介する新聞記事の中でもK2の活動が取上げられていました。)
そんな折、日経新聞夕刊で6月17日~21日に
「一から始める人づくり」『発見エコノウェーブ』という4回シリーズがありました。(以下引用)
『 経済・ビジネスの世界で生まれる変化のサインから未来の潮流が垣間見える。IT(情報技術)などのスキルをもつ若い人材。反面、企業の期待とのズレもある。人づくりの発想の転換が必要になっている。』
『「言葉」鍛えて若者磨く』『「仕事の型」楽しく反復学習』
『「君も戦力」社会に導く』『百マス・写経で集中力アップ』という見出しを見ても
企業側の苦労や努力も、垣間見えてきますし
若者側の実態も、少しずつ浮き上がってくるようですね。
古い世代からの押し付けや決め付けによる「未来予想図」を描くのではなく
若い世代の方々の生きやすい社会とは、一体どんなものなのでしょうか?
20歳を過ぎる頃のkirikouを想像しながら…
「今ある社会資源や家庭の中でできることって、何だろう?」と思案しています。
そのことを、皆様のおひとりおひとりが考えていただきながら
できることを探していくこと…が大切かしら?
と言うことくらいしか、今のところ私には思いつきませんが
皆様は、いかがお考えでいらっしゃいますでしょうか?
そうでした…
実は、「この本、オモシロかったよ…」と「ニッポンには対話がない」を夫に見せたところ
いつの間にか読んでいたらしく
訳あって、時間がたっぷりあったので、PCでポイントをまとめたりして
「アノ本、なかなか面白かったよ…」と、言っていました。
実は…30年間、マジメにサラリーマンを勤め上げて参りましたが
この2ヶ月ほど、これまでの職場の慣例のような感じで
次の職場が決まるまでの、自宅待機をしておりました。
(まるで…定年退職後の生活の「予行演習」のような感じでしたので
ご想像のつく方がいらしたら、お分かりかと思いますが(苦笑いの爆発!!)
私のほうの「居心地が、ワルクッテ~!!それはそれは大変でした。」
おかげさまで…8月1日から、またお仕事に出かけることになりましたので
kirikouが成人するまでの約10年間と、その後の人生設計も含めて
もうひと頑張りしていただけますように~!!
自分のことやその他のことで、何やら忙しい…不出来な妻なりに、
心より応援しております!!
それにしても…小川先生のレジメにもありますが(以下引用)
『何故、就労が大切なのか』
「経済的自立」「社会参加」「自己実現生活のリズム」(図では、それぞれの円が重なり合っている)
3つの要素のウェイトの置き方は人それぞれ。
どのようなバランスで考えるかによって、目指す就労の形も変わる。
「就労」と言っても、どんな就労を目指すのか、柔らかく考えてみよう。
必ず「成長」があるので、スッテプを踏んでいくのも1つの方法。(引用ここまで)
先日も放送大学の社会教育学の講義の中で
これからの「生涯学習」の広がりについてのお話を聞きましたが
「働くこと」「学ぶこと」「遊ぶこと」そして「生きること」
その人それぞれのライフステージに合った、ちょうど良いバランスを見つけながら
皆様それぞれの暮らしが生き生きと輝くことを、心より願いつつ
今日のお話を終えましょう。
明るい陽射しの躍る中を、さわやかな風が吹いています。
皆様も、お健やかな佳き一日をお迎えくださいね…
先ほどから、鳥の声も賑やかに聴こえています。
今は、窓から入ってくる風もさわやかに感じられますが
日中は、関東地方も「暑くなりそうですね~!」
週間天気予報を確認すると、来週あたりまではまだ雨マークが見えますので
夏休みに入る頃「梅雨明けのお知らせ」が、届くのでしょうか?
なにやかやと慌しい一週間を過ごして、ホッとするのも束の間で
週末も、家族それぞれの予定がありますけれど
皆様にお話をするときくらいは、できれば、ゆっくりノンビリと…
心がふんわりと軽くなったり、ゆったりと気の休まるような
話題をお届けできたら良いですね。
そう想いつつも、アレコレとアタマの中に浮かぶことなど眺めていると
明るいことばかりではなく、厳しいこともあるやもしれません。
それらのプラスとマイナスをひっくるめて、足し合わせてみたら…
ホンノスコシでも「前に向かっていると思えるような」方向を見つけて進んでいけそうな
ささやかでも「明るい見通しが持てること」を、心より願って
私の「小さなお話」をはじめましょう。
月曜日。
(先日もお話いたしましたように)
「NPOジョブコーチ・ネットワーク」代表をなさっている小川浩先生から
「自閉症の人の就労についてⅡ」というお話を伺ってまいりました。
(昨年度、横浜市発達障害検討委員会の傍聴や
障害者支援センター主催の「障害福祉入門(新人職員)医療・保健・衛生等研修会研修会」に参加したことで)
子どもが学齢期にあっても
(モチロン目の前の課題も、ほんとうにイロイロとありますし
むやみに不安を持つ必要はありませんが)
5年10年、その先の子ども自身の長い人生を見通して
「今、できること」や「これからのために整備していきたいこと」が
いくつも見えてきました。
今回、小川先生のお話の中で、特に大切な点は(先生のレジメ「今日のトピックス」より抜粋)
*「就労」について整理すること
*(その「就労」という)ゴールのイメージを持とう
*社会資源の使い方
*発達障害者の就労の課題
*家庭で何をなすべきか
*分かりやすく教えるということ に集約されていると思います。
(誤解のないような形でブログに書くことを、先生からご了解を頂きました。)
私自身が「就労」ということと「福祉」ということの整理が、まだ不十分であることを
教えていただいて、「なるほど~!」と思いましたし
この辺りの整理は、これから私もkirikou本人も「障害をどう捉えるか」
「就労」を含めて、これから「どのような形で社会に参加していくのか」ということの
土台になる大切な課題のように感じました。
(因みに、この講演会のことをきっかけにして
kirikouの将来について、夫とも少し突っ込んだ話し合いをいたしました。
私の想像していた危機感のいくばくかを、夫にも伝えることができた…ように思います。)
先日もご紹介いたしました「星槎教育研究所セミナー」で
7/21(月/祝) 第1回 働くことへの支援
「発達障害がある子たちの職業的課題と支援」 小川 浩(大妻女子大学 教授)先生の
お話が予定されていますので、関心のある方は、是非どうぞ!
さて…平田オリザ氏作演出の「眠れない夜なんてない」の中にも
日本の社会の中には、居場所が見つけられないような…
「そとこもり」といわれる青年が登場していましたが…
障害がある方の「就労や自立」のみならず
「若者の生きづらさをどのように支えるのか」という課題が、浮かんでまいりました。
手元にあるのは、すでに終了したシンポジウムのチラシですが
その基調講演のタイトルが「日本におけるフリーター・ニート問題の現状と対応」で
さらに「若者自立塾の実践から」という
(株)K2インターナショナルジャパンの取り組みの報告があったようです。
(残念ながら参加はできませんでしたが、HPで調べて
お電話で少しお話を伺うことができました。
ちょうど、次に紹介する新聞記事の中でもK2の活動が取上げられていました。)
そんな折、日経新聞夕刊で6月17日~21日に
「一から始める人づくり」『発見エコノウェーブ』という4回シリーズがありました。(以下引用)
『 経済・ビジネスの世界で生まれる変化のサインから未来の潮流が垣間見える。IT(情報技術)などのスキルをもつ若い人材。反面、企業の期待とのズレもある。人づくりの発想の転換が必要になっている。』
『「言葉」鍛えて若者磨く』『「仕事の型」楽しく反復学習』
『「君も戦力」社会に導く』『百マス・写経で集中力アップ』という見出しを見ても
企業側の苦労や努力も、垣間見えてきますし
若者側の実態も、少しずつ浮き上がってくるようですね。
古い世代からの押し付けや決め付けによる「未来予想図」を描くのではなく
若い世代の方々の生きやすい社会とは、一体どんなものなのでしょうか?
20歳を過ぎる頃のkirikouを想像しながら…
「今ある社会資源や家庭の中でできることって、何だろう?」と思案しています。
そのことを、皆様のおひとりおひとりが考えていただきながら
できることを探していくこと…が大切かしら?
と言うことくらいしか、今のところ私には思いつきませんが
皆様は、いかがお考えでいらっしゃいますでしょうか?
そうでした…
実は、「この本、オモシロかったよ…」と「ニッポンには対話がない」を夫に見せたところ
いつの間にか読んでいたらしく
訳あって、時間がたっぷりあったので、PCでポイントをまとめたりして
「アノ本、なかなか面白かったよ…」と、言っていました。
実は…30年間、マジメにサラリーマンを勤め上げて参りましたが
この2ヶ月ほど、これまでの職場の慣例のような感じで
次の職場が決まるまでの、自宅待機をしておりました。
(まるで…定年退職後の生活の「予行演習」のような感じでしたので
ご想像のつく方がいらしたら、お分かりかと思いますが(苦笑いの爆発!!)
私のほうの「居心地が、ワルクッテ~!!それはそれは大変でした。」
おかげさまで…8月1日から、またお仕事に出かけることになりましたので
kirikouが成人するまでの約10年間と、その後の人生設計も含めて
もうひと頑張りしていただけますように~!!
自分のことやその他のことで、何やら忙しい…不出来な妻なりに、
心より応援しております!!
それにしても…小川先生のレジメにもありますが(以下引用)
『何故、就労が大切なのか』
「経済的自立」「社会参加」「自己実現生活のリズム」(図では、それぞれの円が重なり合っている)
3つの要素のウェイトの置き方は人それぞれ。
どのようなバランスで考えるかによって、目指す就労の形も変わる。
「就労」と言っても、どんな就労を目指すのか、柔らかく考えてみよう。
必ず「成長」があるので、スッテプを踏んでいくのも1つの方法。(引用ここまで)
先日も放送大学の社会教育学の講義の中で
これからの「生涯学習」の広がりについてのお話を聞きましたが
「働くこと」「学ぶこと」「遊ぶこと」そして「生きること」
その人それぞれのライフステージに合った、ちょうど良いバランスを見つけながら
皆様それぞれの暮らしが生き生きと輝くことを、心より願いつつ
今日のお話を終えましょう。
明るい陽射しの躍る中を、さわやかな風が吹いています。
皆様も、お健やかな佳き一日をお迎えくださいね…
梅雨明け間近ゆえでしょうか、きょうはとびきり「ピーカン」といった感じで、太陽がまぶしく地上を照らしています。
こんな日には当然ながら、熱中症に十分な注意が要りますね。日陰を歩くなり、日傘をさすなり、十二分に水分をとるなり、いろいろしなくてはいけませんよね。
自閉症の人たちも含め、青年たちの就労の問題は、価値観の多様化や、いわゆる成果主義の浸透など、様々に複雑化していっているようにおもえます。
風待人さまのおっしゃった「そとこもり」については、よくはわからないのですが、最近よくいわれている「ネットカフェ難民」などの問題と関係があるのでしょうか。
十年以上前、テレビで自閉症の方々の特集をやっていて、それを家の者と一緒に見て、彼らが、各種差別のまかり通るこの現代社会の中で、いっちょまえの人間として生きていくには、まだまだ本当に沢山のハードルが、彼らの行く手に並んでいるな・・・という気になり、私自身も考えさせられました。
学校時代においてすら、彼らはハードルをいくつも越えて生きていかなくてはならない。ましてや社会に出て就労という問題にぶつかれば、また別のいくつものハードルを乗り越えなくてはならない。
上に紹介した番組の中で、アスペルガーでしたろうか、やはり自閉的スペクトラム傾向をもつ若い女性が養護学校から一般の会社へ就職を勝ち取った様子が出ていました。
その人は失敗したことを注意されると、ぷんとむくれて、みんなといっしょに仕事をしないなど企業側から見た場合、いくつかの問題点があったそうですが、幸い、企業側も彼女のすべてを理解しておられていたので、無事に就職なされたようです。
入社式に同行されたお母様も、感無量な表情であられたのが、今も印象に残っています。
上滑りしたような「成果主義」の横行するこの社会で、自閉的スペクトラムをもつ人々の就労は、少なくとも私の想像では、年々、ますます難しくなっているのではないか、と思います。
その中で、就労できた人たちの話を見聞きするたびに、どんなことがあっても、あきらめてはいけないのだな、という気になり、勇気がわく思いがいたします。
kirikou君が大人になったころには、今ほど自閉的スペクトラムを持つ人々に関する差別が、完全になくなってほしい、と願わずにはいられません。
それでは、梅雨の晴れ間ではありますが、お体にお気をつけてくださいませ。このへんで失礼いたします。
昨日、今日とほんとうに暑くなりましたね!
この暑い中、ソフトボールの試合をやっています。
(kirikouは、応援部隊ですけれど、頑張っていますよ!)
どんな人にとっても、お仕事をしたり暮らしていく上で
その人の持っているものをできるだけ活かしながら
働きやすく生きやすい環境の整うことが望まれすね。
今は、効率のよいことや何事も早いことを重視しがちなのでしょうけれど
その辺りの価値観を、もう少し緩めた形でも許容されることが可能になれば
イロイロなハンディキャップを持っている人たちにも
安心して社会に参加していく余地や余裕も生まれると思います。
これからも、その辺りの認識の行方が気になるところでしょうか。
いろいろな考え方の方々が、
それぞれを存分に生かしていく道が見つかりますように!