Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

宿題リスト・・・

2008-08-26 13:47:51 | 表現すること
kirikouのお昼ごはんは、今日も「カレーうどんを作って~!!」ということで

今年の夏休みの定番は、どういうわけでしょうか?

「熱さをもって、暑さを制す!」パターンだったのかもしれません。

といっても、kirikouがキャンプから帰ってから、
関東地方は、急に涼しくなってしまいましたね。


相変わらず、彼の宿題は捗っておりませんが、コチラも、距離をもって眺めてみれば
ある意味では「あなたと私は、別」なんですし、突き放すわけではありませんし

(「It's just Your Job!!」なんて言い方があるのやら?)

わざわざ、困らせる程「人はワルクはない」つもりですけれど

ただ「お母さんは、親切に『早くやったほうが良いよ!』って
言っているだけですからね!!」と伝えております。

あとは、kirikouが自分で考えて、自分のアタマと身体を動かすしかありません。

かく言う私もいくつかの宿題を抱えつつも、
気になるところにお出かけしたり、本を読みふけってしまったり
ついついブログを書かずにはいられない・・・困った状態にあることには変わりなく

似たもの親子さながらの様相です。


先ほど、先日の自閉症協会の熊本大会でお話を伺った際にお願いして
「京都市発達相談委員制度」のチラシを送っていただいたMさまに、ようやく

『…ひとりひとりにできることは、ほんとうにささやかですが
たくさんの方々に支えられて、助けられていると想えるようになったことが
一番の恵みに感じています。またどこかでお目にかかれますように!!』

と、お礼の葉書を書きました。

それから…迷いに迷って、(先日から、同級生同志で結婚している友人や
クラス幹事さんに電話をして、様子を聞いたりして)

いよいよ覚悟を決めて、高校の合同同窓会への「出席のお返事」を出すことにしました。

通信欄には『すっかりご無沙汰してしまいましたが…

いよいよ50歳にもなり、コワイものも減る一方で
そろそろ高校時代の記憶にも向き合ってみようかしらん、などと思っております。…』

なんて、往生際もわるく言い訳をしたりして。

人様からみたら、たいしたことがあった訳でもありませんけれど

本人にとっては、なかなか忘れられない…数々の思い出と
今思うと懐かしさと後悔の入り混じったような感覚と

「そろそろ、その人に会って謝っておかないと、悔いが残ってしまいそうな…」
そんな気がしてなりません。

まずは、ポストに投函してしまえば
ひとつだけでも宿題を片づけて、ホッとした気分になれそうです。


それから、まだまだアレコレと残っているんですけれど

とにかく期限を考えながら、優先順位を決めて取り掛からなくっちゃいけませんね!!

気がつくと、2008年も残り4ヶ月!!あと3分の一に、なってしまいましたもの。

① 10月6日に予定している「はじめのいっ~ぽ!」で開く『きょうだい児支援』の
勉強会のお知らせ作り。(できれば、いえ絶対に夏休み中!)

②「はじめのい~っぽ!」でご紹介する予定の参考図書や医療機関のリスト作り。

 (ちょっと後回しになりそうな予感もしますけれど・・・) 
 
③ 傾聴ボランティアグループ「はまぎく」の連絡網作り。(9月中旬まで)

④ 星槎大学のレポート:
  今のところ「地球生命の歴史」のスクーリングを受けただけですので
  全部で5科目も履修登録してしまって!!ダイジョウブなのでしょうか?

⑤ 特別支援教育士の資格申請(試験を受けるため)の申請書提出期限:

  10月1日(水)~10日(金)

 (指導実習のあとの勉強も、全然進んでおりませんし
  書類をみると…どうにもハードルが高く聳えているように思えてなりません。

  まぁまぁ、ここまで勉強してきたことで得たものも多々ありますので
  それだけでも、十分ですし。)

⑤ (なにやら私のことばっかりですけれど)その他に

  kirikouの通級指導が2回と療育センターでの心理検査の予定もありますし…

⑥ かねてよりの懸案事項の『家の中のお片づけ』は、

  崩壊寸前か?かなりの危機的状況に近づきつつあるのに
  見えていない振り???で、やり過ごしてきましたが、

  そろそろ、本格的に取り掛からないとマズイかも?しれません。 


などなどと、書き出して「視覚化してみると」

切羽詰って、「やる気が出てくる」のでしょうか?

かえって、メマイに襲われて「やる気を喪失する」のでしょうか?

どちらにしても…開き直って、時には「好きなことをして息抜きをしながら」

できるところから、ひとつずつ片づけていくことにいたしましょう!! 


さてさて…
できれば「ジョン・レノン・ミュージアム」のお話を詳しくできたらいいんですけれど

私にとって、この時期に訪れることができて
ほんとうに「グットタイミング」だったと思います。


少年時代から、そしてビートルズとしてのジョンの姿を、
数々の懐かしい曲を聴きながら追っていくと

今でも、ふと「All You Need Is Love」というコーラスが、
アタマのどこかに浮かんできます。

ジョンとヨーコが出会った際のエピソードを、よくご存知の方も多いと思いますし…

オノ・ヨーコさんの作品で『Yes』って書いてあるのを見た瞬間
(どこにあるのかは…お楽しみ!)

私の身勝手な解釈に過ぎないとしても、ジョンと同じように

なんだか「OKを貰った子どものように」…うれしい気持になりました。
 
そして、『Love & Peace』『Imagine』のコーナーを抜けて

白い部屋と窓のある最後のコーナーには、いつまででも佇んでいたい様な…
心地よい安心感がありました。

けれど、そこから一歩踏み出して

『あなたには、マダマダすることがあるんだよ!』と言われているような

そんな、気がしました。

お土産に買ったのは…
白い装丁の「ジョン・レノンからのメッセージ」ブックです。


(やっぱり、今のうちに書けるところまで書いておきますね!)

白い部屋に入る頃、雷鳴がとどろき始め
帰ろうとする時には、ガラスの向こうは横殴りの激しい雨になっていました。

少しだけ雨宿りをして、電車に乗って北浦和駅まで向かうと
まだ、稲光も雷鳴も間近で、雨はますます激しくなってきましたが

頃合を見計らって、遠くに見える緑の公園の中にあるという
埼玉県立近代美術館まで歩いていきました。

夏休み中ということもあったのでしょうか、建物に入ると
家族連れの小学生や友だち同士で来ているらしい中学生くらいの子どもたちが
たくさんロビーで雨宿りをしていました。

さて、お目当ては企画展「丸木スマ展-樹・花・生きものを謳う-」です。
簡単なプロフィールは知っていましたが、実際に絵を観るのは初めてです。


とにかく『観ていて楽しくって、思わず微笑んで』しまいました。

色といい、カタチといい
『感じたままに、描きたいように描いていらっしゃる』のだろうなぁ…

モチロン、ご自分では思うようにいかないとお思いなのかもしれないけれど

のびやかで、気取らなくって、自由なスマさんのそのまんまのお気持ちが、
絵からあふれ出ているように感じられました。


なんだか、それだけで
『ほんとうに、スゴイなぁ~!!』って、思ってしまいました。


そのスマさんの笑顔の写真を観ながら、

哀しいこと辛いこと、色々なことがあったとしても
一生の間に、こんなすばらしい絵を遺していくことができるなんて

ほんとうに「人の一生」って、不思議なものなんだなぁ…と思いました。


帰る頃には、ようやく空も明るくなってきて、埼玉めぐりもこれまでです。

大船行きの京浜東北線に乗ったとたんに
足はもう棒のように疲れ果てて、どうにも眠気が襲ってきてしまって

そのまんま乗り換えもせずに、うつらうつらしながら
横浜駅までノンビリと帰りました。


そうでした!その日は、私の誕生日だったんです…

このところ、たいていkirikouのキャンプと重なってしまうので
取り立てて、特別のことは何にもないんですけれど

こんな風にして、自分の思いの向くままに一日を過ごすことができるなんて
これほど幸せなことはありません。


誰に、感謝の言葉を告げたら良いのでしょう?


身近な家族と友人と…
お名前も存じ上げないままに、拙いブログをお読みくださっている方も

ほんとうに、ありがとうございます!!

自分で言うのも情けないほどに、
これからも不出来なことがたくさんあると思いますけれど

よろしかったら、もう少しの間
見守っていただけましたら、何よりもうれしいです。


どこまで行っても、いつもながら言葉が足りない様な気もいたしますが

このあたりで、ひとまずおしゃべりを終えましょう…



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