クレマチスと鯉のぼり

玄関脇に、また紫色のクレマチスが咲きました。

子どもが生まれる前には、よくお花の苗を買ってきては
プランターに植えたりしていました。

kirikou　が生まれてからは、手のかかる“生き物”の世話に追われて
小さな“ねずみの額”ほどの庭の手入れも、ままならず
雑草ばかりが元気に育っておりました。

そんな何年かの間に、何種類か植えたクレマチスの中で
この紫色の一種類だけは、今でも五月の連休のこの季節に必ず咲いています。

植物の持っている体内時計（？）はほんとうに不思議ですね。

お日様のあたる時間や気温の変化を感じて
芽を出したり、花を咲かせたりするんですもの。

調べてみると、おそらく『Ｈ．Ｆ．ヤング』という種類らしく
改めて、花びらの数が8枚ということに気づきました。

いつも見ているようでいて、意外に気づいていないこともあるんですね。

考えてみると、洋服で身につけることはほとんどありませんが
紫色のお花は、とても好きです。

なぜか、心がほっと落ち着くような気がします。

それからラベンダーの紫は、とても心惹かれる不思議な魅力があります。

北海道に行こうと思ったとき、迷わずラベンダーが景色一面に咲く風景を想いうかべて
夏の富良野に行くことにしました。

2度行った北海道旅行では、2回とも富良野のラベンダーファームを訪れています。

昨年ＰＴＡの講習会で、アロマテラピーの先生のお話を伺いましたが
ラベンダーには、「リラックス効果」があるとのこと
もともと植物の成分が、お薬として利用されるようになったことを考えると
なるほど！と、うなずけます。

お気に入りの香りや、好きな色に囲まれていると気持ちもほっとして

日々のいろいろな手間のかかることや気がかりが、なくなるわけではないけれど

ささやかな、ゆとりと余裕が生まれるような気がします。



さぁ、今日はお天気も良い「こどもの日」なので
ベランダに、いとこからもらった鯉のぼりを出してあげましょう。


クレマチスの花が、さわやかな風にそよいで

鯉のぼりも気持ちよさそうに泳ぐすがたは、ほんとうに心も晴れ晴れとします…